このページでは、「スタンダード大戦略・失われた勝利」 に登場するドイツ以外の兵器で有用なものを、史実における概要と共に掲載しています。
すなわち、「ソビエト連邦」 「アメリカ」 「イギリス」 の兵器です。
第二次世界大戦のドイツの兵器は基本的に優秀でしたが、もちろん他の国にも優秀な兵器は存在しました。
スタンダード大戦略では敵兵器の 「鹵獲」 が可能なので、うまくやればこれらをゲットして、自分で使うこともできます!
鹵獲は敵兵器が都市や空港などに 「格納」 されている状態で、その都市や空港を占領しなくてはなりません。
よって、敵兵器にダメージを与え、格納できる敵拠点をワザと空けておき、そこに敵が修理に戻った所を狙って封鎖・占領するのが有効な方法となります。
航空機の場合は燃料が少ない場合も補給に戻るので、そこを狙うのもいいでしょう。
ステージによっては、開始直後、敵が発進する前に抑えてしまうのが有効な場面もあります。
数値は スタンダード大戦略 における能力で、そのユニットに関連した主要な能力のみを表記しています。
攻撃力の表記は、「威力×装備数×射撃数」 です。 ただし、装備と射数が 1 の場合は省略しています。
また、2つの武器を同時に撃つ場合は 「+」 を付けています。
威力の数値は兵器攻撃が赤、地形攻撃が青で表記しています。
解説には、史実における機体の概要と、ゲームで使用する際のアドバイスを掲載しています。
【 ソビエト連邦 】
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ソビエト軍 生産型 Lv2 |
T-34 中戦車 |
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大砲攻撃
21 (命中 132) |
移動力
8 |
対地防御
19 |
機銃攻撃
2×5 + 2×5 (命中 164) |
耐久力
34 |
重量
28 |
第二次世界大戦の歴史を変えたと言われる戦車。 ソビエトの救国の戦車だ。
装甲を斜めに取り付けて、弾が当たっても斜面で滑るようにした 「避弾経始」 と呼ばれる形状を世界で初めて 本格的に取り入れた戦車で、その優れた装甲はドイツ軍の
「III号戦車」 や 「IV号戦車」 の砲弾をことごとく跳ね返し、ドイツに 「T-34 ショック」 と呼ばれる衝撃を与えた。
さらに、当時のドイツの戦車よりも強力な大砲を装備し、泥沼でも軽快に走れる機動力も兼ね備え、モスクワに進攻しようとするドイツ軍を撃退。 ソ連軍による反撃のきっかけを作った。
このゲームでは単に 「T-34」 という名前だが、一般には初期の T-34 は 「T-34/76」 と呼ばれる事が多い。 |
ゲーム上で本格的に登場するのは 「タイフーン」 からだが、「バルバロッサ」 の最初の方のステージにも試作機っぽいのが何機が存在している。
これらを鹵獲できれば、その時点のドイツの戦車より優秀なので、そのまま即戦力として活用できるだろう!
「ブラウ」 でティーガーが登場すると役不足になるが、ドイツの重戦車に昇格することも出来るので、経験を貯めても無駄にはならない。 また、移動と防御を兼ね備える車体は砲塔交換用の素材としても有用だ。 |
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ソビエト軍 生産型 Lv3 |
T-34-85 中戦車 |
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大砲攻撃
31 (命中 158) |
移動力
8 |
対地防御
24 |
機銃攻撃
2×5 + 2×5 (命中 164) |
耐久力
38 |
重量
32 |
「T-34」 はその優れた性能でドイツ軍を撃退したが、ドイツ軍がそれに対抗して 「ティーガー」 や 「パンター」 を開発してくると、再び劣勢になってしまった。
さらに T-34 は、乗務員が少なくて忙しいとか、無線がなくて連絡が取れないとか、色々と問題も多かった。
そこで、パワーアップした 85mm の大砲を搭載し、装甲も強化して、搭乗員の数も増やし、無線も標準装備するなど、色々と改良を行った T-34
の後期型が開発された。 それが 「T-34/85」 だ。
以後、この戦車はソ連の主力として活躍、戦後も東側各国に輸出され、朝鮮戦争でもアメリカ軍と戦っている。 |
「ウクライナ防衛戦」 の後半から登場し始める T-34 の後期型。 相変わらずバランスの取れた性能を持つ。
ただ、この頃にはドイツにもパンターが登場しているため、あまり 「強い」 という感じは受けないだろう。
しかし重量が 32 と軽めなので、鹵獲すればやや軽量型の快速主力戦車として使うことが出来る。
砲塔交換用の車体としては、T-34(初期型)の方が性能はほぼ同じで軽いので、初期型の方がいい。 |
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ソビエト軍 初期配置 Lv3 |
KV-1 重戦車 |
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大砲攻撃
21 (命中 132) |
移動力
4 |
対地防御
29 |
機銃攻撃
2×5 + 2×5 (命中 164) |
耐久力
54 |
重量
48 |
ソ連の大戦初期の重戦車。 敵の砲弾を跳ね返す重装甲でドイツ軍の前に立ち塞がった、動く要塞だ。
街道上に現れたたった1台の KV-1 に、ドイツの軍団が3日も立ち往生したというエピソードもある。
しかし、車体がすごく重く、その割にエンジンは非力なので、遅すぎて進軍中においてけぼりになるし、足回りがすぐ壊れるし、雪や泥にもハマるしで、便利な戦車という訳ではなかった。 装甲の割に、攻撃力も低い。
結局、他の戦車と行動を共にする事が出来ないため、戦争の中期以降は補助役に回されてしまった。 |
