大戦略1941 ゲーム概要・技術開発解説
大戦略1941」 は太平洋戦争の日本とアメリカの戦いを扱った、完全ターン制の戦術シミュレーションゲームです。

史実を元にした日米合計 195 のユニットが登場し、各ステージのクリアを目指します。
ゲームは 「大戦略」 を基本とした一般的なシステムであり、難しいルールは存在しないため、初心者でもプレイしやすい内容です。

ただ、太平洋戦争が舞台であるため、ステージのほとんどは 「海」 です。
そのため、艦船と空母、航空機の使用がメインであり、陸上部隊や歩兵による都市占領などはあまり行う機会がありません。
この点は他の戦術シミュレーションと違う点と言えます。

ゲームは日本軍による 「キャンペーン」 方式で進みます。
1つのステージをクリアする事で次のステージに進む、と言う形で進行し、途中の作戦の結果により大きく3つのルートに戦局が分岐します。
資金や生産した兵器は次のマップ以降に持ち越しすることが可能で、ユニット(兵器)は敵を倒す事で経験を得て 「レベルアップ」 して少しずつ強くなり、さらに 「改造」 によって能力を高める事も出来ます。

ステージ開始前には 「ブリーフィング画面」 があり、ここで作戦説明と、ユニットの生産や改造、技術力支援が行えます。
各ステージでは、ここで生産した兵器を配置して戦闘を行います。
兵器の武装をここで予め変更しておく事も可能です。

改造」 はユニットに施す事で、攻撃力や防御力、移動力などの能力を向上させる事が出来るものですが、該当の 「改造技術」 と資金が必要になります。
「改造技術」 は通常、ステージをクリアするごとに1つずつ取得する事が出来ます。

技術力支援」 は特定の分野に投資を行う事で、兵器の登場時期を早める効果があります。

ステージ中のゲームシステム解説と、基本的な戦略は Stage1 軍事演習 & 基本戦術説明 のページ、および Stage2Stage3Stage4 の序盤のステージ攻略ページで説明しています。


ここでは、ブリーフィング時の 「改造技術」 と 「開発投資」 について解説を行いましょう。

ステージ開始前に新たに開発された 「兵器」 が紹介されます。
全ての兵器には史実に基づいた 「開発時期」 が設定されており、ステージの開始日が開発時期を過ぎていれば、その兵器が新登場します。
そして、この 「開発時期」 は 「技術力支援」 で資金投資をする事で早める事が出来ます。
例えば 「空戦兵器」 に投資すれば航空機の登場が早くなります。
投資はあくまで 「登場時期を早める」 だけなので、全く技術投資しなくても、それぞれの兵器は史実に即した年月に開発され、登場します。
ただ、一部の兵器(史実では開発が間に合わなかった兵器など)は、登場日が終戦後の年月に設定されていますから、投資を行わなければ出現しません。
このゲームの主力は航空機部隊なので、「空戦兵器技術力」 を中心に投資するのが一番有利になるでしょう。

なお、新兵器が登場すると、そのユニットを1つ(タダで)貰えます。
しかし、すでに保有部隊数が上限の 128 に達している場合は貰えません。
ですから、部隊を上限まで持つ事はせず、ある程度の余裕を持っておくようにした方がいいでしょう。

技術力投資には、「改造技術力」 の項目もあります。
これは兵器の登場時期を早めるものではなく、改造技術の登場時期を早めるものですが、改造技術は兵器と違い、開発されたらすぐに手に入る(使用可能になる)訳ではありません。
そのため、開発がされても、それが特に報告される事はありません。
「改造技術」 はステージクリア時に、開発されたものからランダムに1つが選ばれて、取得する事が出来ます。
つまり、開発されていても、どれが手に入るかは解りません。
また、もしその時点で開発されている改造技術を全て取得している場合は、ステージクリアしても何も入手できません。

「改造技術」 はステージ中にマップの特定の場所で 「拾う」 ことも出来ますが、この拾える技術は、どこでどれが入手できるかが決まっています。 これにはランダムはありません。
よって、拾って入手した技術に関しては、「改造技術力」 の投資は全く関係ありません。
しかし、全ての技術が拾える訳ではありません。 例えば、攻撃力や防御力を 20% や 30% 以上上げるような、効果の高い改造技術は、ステージクリア後にしか入手できず、開発時期も遅めです。
よって、これらの入手確率を増やすためには、技術力投資が必要になります。

改造技術 はゲームをエンディングまで進めた後も、引き継ぐ事が可能です。
また、一度のプレイでその全てを入手する事は不可能です。
投資をしたからといって必ず目的のものが入手できる訳ではありませんから、投資の優先度は低いと言えますが、2週目以降を視野に入れるのであれば投資しておきたい技術です。

兵器の登場時期や改造技術の開発時期は、次のページで一覧表記しています。

トップページへ戻る 技術と兵器の開発年月一覧