初心者向けAAR ドイツレポート
Heart of Iron II

ドイツでプレイ中の「初心者向け(?)プレイレポート」、第5回。

イギリス本土を陥落させ、ついにソ連も降伏させたドイツは、連合国とも和平を締結。
事実上ゲームの勝者になった枢軸陣営は、最後の仕上げとして海の向こうの「アメリカ」へと向かいます・・・




第1回は こちら
第2回は こちら
第3回は こちら
第4回は こちら を。

ドイツプレイレポート その5 大西洋が越えられない!

ソ連戦を終え、イギリスも降伏させたドイツは、残り期間2年半ほどですがアメリカに進攻することを決意します!

さて・・・ そうは言ってもアメリカは大西洋の向こう。
陸続きではないため、艦隊や補給体制の構築、海を渡るための足場の確保など、準備が色々いります。

ソ連のモスクワが陥落した頃から将来のアメリカ戦に向けて準備は行っており、空母を始めとする艦船の建造や、海で戦うための海軍ドクトリン(海軍の戦術)の研究などを進めていました。
ただ、当初の予定では、まず守りの薄いカナダに上陸し、そこを足がかりにしてアメリカに進攻するという「スタンダード大戦略」的な戦法を考えていたのですが・・・
ソ連戦終了後、イギリス降伏イベントが起きて連合国と和平してしまったため、当然カナダとの戦争も終結。
再び連合国の皆さんと戦火を交える気はないので、この計画は使えないことに。

そこで、大西洋上にある2つの島 「アゾレス諸島」 「バミューダー島」 の2つを足がかりとして、ごく一般的なルートで大西洋を横断することにします。

空母の建造には2年、巡洋艦でも1年以上かかります。
海軍は長期的な視野で建造を行う必要があるので、大分前から準備する必要がありますね。

とは言ってもアゾレスは、ポルトガルの領地
そこでまず、準備を進めながらポルトガルとの外交を行い、同盟を締結して枢軸国に引き入れる事にします
ポルトガルは小国なので攻め込んですぐ制圧することも出来るのですが、今回はもう戦火は拡大しない方針です。
ポルトガルは割と中立的な国ですが、孤立主義という訳でもないので、外交で友好度を高めれば枢軸陣営に引き入れるのはそれほど難しくはありません。

画像では「バミューダー島」「アゾレス諸島」と書いちゃったけど、ゲーム内での名前は「バミューダ」「アゾレス」です。
こうして・・・ ポルトガルと同盟締結に成功。 枢軸なポルトガル誕生。
これにより大西洋上の島「アゾレス」も枢軸陣営のものとなり、ここの港を枢軸国の艦隊が使えるようになります。

1944年1月、ドイツは新造の改良型空母2隻を含む、空母6隻+主力艦+護衛艦+輸送艦隊からなる海軍を、ヨーロッパの一番西の端の港「ブレスト」に配備。
海軍爆撃機なども大西洋岸に配備して、もう準備完了です!

いよいよ満を持して、日本との同盟交渉
もう日本との友好度は最高で同盟成功率も 100% なので、失敗はあり得ません。
アメリカと戦争中の日本と同盟する事は、同時にアメリカとの全面戦争になります!

もうそれを避ける理由はないので、いよいよアメリカと開戦!!

アメリカの主力艦隊は太平洋にいるはずなので、アメリカの戦力はある程度は分散されているはず・・・



アゾレスの動向はアメリカ様がお怒りになる(戦時体制への移行が発生する)条件となっています。
早い段階でポルトガルが枢軸入りすると、その時点でアメリカが警戒し始めてしまうのでご注意を。



日本は多くの属国を従えていたのですでに1つの勢力の盟主という形になっていましたが、ドイツから同盟を持ちかけた時は例外的に軍事同盟ごと枢軸陣営に入ってくれるようです。
でも日本でプレイする時は、まず日本を盟主とした軍事同盟を解体しないと枢軸陣営には入れません…
開戦後、いよいよドイツの艦隊は、アゾレス諸島へと向かいます!
30隻の主力艦隊2つに輸送艦隊が2つという、4艦隊の編成。

果たしてアメリカの艦隊とまともに戦えるのか、不安いっぱいの航海でしたが・・・
結果としては、アメリカの艦隊と何度か遭遇するものの、それをことごとく追い返して、無事にアゾレス諸島に到着。
と言うか・・・ アメリカの艦隊がまともに戦ってくれない!