「バルバロッサ」 の頃から登場するメチャ硬い重戦車。 たとえ 「電撃戦」 でティーガーをゲットしていても、これを戦車砲で撃破するのはかなり大変だ。 遭遇したら、素直に急降下爆撃機などを派遣した方がいい。
ゲット出来れば、文字通り 「盾」 として活躍できるだろう。 対空防御も 10 あるので空からの攻撃にも強い。
ただ、最初から Lv3 なので経験を貯めてもティーガーやパンターに出来ないし、攻撃力が低いのでティーガーが登場する 「ブラウ」 のシナリオの頃には役不足となる。 積極的に経験を貯める必要はないだろう。 |
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ソビエト軍 生産型 Lv1 |
SU-100 |
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大砲攻撃
43 (命中 176) |
移動力
7 |
対地防御
24 |
機銃攻撃
なし |
耐久力
37 |
重量
32 |
ソ連の駆逐戦車 「SU」 シリーズの後期型。 「SU」 とはロシア語の 「駆逐戦車」 の頭文字。
車体に大砲が直接付いている 駆逐戦車(突撃砲) はドイツが作ったものだが、その活躍を見ていたソビエトの将兵は、当然のようにこう思った。 「うちもあんなの欲しい」。
で、T-34 の車体を駆逐戦車にして、85mm 砲を付けた 「SU-85」 が作られ量産されたのだが、戦争後期には T-34 も 85mm 砲を乗せるようになった。(T-34-85)
なので、駆逐戦車には新たに 100mm 砲が付けられることになった。 それがこの SU-100 だ。 |
それほど 「欲しい」 という訳ではないけど・・・ 同レベルの駆逐戦車をドイツで作ろうと思ったら大変なので、鹵獲で手軽に手に入るのは嬉しくはある。 攻撃力や防御力の割に重量が軽く、移動も早いのが利点だ。
SU-100 は戦争後期のタイプなので、本格的な登場は 「バグラチオン」 以降だが、登場するようになったら普通に生産されてくるし数も割と多いので、鹵獲は難しくないだろう。
弾が3発しかないし移動後の命中も低いが・・・ 改造すれば、高速駆逐戦車として使うことができるだろう。 |
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ソビエト軍 初期配置 Lv4 |
IS-2 重戦車 |
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大砲攻撃
42 (命中 156) |
移動力
5 |
対地防御
29 |
機銃攻撃
2×5 + 2×5 (命中 164) |
耐久力
62 |
重量
46 |
「T-34」 でドイツにショックを与えたソ連だが、ソ連もドイツの 「ティーガーI」 を見てショックを受けた。
で、「アレを越える戦車を作らないとヤバイ!」 と思ったソ連はティーガーを研究し、それに対抗できる対戦車砲 85mm 長砲身砲 と、重装甲を持つ車体を開発、これを組み合わせて
「IS-1」 を完成させた。
ところがこの IS-1、実際に使ってみると、ティーガーを射程に入れる前にティーガーに先に撃たれて撃破されてしまう事がわかった。 「それじゃあダメじゃん!」
という訳で、さらにパワーアップした 122mm の戦車砲が開発され、IS 戦車にはこれを新たに搭載することになった。 これが IS-2 だ。
ただ、重装甲&重武装でコンパクトな車体となっているため、車内は最悪に狭く、搭載弾数も少ない。
名前の 「IS」 はソビエトの独裁者 「ヨシフ・スターリン」 の頭文字で、そのため 「スターリン戦車」 と呼ばれる。 |
パンター並の攻撃力と、ティーガーに勝る対地/対空防御を持つ、ソ連の強力な戦車だ。
でも実際に戦ってみると、パンターやティーガーより優先が遅いので、敵としてはそれほどの強くなかったりする。
しかし鹵獲できれば、重量が 50 以下で空からの攻撃にも強いので、使い手はある。
ただ問題は、弾数の少なさだ・・・ 主砲の弾数がたった3発しかない。 これは改造で補う手もあるが、砲塔交換をするのもお勧めだ。 強さの割に軽めの車体は、砲塔交換用の素材として扱いやすい。 |
*追記 : この戦車は 「IS」 と表記される場合と 「JS」 と表記される場合があります。 過去のアドバンスド大戦略では JS になっていた事もありますが、今作では
IS 表記が使われています。 ロシア語表記では 「IS」、東ヨーロッパ表記では 「JS」 となるようで、ドイツでも JS が使われていた様ですが、どちらも間違いではないようです。
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ソビエト軍 初期配置 Lv3 |
ISU-152 |
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大砲攻撃 (射程1〜2)
115 (命中 120) |
移動力
5 |
対地防御
26 |
機銃攻撃
4×4 (命中 172) |
耐久力
49 |
重量
46 |
重戦車 「IS」 の車体をベースにして作ったかなり大型の突撃砲。 戦車に載せられた大砲としては最大級である 152mm 砲を搭載し、その圧倒的な破壊力で
「ティーガー(虎)」 や 「パンター(豹)」 も撃破出来たので、
「ズヴェルボイ(猛獣殺し)」 の異名で呼ばれていた。
でも、これだけデカい弾だと弾速はあまり速くないので、実際には対戦車戦闘にはそれほど向いていなかった。
本来は陣地や要塞を破壊するための支援砲撃用の戦車であり、戦争後期の都市攻撃などで活躍している。 |
スタンダード大戦略のズヴェルボイは戦車ではなく 「自走歩兵砲」 として登場、移動後の間接攻撃が可能だ。
支援戦車の類としてはこのゲーム最強の兵器で、地形攻撃力は 100 を越える!
