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日本でプレイ中の「初心者レポート」、第9回。 連合国と開戦し、ヨーロッパを制覇した日本軍は、アメリカ攻略を開始。 海戦でボロボロに負けたため、こっそり北極海方面を通って北からアメリカに上陸する作戦を決行・・・ これがうまく決まり、アメリカもついに倒れたのでした。 残る連合国は、弱体化したイギリスのみです。 |
第1回から第7回までは、以下のページをご覧下さい。 第1回、第2回、第3回、 第4回、第5回、第6回、 第7回、第8回。 |
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アメリカが事実上 倒れた今、残る連合国の主戦力はイギリスのみです。 とは言え、イギリスも植民地の相次ぐ離反ですでに弱体化・・・ あとは、いかにイギリス本土に上陸するかのみです。 |
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イギリスにはまだ海軍がいるため、旧式な上に疲弊している日本海軍が不用意に近づくのは危険。 そこで・・・ まずはイギリス本土周辺に戦闘機や海軍爆撃機を飛ばしまくり、空からイギリス空軍&海軍にダメージを与え、同時に封じ込める作戦を実施します。 名付けて「バトル・オブ・ブリテン」! ありったけの航空機をヨーロッパに派遣、指揮が回復次第、イギリス周辺海域にどんどん飛ばします! 日本の空軍研究はほぼ完了していて近代航空機となっているので、戦えば圧倒的。 ただ、イギリス本土には多数のレーダー&対空砲があるため、不用意に踏み込むとこちらもダメージは必至。 あくまでイギリス本土周辺の海域のみで戦います。 |
施設のレーダーや対空砲は、飛んでくる敵機に自動的にダメージを与えます。 これに対し部隊に配備する対空砲は、その部隊に攻撃してきた敵にのみ反撃を行います。 |
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属国となっているドイツもこの作戦をかなり支援してくれました。 ドイツは再独立しても旧ドイツの AI (行動パターン)を引き継いでいるようで、航空機の生産も積極的に行っており、日本がイギリス周辺海域で戦っている間に、イギリスの施設を戦略爆撃機してくれたりします。 ほどなくして、日独連係(?)でイギリス空軍&海軍はほとんど見かけない状態に。 安全そうになったところで、いよいよ日本海軍がパナマ運河からヨーロッパへと向かいます! 大西洋の真ん中には「バミューダ」や「アゾレス」という島があり、大西洋を横断する場合はここを経由するのが普通のようです。 しかし、アゾレス諸島はポルトガル領。 中立国への宣戦布告はもうしないと決めているので、ここは一気にヨーロッパまで横断します! このゲームの艦船は味方基地への移動なら、「作戦行動距離」の外へも移動することが可能です。 ただし行動距離外への移動中は指揮(指揮統制値)が激減するため、途中で敵艦隊に遭遇してしまうと危険です。 でも今なら敵はいないはず・・・ いっきにスペインまで移動! そして大西洋上で・・・ 連合国の南アフリカ艦隊に遭遇! ダメじゃん!! |
元の国があるのなら、独立させた国はその国の AI を引き継ぎます。 ただし、似た国でも名前や旗が違っていれば、別の国です。 別の国になった場合、その国の AI がどうなっているかは独立させてみないと解りませんが・・・ AI が用意されていない場合は歩兵ばかり生産する汎用 AI の国になります。 味方基地への移動なら、「基地移動」で地球の裏側にも行けます。 移動中は危険ですが・・・ |
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でも南アフリカ艦隊は空母のいない少数の艦隊だったので、指揮減少中の日本海軍でも難なく撃破。 艦隊は無事にヨーロッパまで到着したのでした。 ここまで来れば、もう勝ったも同然。 さっそくやる事がなくなってヒマしている陸軍を乗せ、イギリス近海へ移動。 多数の航空機に守られながら、陸軍は無事にイギリス本土の西の端「プリマス」へ上陸! そのままピストン輸送でどんどん陸軍を送り、イギリス本土を占領。 イギリス首都「ロンドン」も陥落し、こうして連合の盟主も戦いから事実上 脱落したのでした・・・ |
このゲームのイギリスは植民地とアメリカの支援で戦っているような国。 その双方がなくなると、一気に戦力は低下しますね。 |
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あとは世界中の連合国の植民地を、1つ1つ埋めていくのみです。 まだ連合国の領土が多く残るアフリカに主力を移動させ、さらにフィリピン、東南アジア諸島、ニューギニア&オーストラリアなどにも次々と部隊を派遣します。 イギリス軍 100 個師団が駐留していたタイ・ビルマ方面も、補給不足でイギリス軍が弱体化。 ヨーロッパから運んできた部隊と共に反撃を開始します。 |
アフリカは当時、ヨーロッパ諸国の植民地でした。 フィリピンはアメリカの属国、オーストラリアはこのゲームでは独立国ですが、イギリスの属国に近い国でした。 |