どうやらコンピューターは被害が大きくなりそうな艦隊戦が起こるとすぐに逃げてしまうようで、アメリカの機動艦隊と何度遭遇しても開始直後に相手が撤退してしまい、すぐ終わってしまうのです。

と言うわけで、アメリカ艦隊にほとんどダメージを与えられていませんが、こちらもダメージは受けないので、とりあえず移動に困ることはないっぽい。

こうして、アメリカ進攻部隊の第一陣はアゾレスに到着したのですが・・・
ここで最初の失敗が!
それは・・・ 補給がもたない!!


アゾレス諸島は枢軸国が利用できるようになったとはいえ、ポルトガルの領地です。
補給物資の輸送はポルトガルにお願いするしかない訳ですが、小国のポルトガルでは大艦隊に満足な補給を行うだけの補給物資は確保できなかった!

今回は主力艦隊と輸送艦隊を別々にしましたが、こういう場合は一気に移動しようとすると艦船のスピードの違いで艦隊がバラバラになってしまう危険があります。
複数の艦隊をまとめて行動させたい場合は、1海域ずつ移動命令を出すようにしましょう。

ちなみに、足の遅い旧式の巡洋艦がいたせいで主力艦隊の一方が常に遅れ気味に…
もったいなかったのでそのまま使い続けたけど、あまりに遅い船はさっさと解体した方が良かったかも?
そこで交渉でポルトガルに物資を譲り、アゾレスに送ってもらおうとしたのですが、どうもポルトガルはその物資を別の方面にも送ってしまうようで、思うようにアゾレスの物資が増えない。

おまけにしばらく経つと、完全にアゾレスへの補給が停止してしまう。
どうやら輸送船がアメリカ艦隊の襲撃を受けて減ってしまったようで、輸送不可能になったらしい・・・

このままじゃ艦隊の指揮(指揮統制値)は減る一方! もうこんなトコにはいられない!
艦隊はアゾレスを後にし、さらに西の島 「バミューダー島」 を確保するべく急いで航行していきます。

バミューダ付近は哨戒しているアメリカ艦隊の数も多く、何度も戦闘が繰り返されますが、やはりアメリカ艦隊は戦闘開始してもすぐに撤退してしまうので、大きなダメージは受けません。
むしろ相手の艦隊が何度も撤退しているおかげで指揮が減っており、ダメージも与えられています。
海戦においては、一応順調・・・?

こうしてバミューダー島に到着したドイツ軍は、同島を占領。
守備部隊がいなかったので楽勝でした。
1944年2月、ドイツ艦隊はアメリカ東海岸の前にある拠点の島 「バミューダ」 に到達します。

ポルトガルはアフリカなどに植民地を持っているので、そっちにも物資を送ろうとして輸送船が襲われ放題だったようです。
孤島は自国占領下でないと、橋頭堡としては使えないですね…
ところが・・・ここで2度目の失敗が! それは・・・ 補給がもたない!!(まただ・・・)

ヨーロッパからバミューダー島まではかなり距離があるため、補給を行うのに 100 隻以上の輸送船が必要だったのです!
開戦前、120 隻近くの輸送船を生産していたドイツ軍でしたが、ハッキリ言って足りない。
1回の輸送で 100 隻使うためかなかなか物資が増えず、増える量より減る量の方が多い状態。
加えて、大西洋の制海権を確保している訳ではなく、アメリカ艦隊が行き来しまくっている状況であるため、輸送船がアメリカ艦隊の襲撃を受けまくってどんどん消耗。
ついに 100 隻を割ってしまい、バミューダへの補給は不可能に・・・

あわてて輸送船を大増産するのですが、輸送船の完成まで2ヶ月以上かかるため、しばらく動きが取れません。
バミューダに居座っていては指揮が減る一方なので、結局艦隊はドイツ本国に全て帰還・・・
バミューダー島には補給なしで島を守る決死の部隊だけを残し、上陸部隊も全て一旦ヨーロッパに戻ります。

こうして、最初の進攻作戦はここで止まってしまうのでした・・・





輸送船を甘く見てました。
大西洋を横断するには最低でも 200 隻、安定して補給するには 300 隻はないと辛いようです。
他の方面にも輸送は必要ですしね。
イベリア半島(スペイン・ポルトガル)辺りからの輸送が出来れば、もう少し輸送船を少なくできたかもしれませんが…
同年4月、最初の輸送船の増産分が完成し、とりあえずバミューダへの補給は可能になります。
しばらく待ってバミューダーの物資が増えるのを待ち、新造の駆逐艦も加え、補給&補修を行っていた艦隊は再びバミューダー島へと移動します。