ただ、命中は 120 あるが、突撃砲(車体に大砲が付いている)&短射程なので、実際の移動後の命中率は非常に低い。 でも、命中率がさらに劣悪なドイツの支援戦車よりははるかにマシだ。
使う際は、射程2というのは気にせず、射程1の地形攻撃用兵器として使った方がいいだろう。 これだけの地形攻撃力があれば、占領の補助や、都市や空港の破壊に使うことも可能だ。
弾がたった2発しかないので改造や補給車で補う事が必要。 鹵獲はすぐ補給に戻るので、けっこう簡単だ。 |
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ソビエト軍 初期配置 Lv4 |
KV-85 重戦車 |
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大砲攻撃
31 (命中 158) |
移動力
6 |
対地防御
26 |
機銃攻撃
2×5 + 2×5 (命中 164) |
耐久力
52 |
重量
46 |
重戦車 KV-1 の改造+砲塔交換型。 KV-1 は装甲が厚くて防御力はあったが、重すぎて速度が遅く、攻撃力も低くて評判が悪かった。 そこで装甲を削って重量を軽くし、速度をアップした改造型
「KV-1S」 が作られた。
しかし、ウリの防御力が下がったうえに攻撃力は低いままだったので、やはり評判はイマイチだった。
そうこうしているうちにドイツは強力な重戦車 「ティーガーI」 を投入、そこでソ連はそれに対抗すべく 85mm の戦車砲を搭載した
「IS-1」 という重戦車を開発するが、85mm 砲ではティーガー相手には役不足な事が判明。
でも新型戦車の投入を急ぐ必要もあったので、KV-1S の車体をさらに改良して IS-1 用だった 85mm の戦車砲を載せたものが、IS-2
完成までの一時しのぎとして作られた。 これが 「KV-85」 だ。
一時しのぎであるため生産数は少ないが、バランスの良い性能を持ち、終戦まで最前線で戦っている。 |
KV-1 の改良型・・・ と言いたいが、スピードが2も上がっているため、使用感はかなり異なる。
燃料が 71 と多く、燃料タンクも装備可能で、耐久力も高く、バランスの取れた性能でかなり使いやすい。
また、元々が重戦車なので重い砲塔を載せても重量があまり変わらないため、砲塔交換もしやすい。
ただ、この戦車はかなりのレアユニットで、登場する場所は 「ウクライナ防衛戦」 の テルノポリ のみだ・・・
しかもこのステージはクリアが難しいため、ゲットは大変。 狙うなら、2週目以降をお勧めしたい。
ウクライナ防衛戦のリヴォフなど、他のマップでの出現報告も頂いています。
短い期間、昇格兵器(T-34-85からの昇格)として登場する場合もあるようですが、すぐに廃絶され IS-2 に切り替わってしまうようです。
時期としては 1943年の10〜11月頃のようです。 |
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ソビエト軍 初期配置 Lv2 |
T-40 水陸両用戦車 |
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大砲攻撃
なし |
移動力
6 |
対地防御
4 |
機銃攻撃
4×4 + 2×5 (命中 172 164) |
耐久力
12 |
重量
6 |
名前の通り、水の上も走れる戦車だ! 車体がボートのようになっていて、後部にはスクリューが付いている。
ソビエトには川や沼が多いためか、第二次大戦が始まる前のソ連はこうした水陸両用戦車を結構作っていて、第二次大戦が始まる直前に日本とソ連が戦った
「ノモンハン事件」 では、初期型の水陸両用戦車が湖を渡って日本軍を奇襲するなどして活躍している。
だが、水の上を走るには車体が軽くないといけないので、装甲や武装は小さくしなければならず、そのためドイツの戦車には全く太刀打ち出来ないまま、一方的にやられてしまった。
「T-40」 は大戦中に作られた新型だが、やはりドイツ軍に歯が立たず、大戦中期に生産中止になっている。 |
スタンダード大戦略ではアリエナイぐらい便利な戦車だ!! このゲームの移動属性は車体に付属している。
よって、水陸両用の車体に砲塔交換で強力な大砲を載せれば、川も移動できる強力な戦車が作れてしまう!
もちろん、こんな戦車に重い大砲を載せれば移動力は最低の1になってしまうのだが、「失われた勝利」 の中盤に入れば 「エンジン高出力化」 などの移動力アップの改造ができるようになるので、それである程度は補う事が出来る。 川が渡れて高い攻撃力を持つ戦車は、非常に便利に活用する事が出来るだろう!