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また、ドイツやイタリアなどに輸送艦を譲渡、占領を手伝って貰えないか試してみます。 すると、しばらくしてイタリア軍が上陸作戦を開始してくれたのですが・・・ いきなりスエズ運河を取ってしまった! いきなりそこですかアナタ!! でも、これでイタリア軍は上陸作戦を行ってくれる事が判明。 今後、北アフリカなどを取り戻してくれるかなーと思っていたら・・・ イタリアのみなさんはアフリカなんかほっといて、もらった輸送船でカリブ海にバカンスに出かけてしまったのでした。 イタリアらし過ぎる・・・ 結局、イタリアはその後も常夏の島しか占領してくれませんでした。 でも、それでもマシな方です。 ドイツやロシアなどは、輸送艦をあげてもまったく活用してくれなかったので・・・ |
イタリアがどういう判断でカリブ海の島々に行ったのかは謎です・・・ なぜか納得してしまいますが・・・^^; |
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アフリカ大陸は広くて地形が険しい事もあり、占領に時間がかかりますが、オーストラリアやフィリピンなど、他の地域の占領はほぼ完了。 中東やカリブ海の島々などの連合国植民地も占領していきます。 その後、いよいよ最後に太平洋の島々の占領を開始。 もう守備隊はほとんどいないので、ハワイなどもガラ空き。 複数の部隊を同時上陸させて一気に占領します。 こうして、もう連合国の抵抗はないと思われたのですが・・・ |
画像のように、下船ボタンを押してから部隊を1つ1つ上陸させれば、1つの艦隊から同時に複数の場所へ上陸作戦が行えます。 逆に、同時に複数の場所から一斉に乗り込むことも出来ます。 |
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イギリス最後の勝利ポイントのある島に上陸しようとした矢先、大量の空母と高い指揮を持つイギリス海軍 約 30 個艦隊が迎撃に出撃! こちらはもう迎撃なんて受けないだろうと思っていたので、劣勢になってしまいピンチ! しかし目の前の島さえ占領してしまえば戦争は終わる。 上陸部隊はそのまま上陸を続行! こうして・・・ 1954年10月、両軍の機動艦隊が激しく砲火を交える中、イギリス最後の島が陥落し、それにより両艦隊の戦闘が終結するというドラマチックな展開で、連合国の盟主はついに降ったのでした・・・ ほどなくしてアメリカ最後の島も占領され、アメリカも降伏。 |
国が降伏(併合)すれば、戦闘も直ちに終了します。 しかしここでイギリスの機動艦隊が出てくるとは思わなかった… |
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さらに驚く事に、そのすぐ後にフランス最後の領土も占領され降伏したのですが、フランスにトドメを刺したのは独立させていた「インドネシア」の部隊でした。 これはきっと東南アジアの人々が、自らの手でヨーロッパの植民地支配を打倒したという事に違いない!? その後、部隊が少なすぎて手間取っていた南アフリカの占領も終え、アフリカの連合国植民地&属国も消滅。 こうして世界から、「ネパール」と「ブータン」以外の連合国は全て消え去ったのでした。 |
一番の驚きは、イタリアやロシア、ドイツでさえまともにやってくれなかった上陸作戦を、インドネシアがやった事かも。 |
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ヒマラヤ山脈にある小国「ネパール」と「ブータン」はイギリスの属国だった国ですが、周辺を中立国であるインドとチベットに囲まれているため、インドかチベットをどうにかしないと占領できません。 しかしインドとチベットは中立国。 ネパール&ブータンも一応 連合国なので、和平に応じてくれません。 でもどうせ無害な小国だし、これで今回は目的完了という事で、このままゲームを終了しようと思っていたのですが・・・ ここで、信じられない出来事が!! 凱旋帰国中の日本艦隊の前に、突然ネパール国籍の超大規模艦隊が出現!! その数なんと・・・ 393個艦隊!! はぁ〜!? 393 ってなんだぁーーー!! |
英領インドが独立してもブータンとネパールはイギリスの属国のままなので、インド独立後はこうなってしまいます。 | |||||
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もちろんこんな事、通常は起こりません!! 特別な事態だと思ってください… |
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山国のネパールに海軍があるはずがない。 しかし、目の前には数え切れない空母を含む恐るべき大艦隊がいる! これはいったい何事だ! まさか連合国の怨念が集結した亡霊艦隊なのか!? しかし空母がある幽霊船ってシャレになってないぞ! 謎の大艦隊は滅び去ったはずのアメリカやイギリスの軍艦で構成されている模様。 指揮が少ないため、どんどん撃破していく事は出来ます。 しかしなにせ数が 300 以上! こんなの倒しきる事が出来るはずもなく、こちらの被害も甚大になり、たまらず撤退! 逃げ延びた後、謎の大艦隊はそのまま何処かへと消えていきました・・・ ネパールはもう放置して終了しようと思っていましたが、こうなるとそうもいかない。 連合国にトドメを刺し、彷徨える魂を成仏させなければ、再び連合の怨念が日本に危機をもたらすかもしれない! ここに来て戦いはオカルトに突入。 日本軍は最後の連合国、ネパール&ブータンへの進攻準備を開始する事になるのでした。 しかしネパールとブータンは中立国に囲まれているため、直接攻め込めない。 そこで・・・ 空挺兵を使い、空から「空挺強襲」をやってみることに! |