この間、ヨーロッパの大西洋岸に海軍爆撃機や戦術爆撃機を飛ばしまくっていたのですが、これが予想以上の効果を上げてしました。
アメリカの艦隊がヨーロッパの周囲をうろつくようになっていましたが、それを次々と襲撃し、敵艦隊に深刻なダメージを与え、空母も撃沈。
空母の建造には2年近くかかるため、今の時点で沈んだ分はもうゲーム終了までに取り戻すことはできません。


5月、アメリカ進攻艦隊は再びバミューダに到着、いよいよアメリカ本土への上陸地点を探します。





アメリカが利用できる空港はヨーロッパ周辺になかったので、敵戦闘機の迎撃を受けないため爆撃し放題です。^^;
ところが、今度は・・・ 上陸できる場所がないっ!!
アメリカ東海岸の全ての土地には、陸軍4〜6部隊がビッシリと配備されていたのです!

考えてみれば、普段はアメリカはこの時点でヨーロッパ戦線に参加しているはずで、陸軍はそちらの方面に輸送されているはずです。
しかし今回はドイツがいい子にしながら(好戦性を上げないようにしながら)イギリスとソ連を追い詰め、アメリカに参戦するスキを与えなかったため、アメリカ陸軍はそのまま本土に残っており、そのためアメリカの海岸防衛は完璧な状態になっていたのです。

どこかに上陸できる所はないかと艦隊を派遣して海岸をくまなく探してみますが・・・ メキシコ湾岸も含め、アメリカはバッチリ守りを固めています。
それに、ヘタにアメリカ本土に近づくとアメリカの海軍爆撃機が飛んで来て、艦船が手痛いダメージを受けてしまう。
幸いバミューダは敵航空機の航続距離外なので、バミューダに帰れば空爆は受けないのですが、このまま何もせずににらみ合っていては、アメリカの超生産力でさらに向こうの戦力が増す一方です・・・


結局、ワシントンやニューヨークがあるアメリカ北部の東海岸はガチガチに固められていて、航空機の配備数も多いようなので、南の方面からの上陸を決定。

アメリカ東海岸の最南端、フロリダ半島にある 「オーランド」 という場所がバミューダー島に近く、地形も平地で上陸が比較的ラクそうだったので、ここからの上陸作戦を決行します!

このゲームのアメリカは本土の守りをおろそかにする傾向があるのですが…
今回のような展開だと海岸防衛はバッチリでした。

アメリカの本土ががら空きになってしまうのは、アメリカは海を越えて部隊を輸送しなければならないからでもあるんでしょうね。
ところが・・・ やはり上陸戦は、そう簡単ではありませんでした!
上陸作戦で受けるペナルティーは(普通の)歩兵だと戦力 75% 減! (アルマゲドンの場合)
海兵隊の研究によりペナルティーは軽減されていきますが、それでもかなり厳しいペナルティーが付きます。
もちろん夜だと夜間ペナルティーも受けるため、さらに戦力 -80% となります。
加えてドイツの海軍ドクトリン(海軍の戦術)である 「通商破壊ドクトリン」 は潜水艦を重視したものなので、上陸戦とかは苦手で、どんなに研究が進んでいてもペナルティーなしで一度に上陸できる部隊は3部隊が限度です!

と言うわけで、朝に3部隊を攻撃開始させ、夜になったら攻撃停止、夜の間は待機して、また朝になったら別の3部隊で攻撃、というのを繰り返し、波状攻撃で徐々に相手を疲弊させていく戦法を採るのですが・・・
アメリカ軍は自動車化歩兵+歩兵の4部隊で守っており、なかなか倒せません!

しかも、何日もかけた波状攻撃で何とかアメリカ軍を撃破して移動を開始しても、時間がかかっているため周囲の土地から次々と援軍がやってきて、再び戦闘に突入! 例によって堅くてなかなか倒せません!
おまけにアメリカ艦隊が防衛にやってきて艦隊戦にも突入し、しかも海軍爆撃機まで飛んできて空爆を受けまくり!





そもそもの失敗は、海軍を増強している段階で海軍ドクトリンを変更しなかった事ですね…

通商破壊ドクトリンじゃ海戦も上陸戦も不利。
早いうちに空母重視の方に変更しておくべきでした。

なお、本文中の「朝に攻撃開始し、夜になったら攻撃停止」というのは、上陸戦の場合は普通にやろうとしても出来ません。
しかし部隊が乗っている輸送船を別の場所に移動させようとすると、その時点で攻撃も中断されるので、これで上陸を中止させることが出来ます。
もちろん輸送船の移動はすぐにキャンセルしましょう。

ただしこの方法は夜に攻撃しないので、損害が減る分、倒すまで時間がかかります。
十分兵力があるなら、敵にダメージを与えられないけど、敵の回復を阻害する目的で夜も攻撃を続け、朝に別の部隊に入れ替える方がいいかも?
アメリカ艦隊はなんとか追い返すものの、敵の海軍爆撃機による空爆ダメージがかなり大きく、しばらく粘るもののついに空母「グラーフツェッペリン」が沈没!
他にも主力艦や駆逐艦が数隻沈み、あまりにもダメージが大きいので作戦を中止して撤退!!