「T-40」 は水陸両用戦車の新型だが、鹵獲できるチャンスは少ない。 だが、1つ下の 「T-37A」 なら生産もされるので、鹵獲できる機会は多い。 細かい性能差を気にするようなものではないので、T-37A
でもいいだろう。 |
※追記・T-40捜索情報
●T40ならレニングラード前のリーガやタリンで見かけた気がします。 レニングラードにいるT40は確か都市に格納されてる列車に入っていて、自分は1ターン目にその都市を塞いで捕獲しました。
キエフ方面にも結構居ますよ。 (ミハイルさんより)
●T-40はバルバロッサのレニングラードやタイフーン初期シナリオで普通に生産してきます。 ただ、鹵獲に成功した時、私はレニングラードを何回か引き分け再戦していましたので、どうも生産期間は1941年末の僅かな期間だけのようです。 一旦生産が始まったら沢山作ってくれます。(カレイジャスさんより)
●T-40は9月ごろになると確実に生産してきます。 あまり生産数が多くないので航空機で塞ぐなどすればいいでしょう。(ベルケパンサーさんより) |
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ソビエト軍 生産型 Lv2 |
BT-7A 高速戦車 |
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大砲攻撃 (射程1〜2)
76 (命中 74) |
移動力
8 |
対地防御
5 |
機銃攻撃
2×5 + 2×5 (命中 164) |
耐久力
20 |
重量
14 |
「BT」 シリーズは、第二次世界大戦の前にソ連が作っていた 「快速戦車」 だ。
装甲は薄いが、当時としては強力な大砲と高い移動力を持ち、大戦初期の主力として配備されていた。
だが、やたら燃えやすいガソリンエンジンを搭載していたため、装甲の薄さもあって、敵の攻撃ですぐ燃えた。
ソ連が第二次大戦の直前に日本軍と戦った 「ノモンハン事件」 では、歩兵の火炎ビンとかで燃やされまくった。
そのため、ソ連は以後、戦車のエンジンを燃えにくいディーゼルエンジンに変えようとしたが、その途中でドイツとの戦争が始まってしまい、ドイツ軍の砲撃でやっぱり燃えまくっている。
「BT-7A」 は、BT-7 の砲塔を、歩兵支援用の榴弾砲(炸裂する対歩兵用の弾)にしたものだ。 |
この戦車、ハッキリ言って弱いのだが・・・ 欲しいのはその砲塔だ。 射程2の支援用の砲塔がついている。
支援戦車なので移動後の間接攻撃が可能で、地形攻撃力 76 は、砲塔型の支援砲としては一番威力が高い。
また、砲塔についている大砲の方が、ドイツの支援戦車のような突撃砲よりも、移動後の命中率が高い。
この戦車の砲塔を 「砲塔交換」 で他の車体に搭載すれば、支援型ティーガーとか、パンター支援戦車とかの派生型を作り出すことが出来る。
強いと言えるかどうかは微妙だが・・・ ドイツの支援戦車は命中率があまりに低すぎてダメダメなので、それを使うよりは役に立つはずだ。 鹵獲は初期のシナリオのうちから可能で、1つあれば十分だろう。 |
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ソビエト軍 初期配置 Lv1 |
ZIS-6 BM-13付 |
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ロケット砲 (射程 2〜3)
53×8 (命中 71) |
移動力
8 |
対地防御
0 |
弾数
2 |
耐久力
9 |
重量
4 |
通称 「カチューシャ」 と呼ばれる自走ロケット砲。 「ZIS-6」 というトラックにロケット砲を搭載したものだ。
ロケット砲は命中精度は期待できないが、一度に大量に発射できて火力も強く、撃った周辺を爆炎と爆音で包む事もできるため、歩兵に与える精神的ダメージも大きかった。
ドイツ兵は、見た目がパイプオルガンに似ている事から 「スターリンのオルガン」 と呼んで恐れたと言う。
ちなみに、この兵器の愛称 「カチューシャ」 は、連装ロケット砲の通称として、現代でも世界中で使われている。 |
「欲しいユニット」 である事は間違いないので、ここで紹介したが・・・ 実際のところ、これが鹵獲できる機会はほぼないだろう。 「バルバロッサ」
や 「タイフーン」 で少量登場するので、その時に鹵獲できれば便利だろうけど、あまりにもモロ過ぎて攻撃したらすぐ壊れるし、なかなか撃ってこないので弾切れ後の補給も狙えない。
それに、かなり攻撃力が強いので、撃たれたらハッキリ言って危ない!!