どうやら艦船は、国が滅亡しても同盟国へと離脱していくようです。 ただ、普段はこの離脱・移籍処理がうまく行われないようで、データ上にしか残らない艦隊になってしまう事が多いようです。 しかしこの時は… 原因は不明ですが、その艦隊が一斉に浮上してきた模様です。 何が原因だったんだろう? やはり連合の呪い…? |
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落下傘部隊で空から降下する空挺強襲は、輸送機と空挺兵がセットで必要で、生産に時間がかかり、輸送機が届く範囲にしか行えず、輸送機の研究は戦略爆撃機の研究と一緒なので、普段はあまり研究を進めません。 そのため今まで使わなかったのですが、もう後はネパールとブータンだけだし、時間もたっぷり残っているので、ノンビリ生産と研究を行いながら準備を進めます。 そして約半年後・・・ ようやく部隊が完成。 関連するドクトリン(戦術)の研究も行っておき、ネパール&ブータンに近い場所に空港も建設。 そして完成した空挺兵12個師団と輸送機12部隊をそれぞれ現地に移動させます。 指揮も回復させ、ようやく長い準備期間を経て用意が完了。 いよいよ空挺強襲を実行します! が・・・ なぜか出来ない! 命令は出せるのですが、なんの音沙汰もなく、実行してくれない。 操作が悪いのかと色々やってみるのですが、どうやっても動かない。 |
空挺兵はどうしても準備に時間がかかるので、扱いづらいんですよね… ただ、空挺兵が強すぎると、ドイツがイギリス本土を空から占領できたりしてしまう。 だからあまり強くする事も出来ないんでしょうね。 輸送機は「輸送機」という名前ですが、普通の輸送には使えません。 なので空挺兵と輸送機は別々に現地に運ぶ必要があります。 |
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なぜだ! と色々調べているうちに、ふと気がつきました。 「はっ、まさか、領空侵犯・・・」 そう、国境は空にも広がっているのです。 たとえ空を飛び越える場合でも、中立国を通過することは出来ない訳ですね・・・ こうなるといよいよ中立国に宣戦布告するしかない。 外交で「軍の通行の許可」を求める方法もありますが、インドは元イギリス領だった事もあり、友好度は最悪。 チベットはバリバリの孤立主義なので、そんな外交には応じてくれません。 スパイでクーデターを起こす方法も考えましたが、今からスパイをして準備していたのでは時間がかかり過ぎるし、「クーデター」なんてものを起こすくらいなら宣戦布告します。 と言うわけで、仕方なくチベットに宣戦布告。 空だけでも通行させてもらいます・・・ |
「もっと早く気付けよ」と言われそうですが・・・ ^^; | |||||
チベットに宣戦布告したらすぐに輸送機が活動を開始、ブータン上空にパラシュートが開き、空挺強襲が開始されます! よーし、これで連合国も終わりだ! と、思ったら・・・ 空挺部隊は大苦戦、このままでは負けてしまう! 空挺強襲は大きなペナルティーを受けてしまうため、戦闘ではかなり不利です。 おまけにブータンは山岳地なので守備側がかなり有利。 あわてて戦術爆撃機に「阻止攻撃」の命令を与え、一斉に支援に向かわせます! この支援によって辛くも勝利。 もし負けたら撤退先がないので部隊は壊滅です。 危なかった・・・ ブータンを占領後、すぐに輸送機で「空輸補給」を行います。 空から補給物資を投下する「空輸補給」は効率が悪いので普段はまず使わないのですが、今回のような占領地が孤立しているような時でも補給を与えることが出来ます。 |
空挺強襲は戦力-75%。 ただし「戦術爆撃機」のドクトリン(戦術)研究でペナルティーは軽減され、最後には逆に有利になります。 だから本当はこの時、空挺強襲はそんなに不利ではなく、単に山だから負けてただけですけどね。 戦術爆撃機の研究で空挺強襲の効果が上がるのは… 「人で爆撃」だから? ^^; |
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空輸補給によって空挺兵の指揮が回復次第、ブータンに空港を設置し、最後の連合国となったネパールに空挺強襲。 今度は最初から戦術爆撃機の阻止攻撃も行ったため、難なく勝利、占領。 ネパールとブータンを併合し、今度こそ連合国は地球上から消滅したのでした。 おそらく連合国の亡霊も、これで常世の闇に葬られたに違いありません。 こうして 1955年6月 「枢軸国」「共産国」「連合国」 の三大陣営は消え去り、今回の目的も達せられたのでした・・・ |
空輸補給は届く物資の量が少ないので普段は使いません。 輸送機のドクトリン(戦術)研究が進んでいないなら尚更です。 |
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まだ終了まで2年半あるので、やろうと思えば世界征服も可能かもしれませんが・・・ 今回はこれで終了します。 この戦争の結果、この世界がこれからどうなっていくのかは・・・ あえて想像しません。 ^^; |
明るいところが、ほぼ領土か属国です。 結局、中東とアフリカの一部、インド周辺、南米以外は倒してしまいましたね… |
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