こうして、最初の上陸作戦は大被害を受けて失敗に終わってしまったのでした・・・
今回のアメリカ進攻作戦、3度目の失敗です・・・




あまりにも大ダメージだったので、セーブしたところからやり直そうと思ったのはナイショ。
しばらくセーブしてなかったので出来なかったけど…
ダメージを受けて敗退した艦隊は一旦ドイツ本国に帰還、修理を行いつつ、新造の巡洋艦なども加えて再編成します。
陸軍の輸送なども行いつつ、再び2ヶ月ほどの再編期間を経て、同年7月、再び艦隊はバミューダに集結します。

最初のアメリカ本土上陸で痛い目にあったので、さらに足場がためを行います。
今回の上陸作戦で一番気を付けなければならないのは空爆だというのが解ったので、フロリダ半島を航続距離内に収められる空港の確保を優先。
フロリダ半島のすぐ目の前に海軍基地・空軍基地が併設されている 「アンドロス島」 という島があり、フロリダ半島を狙うには絶好の立地なので、まずはここの占領を目指します。
幸いアンドロス島には守備兵が1部隊しかいなかったため、苦もなく占領に成功。

すぐにアンドロス島に戦闘機を派遣して周辺の制空権確保を開始します。
空軍に関してはこちらの方が質・量ともに勝っているため、数度の空戦の末に制空権の確保に成功。
周辺をうろついているアメリカの海軍爆撃機にも深刻なダメージを与え、空爆を受けにくい状況を作ります。


アンドロス島の補給物資が貯まるのを待ち、航空機も十分に展開出来るようになった9月、再び進攻を開始。
でもフロリダ半島は一度上陸を狙ったためかアメリカ軍が集結しており、海岸の部隊が6とか7とかになっている。
もう上陸は無理なので、他の場所を探してみます。













でもアメリカは戦闘機も強いので、ちょっと遠くの方にも足を伸ばそうとすると、すぐ痛い目に遭いました。
すると・・・ アメリカの最南端、メキシコとの国境沿いにある 「コーパスクリスティ」 という土地の部隊が3部隊で、比較的手薄。
メキシコ側からは援軍も来ないし、接しているアメリカの他の土地も2ヶ所で、しかもやや遠いので、上陸中の援軍の到来もあまりなさそう。
平地で上陸しやすいし、ここなら何とかなるかもしれない・・・

しかもそのタイミングで、哨戒中のアメリカの海軍爆撃機9部隊を、こちらの戦闘機がまとめて撃破。
その海軍爆撃機はしばらく行動不能なので、今がチャンス!
進攻部隊を満載した輸送艦と共に、メキシコ方面に向かいます!

そして、例によって3部隊ずつ上陸しようと思ったのですが・・・ ここでふと思った。
「コーパスクリスティ」 は2ヶ所の海域に接しているので、その2ヶ所から同時に上陸すれば、ペナルティーなしで合計6部隊の上陸が出来るんじゃないだろうか?
と言うわけで、実際にやってみると・・・



もちろんメキシコにケンカを売って上陸し、そこから北上する手もあるんですが、今回は更なる戦火拡大はナシの方針です。

成功! しかも多方面攻撃だからさらに有利です!!
・・・まあ、こんなの 「常識です」 と言われそうなのですが・・・
私はこの時、初めて気付きました・・・ (^^;

ごめんなさい。
今まで知りませんでした。^^;

場所によっては3ヶ所の海域に接している土地・島もあります。
そういう場所だと上陸作戦はさらにラクになるでしょうから、上陸時の優先目標と出来そうですね。
それでもやはり上陸戦、やはり1日では落ちず数日の攻勢が必要となり、そのうちに別の場所からの援軍も来ます。
しかし今回はアメリカの海軍爆撃機の空爆もほとんどなく、援軍の数も少なかったため、そのまま撃破と上陸に成功!
1944年9月、ついにドイツ軍は様々な失敗の末に、ようやくアメリカ本土へと上陸したのでした。

しかし・・・ アメリカ本土進攻はそう簡単ではなかった。
上陸直後から一斉にアメリカ軍がコーパスクリスティ周辺に集結!
こちらも負けじとどんどん陸軍を輸送するのですが、アメリカ本土にいる兵力もかなり多いので、結局ここで大部隊同士の睨み合いとなります。
こうなると・・・ そのまま動けません。 何度か突破を計ってみますが、やはり厳しい状態。
ただ、コーパスクリスティの横には川が流れているので、これが盾になってこちらもアメリカの進攻を抑える事が出来る。

こうして、コーパスクリスティ周辺で互いに守りを固め合う状況となるのですが・・・ これが幸運を呼ぶことに。
他の方面が手薄になったのです!