基本的には、見つけ次第すぐ破壊して、大きなダメージを受ける前に対処しよう。
ゲーム中盤、リトルサターンの頃にはドイツにも 「自走ロケット砲」 が登場するので、無理は禁物。 |
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ソビエト軍 初期配置 Lv1 |
軍用列車 |
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輸送量
4 |
移動力
10 |
対地防御
0 |
搭載可能寸法
9 |
耐久力
80 |
重量
50 |
ソ連の列車。 第二次世界大戦では軍用の列車は輸送車として多用され、長距離移動は列車が基本だった。
ソ連では 「広軌」 と呼ばれる線路を使っていて、ヨーロッパの線路とは線路の幅が違ったので、ヨーロッパの列車はそのままでは走れなかった。 |
ただの列車なのだが・・・ ソビエトの土地の線路は 「広軌」 になっているため、ヨーロッパの列車が走れない。
なので、列車で輸送がしたい場合は、1マス1マス工作車で 「改軌」 していくか、ソ連の列車が必要になる。
移動力は各国の列車の中では最低の 10 しかないのだが・・・ 広軌の線路が走れるのはこれだけなので、その意味で貴重だ。 使う機会は少ないかもしれないが、1つ確保しておきたい。 |
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ソビエト軍 生産型 Lv2 |
Il-2M シュトルモビク |
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機銃攻撃
7×2×4 + 2×2×10 |
移動力
13 |
対地防御
5 |
対地命中
193 181 |
爆弾攻撃
50×4(命中121) |
耐久力
27 |
燃料
55 |
ソ連の作った、世界一たくさん生産された航空機。 ソビエト軍の空の主力と言える。
低空を低速で安定して飛行しながら地上攻撃を行う機体で、対空砲火を受けても撃墜されないよう、飛行機とは思えないほどの厚い装甲を持っており、機銃の攻撃力も高く、「空飛ぶ戦車」
の異名で呼ばれた。
ドイツ軍は 「黒死病」 と呼んでこの攻撃機を恐れ、ソ連の独裁者 「スターリン」 はその活躍を知り、製造していた工場に 「赤軍はパンと同じくらい
Il-2 を必要としている!」 と電報を打ったと言う。
このゲームに登場する M型 は、後方上空からの攻撃を迎撃するために後ろにも機銃を付けたタイプだ。 |
ソ連軍の強力な対地攻撃機。 バルバロッサ や タイフーン でも少数見かけるが、本格的な登場は ブラウ からで、後期のシナリオに入ると生産もしてくるようになる。
エースの戦闘機で攻撃しても倒しきれないほど硬い航空機で、さらに機銃がかなり強力、非装甲の地上ユニットがこれに攻撃されたら確実に即死する。 ゲーム中は常にその存在に注意しておこう。
鹵獲できればもちろん便利だが、燃料が少ないのが難点か。 また、同時期にドイツに登場する Hs 129B と比べると破壊力は低い。 ただ、シュトルモビクはとにかく硬いので、やられにくいのが利点。
対空砲火が来る場面での地上攻撃で頼りになる。 改造は防御・回避アップメインの方がいいかも? |
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機銃攻撃 (1つ目のみ射程2)
10×2 + 4×2×5 + 4×2×5 |
移動力
16 |
対地防御
4 |
対空命中
128 133 115 |
対地命中
105 159 159 |
耐久力
22 |
燃料
51 |
「強力な機銃を装備した戦闘機が欲しい!」 と思ったアメリカ軍が、37mm という航空機に搭載するには前例がないぐらいデカい機関砲を、胴体の先端に装備した航空機。
しかし、このデカい機関砲を付けるためにエンジンを後ろに置かざるおえず、そのために機体のバランスが悪くなり旋回性能が低下、太平洋戦争では機動力に優れた日本の零戦にカモられて、早々にお払い箱になった。
イギリスからも 「いらない」 と言われ、散々な状態だったのだが・・・
ソ連に送られると、対地攻撃機として大活躍! 強力な機関砲は対地攻撃向きで、ソ連の航空機と比べると機動性は悪くなく、装甲の高さもあって、ソ連ではかなり好評だった。 |
アメリカの航空機なのだが、ほとんどソ連軍しか使ってこないので、ここではソ連の兵器に含めている。
スタンダード大戦略では 「射程2の機銃」 を持つのが最大の特徴だ! こんな航空機は他にはない。
後ろの方に倒したい敵がいる時などに、それを狙い撃ったり出来るのが利点なのだが・・・ これをコンピューターもやってくるので、意外なところで歩兵や爆撃機が撃たれたりする。 敵に
P-39 がいたら注意しよう。
自分で使うと、射程2の機銃攻撃をした場合、2発しか撃たない上に命中が低いので、イマイチ強くない。
ただ、普通に地上攻撃機としても強力で、「コマンドゲレート」 の改造で優先を上げれば戦闘機としてもそれなりに戦えるため、状況に応じて2マス先も撃てる戦闘爆撃機として使う事が出来る。
燃料と弾数の低さが難点だが・・・ 改造と、すぐ切り離す燃料タンクを使えば、ある程度は補えるだろう。 |
【 イギリス(大英帝国) 】
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イギリス軍 生産型 Lv5 |
A27M クロムウェル I |
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大砲攻撃
28 (命中 165) |
移動力
10 |
対地防御
16 |
機銃攻撃
2×5 + 2×5 (命中 165) |
耐久力
34 |
重量
28 |
第二次世界大戦における 「最速の戦車」 だ。 イギリス軍の速度重視の戦車 「巡航戦車」 の後期型。
イギリス軍は、防御重視の 「歩兵戦車」 と、速度重視の 「巡航戦車」 の2本立てで戦車の開発を行っていた。
これは、「役割分担」 と言えば聞こえはいいが・・・ 単に両立した戦車が作れなかっただけである。
そして、戦争初期に使っていた 「クルセイダー」 という巡航戦車が、強さがイマイチで故障も多かったので、その後継機として作られたのが 「クロムウェル」
だ。
新開発の高性能エンジンを搭載し、高い速度を誇る一方で、巡航戦車としては厚めの装甲も備えていた。
でもしょせんは巡航戦車。 ドイツの重戦車にはぜんぜん敵わず、クロムウェルを含む 10 台以上のイギリスの戦車部隊が 「ティーガーI」 1台に壊滅させられたりしており、「やられメカ」
として有名になっている・・・ |
第二次大戦最速と言われる戦車。 もちろんこのゲームでも、戦車としては最速の移動力 10 を持つ。
ただ、大砲の攻撃力が弱いので、「やられメカ」 とまでは言わないが、やっぱり弱い。 砲塔交換で高速戦車を 作るのに使おう。 ドイツにはないが、重量が
30 台の戦車の砲塔なら、移動力を損なわずに強化できる。
なお、イギリスの後期の戦車には 「砲塔違い」 の様々なバージョンが存在する。
これは、初期のイギリスの戦車が対歩兵用の弾(榴弾)を使えなくて困ったので、色々な弾や攻撃が使えるよう、多くの砲塔が用意されたからだ。 このゲームでもクロムウェルには
「I」 「IV」 「VI」 という複数のタイプが存在するが、基本的には砲塔が違うだけで車体は一緒なので、砲塔交換を考えるのであればどれでもいい。 |
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イギリス軍 初期配置 Lv2 |
シャーマン VC
ファイアフライ |
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大砲攻撃
48 (命中 177) |
移動力
6 |
対地防御
18 |
機銃攻撃
2×4 + 4×4 (命中 169 174) |
耐久力
37 |
重量
33 |
当初、ドイツの重戦車 「ティーガー」 や 「パンター」 に、イギリスやアメリカの戦車は太刀打ちできなかった。
そこで、何とかこれらも倒せるようにと、イギリスは新型の強力な 「17ポンド(76.2mm)対戦車砲」 を開発、そしてこれを使ってドイツのティーガーを実際に撃破することに成功した!
そこでさっそくイギリスは、この大砲を使った戦車用の砲塔を作ったのだが・・・ これを載せられるようなイギリスの戦車はなかったので、アメリカの 「M4
シャーマン」 の車体にこれを 「ムリヤリ」 乗せてみた。
これがファイアフライで、ムリヤリなので車体バランスが悪くなったり、パーツの一部もはみ出したりしている。
しかし、ティーガーやパンターも一撃で撃破可能なその攻撃力は重宝され、イギリス軍の 「切り札」 として各戦場で活躍、ドイツ軍も 「ファイアフライを見つけたら最優先で破壊しろ!」
という命令を出していた。 |
重量 30 クラスの戦車としては最強の攻撃力を誇る! その威力はパンターも越えるほどだ!
でも、車体はシャーマンのままなので、防御力や耐久力は低め。 攻撃力だけが飛び抜けている感じだ。
この戦車はイギリスが砲塔交換で作った戦車と言えるので、こちらもゲットしたら砲塔を他の戦車に移植して活用しよう。 軽めで攻撃力が高い砲塔は、やや耐久に劣るが、素材としては使いやすい。
ファイアフライには 「VC」 と 「IIC」 の2種類が存在するが、これは車体の違いであり、砲塔は同じだ。
鹵獲は 「オーバーロード」 のパリや、「ヴァハト・アム・ライン」 の北側のステージなど。 イギリス軍は登場するステージがそれほど多くないので、チャンスがあれば見逃さないようにしたい。 |
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イギリス軍 初期配置 Lv2 |
スタッグハウンド 装甲車 |
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大砲攻撃
19 (命中 177) |
移動力
14 |
対地防御
11 |
索敵範囲
5 |
耐久力
20 |
重量
14 |
アメリカで開発された、四輪駆動の装甲車。 その見た目は 「装甲バギー」 と言えるようなシルエットだ。
アメリカは当初、装甲車にもキャタピラを付けていたのだが、北アフリカ戦線でドイツやイギリスがタイヤ走行の 装甲車を使い、それが活躍しているのを見て、アメリカでもタイヤ走行の装甲車を作ることにした。
で、完成したのがコレで、砂漠も疾走できるすごくデカいタイヤを装備し、37mm の大砲も搭載している。
だが、装甲車としては車体が大きくて重くなったので、アメリカの軍部が採用せず、ボツになりかけた。
しかしイギリスが 「ぜひ欲しい!」 と言い出したので、イギリス輸出用に生産される事が決定、こうしてイギリスで 「スタッグハウンド(猟犬)」 の名を与えられ、戦争後期の偵察任務などで活用されている。 |
このゲームの最速の陸上ユニットだ。 アメリカの 「M8 装甲車」 も速度 14 を持つが、そちらは肝心の索敵範囲が4しかないので、装甲車としてはこちらの方が優秀だ。
燃料も 100 とかなり多く、さらに武装変更で燃料タンクを追加装備する事も可能。
しょせんは装甲車なので戦力的には乏しいが、最速ユニットということで、出来れば欲しい一品だろう。
ただ鹵獲はかなり困難。 というのも、速くてモロいので、勝手に突っ込んできて一人でやられてたりするのだ。
数も少ないので、常にどこにいるか目を光らせているぐらいでないと、鹵獲するのは難しいだろう・・・
(1945年7月になると初期生産になると言う情報も頂きました) |