アメリカの歩兵は自動車化・機械化されているので、駆けつけてくるのが早いのです…
土地のインフラも高いし。
前回の上陸作戦で大敗を喫したフロリダ半島の 「オーランド」 の守備部隊が、なんと1部隊になっている!
さらにその周辺の土地の部隊も、全部移動していったようで軒並み減っている。
今ならフロリダ半島に上陸できるかも!

こうして、再びドイツ軍はオーランドに上陸作戦を開始!
すでにフロリダ半島は制空権に収めているし、相手が1部隊ならもう負けない!
爆撃と艦砲射撃も併用して敵を早々に撃破し、他の土地からの援軍到来前に上陸・制圧を完了。

上陸できてしまえばこっちのものです!
次々と部隊を輸送して手薄になっているフロリダ半島全土を制圧。

1944年11月ようやくまともな足がかりをアメリカ本土に築くことに成功したのでした。
あぁ、ここまで1年かかったよ・・・



画像のように、実はオーランドも2ヶ所の海域に接していたので、2方向からの上陸が可能なのでした。
最初からこの手でいけば、すでに落ちてたかも…
アメリカ軍もすぐに駆けつけてきてフロリダ半島の前に防衛線を築きます。
でも、上陸さえ出来てしまえば、後は普通の陸戦です。 もう戦闘で一方的に不利と言うことはありません。

ヨーロッパからも次々と部隊を輸送し、戦力を整え、アメリカの和平提案を蹴ってドイツ軍は北上を開始します。

1945年3月、アメリカの首都 「ワシントンDC」 が陥落。
アメリカの膨大な資源・物資の備蓄をゲットし、逆にアメリカは資源不足となります。

この辺まで来るとアメリカの艦隊もかなり疲弊しているため、こちらの艦隊もかなり強気に動けます。
どんどんアメリカ海軍を攻撃・撃破していき大西洋の制海権もほぼ確保。
アメリカ陸軍は質は高いものの、数はそれほど多くないので、アメリカ大陸の占領も順調に進んでいきます。
石油がなくなったためか航空機の襲来も急に減り、ますます安泰です。


1945年5月、アメリカ東海岸の占領を完了。 同年6月、アメリカ中央部に進出。




今回のアメリカは連合国などに参加していないので、まだ陣営無所属の扱いです。
よって、普通に和平提案もしてきます。

ちなみに、アメリカがだいぶ疲弊したので日本の方も優勢になってるかなーと思ったのですが、あまり状況は変わってませんでした。
一進一退だったのか、それとも反撃できるような余力はなかったのか…
ここで珍しい 「アメリカとの和平交渉」 のイベントが発生します。
このイベントはアメリカとドイツが戦争をしていて、ドイツがイギリスやソ連と戦争していない時にしか起こらないイベントなので、通常は見ることがありません。

せっかくなので、このイベントを最後に対米戦を終えようと和平交渉を承諾しようとしたのですが・・・
アメリカ側が 「まだ希望は残っている」 とか言って拒否。

あーそう。 もうこのままアメリカ本土進攻継続!



こうして・・・ ドイツ軍はアメリカ西海岸までのアメリカ本土を占領。

そしてアメリカ北西部の土地が少し残っているあたりで、1945年末の終戦日を迎えたのでした。

これで今回は、ゲーム終了です。


戦いを振り返っての感想は・・・ やはりドイツは陸では強い!
そして・・・ 海では弱い。 ^^;

今回は事前知識があったので普通にドイツで進攻できましたが、何も知らない方がドイツで始めると、イベントの対処や資源の確保などがうまくいかず、やはり史実通りに袋叩きに遭う可能性が高そうですね。
普通にやったらイギリス本土上陸に手間取り、ソ連も攻めてきて、それに対処している間にアメリカ様がお怒りになるというお決まりのパターンになりそうです。

でも、そういう展開の方も、それはそれで楽しいのかな・・・?







このイベントでアメリカが無条件降伏する確率は 50 %のようです。
なので、拒否してくることも多いようですね。