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イギリス軍 初期配置 Lv6 |
スピットファイア Mk.XIV |
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機銃攻撃 (優先 9)
6×2×5 + 4×2×5 |
移動力
17 |
対空回避
116 |
対空命中
133 132 |
対地命中
158 151 |
耐久力
24 |
燃料
59 |
イギリスを救った戦闘機として名高い、イギリス空軍最大の傑作機と言われる機体。
レース用の機体を作っていた設計者による空気抵抗の少ない戦闘機で、速度性能が非常に高かった。
ドイツとイギリスの戦いが始まって以後、ずっとドイツ空軍のライバルとして戦い続けたこの戦闘機は、戦争中に何度もマイナーチェンジを受けており、派生型も多数開発されている。
この 「Mk.XIV」 は戦争の後期に、エンジンを強化されたタイプだ。 |
イギリス軍を代表する戦闘機 「スピットファイア」 の後期型。 このゲームでは一番強いスピットファイアだ。
優先が 9 なので、Fw 190A だと改造で優先を上げなければ先に撃たれてしまう。
性能としては、燃料と弾数が少ないため 「P-51 マスタング」 と比べるとイマイチで、それほど欲しいと言う訳ではないのだが・・・ 決して弱い訳ではない。
イギリス軍の登場する 「オーバーロード」 のパリや、「ヴァハト・アム・ライン」 などで登場してくる。 |
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イギリス軍 生産型 Lv4 |
タイフーン |
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機銃攻撃 (優先 8)
6×4×5 |
移動力
16 |
対空回避
106 |
対空命中
127 |
対地命中
167 |
耐久力
26 |
燃料
79 |
強力なエンジンを搭載した 「高速迎撃戦闘機」 として開発された戦闘機なのだが・・・ 最初からこのエンジンには問題があった。 でも、これが開発されている頃はイギリス軍がドイツ軍に押されていて、急いで新型の戦闘機を作る必要があったので、「とりあえず作れー!」
という感じで不具合そのままで量産を開始。
案の定、事故が続発で、当初は敵にやられるより、事故って壊れる方が多いという欠陥機になってしまった。
だが、低空飛行の性能がよかったので、後で 「戦闘爆撃機」 として改修されると大化け!
安定した低空飛行からの対地攻撃は大きな威力を見せ、特に 「ノルマンディー上陸作戦」 で大活躍している。 |
攻撃力 6 の機銃を 20 発撃つという、かなり強力な攻撃機。 対地攻撃が特に強力だが、優先が 8 もあるので戦闘機としても強い万能機だ。 ただ、同時期の他の航空機と比べるとやや燃料が少なめだろうか。
また、弾数が4発しかないのが欠点なので、使う場合は改造で弾数を増やしておきたい。
この機体はイギリス軍が普通に生産してくるので、鹵獲は簡単。 改造してそのまま即戦力に出来る。 |
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イギリス軍 初期配置 Lv5 |
テンペスト |
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機銃攻撃 (優先 9)
6×4×5 |
移動力
17 |
対空回避
110 |
対空命中
129 |
対地命中
151 |
耐久力
27 |
燃料
95 |
オリジナルの機体ではなく、タイフーンの改良型。 なので当初の名前は 「タイフーン Mk.II」 だった。
タイフーンは当初、戦闘機として開発されていたのだが見事に失敗作となったので、それを改良した機体の開発が進められていた。 で、結果的に大幅に設計が変わったので、新たに
「テンペスト」 という名が付けられた。
完成したテンペストはタイフーンより速度も信頼性も大幅に向上し、戦争後期に生産が開始され、ドイツが作った長距離ミサイル 「V-1」 といった兵器の迎撃で活躍している。 |
タイフーンの強化型と言える戦闘機。 というより、タイフーンの戦闘機型と言った方がいいだろうか。
優先が 9 になっているため戦闘機として非常に強く、武装も相変わらず強力で、燃料や弾数も増えて使い勝手もアップしており、「P-51 マスタング」
に勝ると劣らない強さを見せてくれる。
ただ、鹵獲はかなり困難! まともに登場するのは 「ヴァハト・アム・ライン」 以降だが、最終戦デュッセルドルフは状況が困難で鹵獲は難し過ぎる。 アムステルダムに1機いるので、これを狙うしかないだろう。 |
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イギリス軍 初期配置 Lv4 |
スターリング Mk.I |
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爆弾攻撃
66×21 + 66×6 (命中 33) |
移動力
(10) |
対空回避
59 |
爆弾攻撃
94×7 (命中 33) |
耐久力
78 |
燃料
76 |
イギリス軍のやや旧式な大型爆撃機。 イギリス初の 「4発爆撃機(プロペラ&エンジン4つ)」 として開発されたが、イギリスの格納庫に収まるサイズにしたためかなり窮屈な設計になり、大型の爆弾も搭載不可能になって、運動性も不足し、色々と欠点が生じてしまった。
それでも大戦を通して使われていたが、1943 年には時代遅れとなり、以後は輸送機などに転用されている。 |
スタンダード大戦略における 「バラマキ型爆撃機」 の最強機体。 なんと爆弾を一度に 27 発投下する!
投下した周辺は一瞬にして穴ボコだらけとなり、複数のマスのユニットがまとめて消し飛ぶ威力を持つ。
と言う訳で、「欲しい兵器」 である事は確かなのだが・・・ 「失われた勝利」 で鹵獲するのは、ほぼ無理だろう。
登場は 「ヴァハト・アム・ライン」 の最終戦、デュッセルドルフに1機のみ。 ここは敵の攻撃が激しくて鹵獲どころじゃないので、スターリングの鹵獲を狙えるような余裕は、正直言ってない・・・(と思う)。
前作 「電撃戦」 のカナダ戦でなら普通に鹵獲できるのだが・・・ 失われた勝利での新規獲得は難しいか。
スターリングですが、デュッセルドルフの初期配置を狙うより簡単な捕獲のしかたがあったので書いてみたいと思います(^^
(失われた勝利からの新規スタートで1週目の人でも楽勝です!)
場所はマリータのテッサロニキです。 そこでイギリスのW部隊の生産するハンプテンの昇格を狙います(^^
ハンプテンは練度がMAXのJu87で5〜6回攻撃すればすぐたまると思います。
W部隊は資金切れの心配も無いですし、デュッセルドルフで捕獲するのもいいですがは少々手間がかかってもこっちの方が簡単です。
注意ですが、自軍は初期配置と第1ターンには航空機を配置しないことです。
敵は敵の航空機がいる場合爆撃機なんかは生産しないで戦闘機を生産するみたいですね(^^
何度か試しましたが、航空機を配置してただけでもハリケーンを生産してきました。
(Zeke さんより) |
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イギリス軍 初期配置 Lv5 |
ランカスター |
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爆弾攻撃
250 + 66×6 (命中 31) |
移動力
(10) |
燃料
214 |
爆弾攻撃
94×14 (命中 31) |
耐久力
59 |
対空回避
67 |
第二次世界大戦におけるイギリスの傑作航空機の1つにして、大戦最大級の爆撃機。
5t 爆弾とか 10t 爆弾とかの超大型爆弾を搭載する事が可能で、さらにロンドンからベルリンまで直接飛べる長い後続能力を持ち、ドイツの工場やダム、戦艦などを爆撃する様々な任務で大きな戦果を上げた。
かなりムリヤリな爆撃作戦を行っており、被害も多かったが、ドイツの生産力に多大なダメージを与えている。 |
「スタンダード大戦略」 における最強の爆撃機だ! このゲーム最大の 8000lb 爆弾を搭載できるが、命中率が低くてアテにならないので、ここは
1000lb 爆弾を 14 発ばら撒く、バラマキ爆撃機として使った方がいいだろう。
威力 94 の爆弾を 14 発バラ撒けば、その周辺は瞬時に月面クレーター状態と化す。
鹵獲は、「オーバーロード」 のパリに1機登場するので、これを狙いたい。 爆弾を投下したらすぐに補給に戻るので、戻ったところを逃さず航空機で塞いでしまえば、鹵獲はそれほど困難ではないだろう。
「ヴァハト・アム・ライン」 のデュッセルドルフにも登場するが・・・ ここでの鹵獲は困難だ。
なお、「電撃戦」 の時よりも、爆弾の命中率が若干下がっている。 使う上で大して影響はないけど。 |
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イギリス軍 雷撃機 Lv3 |
ウェリントン GR MK.VIII |
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魚雷攻撃
118 (命中 74) |
移動力
(12) |
燃料
232 |
索敵範囲
8 |
耐久力
47 |
対空回避
62 |
第二次世界大戦の開戦時にはすでに旧式化していた爆撃機 「ウェリントン」 の海上哨戒・攻撃型。
ウェリントンは古い爆撃機だが、生産体制が整っていたため様々な改修型が登場し、多くの任務で使われた。
全ての改修型を合計すると、イギリスの爆撃機の中ではもっとも多く生産されている。
「GR」 とは海上哨戒機(海の偵察用)のことで、戦争後期には対艦レーダーを搭載したタイプも作られている。 |
なんと索敵8! 全ての航空機の中で最大の索敵範囲を持つ、まさに 「早期警戒機」 と言える存在。
武装は魚雷と反撃用の機銃だけなので、戦闘はまるでダメなのだが、この索敵範囲は驚異と言えるだろう。
しかし、鹵獲できるのは 「チュニジア戦」 の、通常は開始地点に選べない 「メドニン」 のみ・・・
おまけに鹵獲は難しく、かなりの激レアユニットと言える。 以下、鹵獲した方の報告を掲載しておきます。
【チュニジア戦 メドニン】
このステージにはレア兵器である「ウェリントンGR VIII」が1部隊だけマップの一番右の上の空港に格納されています(敵が先に動くので塞ぐことはできない)。 こいつは非常にもろく、「スファックス」などから来る味方の戦闘機に簡単にやられてしまうので、味方は全て(伊1軍は除き)撤退させます。 伊1軍は「ミッチェル」「ボストン」といった爆撃機さえ倒せれば降伏させられることはないでしょう。(この間に空港を広げ、敵の生産飛行場も破壊しておく) そして邪魔な敵戦闘機を全て撃墜して、「ウェリントン」1部隊だけを残し、あとは少しずつダメージを与え、残しておいた空港に格納されるのを待ちます。(これは余談ですが、この「ウェリントン」を戦争後期までとっておきレーダーを搭載すれば、索敵12の早期警戒機になります)
(開発者 さんより) |
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