ハーツオブアイアン2 陸上ユニット一覧
Heart of Iron II
  陸軍ユニット一覧
army
陸軍このページでは「Heart of Iron Uハーツ オブ アイアン2)」に登場する「陸上部隊」のリストを一覧表記しています。

このゲームに登場する部隊の強さは数値で細かく設定されていますが、その数値は新型に改良されるたびに変化し、さらにバージョンやパッチによっても異なります。

そのため、当サイトでは他の兵器との比較がしやすいよう、数値ではなくランク評価で各兵器の性能を表わしています。

環境適応力」はその地形が得意か苦手かを表わしているもので、苦手な地形への攻撃は大きなペナルティーが付きます。
逆に得意だとペナルティーが軽減されます。
防御時は(砂漠以外)地形による防御ボーナスが付くので、苦手な地形で守る場合は「弱くなる」のではなく、「あまり防御ボーナスを得られない」という形になります。

このページでは陸軍のみを扱っていますので、空軍と海軍については、こちら のページをご覧下さい。










地形や天候によって受けるペナルティーやボーナスも、パッチやバージョンによって数値が異なる事があります。

また、各性能や生産期間は、技術研究や政治体制によっても変化します。


【歩兵】
軍隊の基本であり中心となるのが、この「歩兵」です!
どんな場所でもオールマイティーに戦え、生産が早く、短期間で数がそろいます。
「数」が重要なこのゲームでは、歩兵を量産して大兵力で攻め込むのが勝利の基本となります!

ただ、歩兵の生産は資源の1つである「労働力」を多めに消費します。
歩兵を生産し過ぎると後で「労働力がない!」という事態に陥る事もありますので注意して下さい。
とは言え、基本的には歩兵をたくさん作るのが、攻めるのにも守るのにも重要ですね。

【歩兵】
(非装甲)
生産関連 戦闘力
IC 時間 労働力 対人 対甲 対空 防御 移動 制圧
7 約3ヶ月 10

環境適応力
渡河 砂漠 寒冷地 沼/密林
普通 普通 得意 普通 普通 普通 普通




このゲームは「戦いは数だよアニキ!」です。
よって、数が一番そろいやすくどこでも使える歩兵がもっとも活躍する事になりますが・・・
数だけ増やしてると補給難になるのも、このゲームのポイント。
【民兵】
正式な軍隊ではなく、一般市民に武器を与えて簡単な訓練をさせただけの「間に合わせの兵士」です。
作るのに必要な資源が少なく、出来るのも早いのですが、戦闘力は低く、数合わせにしかなりません。 一応、弾避けにはなるかも?(ヒドイ…)
基本的に補給の無駄なので、よほど人が有り余ってて、せっぱ詰まってる状況でないと作ることはないでしょう。

【民兵】
(非装甲)
生産関連 戦闘力
IC 時間 労働力 対人 対甲 対空 防御 移動 制圧
4 約2ヶ月 8

環境適応力
渡河 砂漠 寒冷地 沼/密林
普通 普通 普通 普通 普通 普通 普通




パルチザン活動(反乱)により土地が反乱軍に占領された場合、そこには旧式の民兵が出て来ます。

ちなみに日本の場合、民兵を選ぶと竹槍とワラ人形で訓練してる絵が…
【守備隊】
ちょっと特殊なユニットです。 「防衛用の部隊」であり、通常の移動や攻撃は行えません。
移動させる場合は「再配置」という形になり、移動中の姿が表示されません。
(簡単に言うとワープ移動です。 ワープと言っても、通常の移動より時間がかかります)

しかし、その土地の「パルチザン活動(反乱の発生)」を抑える効果が高く、そのため領土拡大を続ける場合、大量の守備隊が必要になります。 その場所が敵軍に攻め込まれた時は普通の歩兵として戦います。
作るのも早いし、たくさんそろえておきたい部隊ですね。
でも攻撃が出来ないし、負けると退却が出来ず、そのまま壊滅してしまいます。

【守備隊】
(非装甲)
生産関連 戦闘力
IC 時間 労働力 対人 対甲 対空 防御 移動 制圧
5 約2ヶ月 8 なし

環境適応力
渡河 砂漠 寒冷地 沼/密林
普通 普通 普通 ムリ 普通 普通 普通




反乱(パルチザン活動)を完全に抑えたい場合、占領地の全ての土地に守備隊を敷き詰めないといけません。
よって大量に必要になりますが、そのため占領地が広がっていくと補給の負担になっていきます。
【騎兵】
馬で移動する歩兵部隊で、移動力が高いのが特徴です。
しかし通常の歩兵よりも戦闘力が低いため、移動力を生かせるような使い方をしないと活躍できません。
普通の歩兵と同じ軍団にしてしまうと歩兵の速度に合わせられてしまうので注意しましょう。

敵の守りが少ない場所を一気に占領していくとか、そういう特殊な時にしか使えません。
制圧力がそこそこあるので、反乱を抑える部隊(そして反乱が起こったら駆けつける部隊)として使うのも有効です。
「自動車化歩兵」を作るには、騎兵の研究を進める必要があります。

【騎兵】
(非装甲)
生産関連 戦闘力
IC 時間 労働力 対人 対甲 対空 防御 移動 制圧
8 約3ヶ月 9

環境適応力
渡河 砂漠 寒冷地 沼/密林
普通 普通 苦手 普通 最悪 普通 普通




石油や工業力のない国が、機動力を使いたい場合に使う師団、という感じでしょうか。
プレイヤーの使い方次第という感じですが、石油があるなら戦車の方がいいのが本音。

ゲーム後半、「半自動車化」とか「装甲騎兵」とかのユニットが出て来ますが、この辺りになると騎兵とは名ばかりで、車両などを使った師団になります。
よって、石油を消費します。
【山岳兵】
山での戦いを学んだ部隊ですが、さらに寒冷地やジャングル、沼地などの険しい土地でも有利になります。
山岳兵と言うよりは、「サバイバル部隊」と考えた方が解りやすいでしょう。

他の部隊は山岳地を攻撃すると戦力にマイナス修正が付き、険しい土地を移動するのにも時間がかかります。
しかし山岳兵はそれらのペナルティーを軽減でき、さらに山で守る際には大きなボーナスを得られます。
ただ、基本的な戦闘力は普通の歩兵にやや劣り、生産するのに時間もかかります。
屈強な男たちを厳選するためか(?)、労働力消費が大きいのにも注意して下さい。

【山岳兵】
(非装甲)
生産関連 戦闘力
IC 時間 労働力 対人 対甲 対空 防御 移動 制圧
9 約5ヶ月 15

環境適応力
渡河 砂漠 寒冷地 沼/密林
大得意 得意 得意 得意 普通 大得意 得意




日本の場合、中国の険しい山岳地帯を進攻する必要があるため、山岳兵は必須です。
もちろん中国でプレイする場合はもっと必須ですね。

ドイツの場合もロシアと戦う時に、冬のロシアの大地や湿地帯で山岳兵が頼りになります。
【海兵】
上陸戦を学んだ部隊です。 上陸戦は通常、大きなペナルティーを受けますが、それを軽減する事が出来ます。
しかし上陸戦をあまり考えてない国だと必須とは言えませんね。
ただ湿地戦や渡河攻撃、ジャングル戦も得意としますので、陸での戦いでも場所によっては強いです。

山岳兵同様、基本的な戦闘力は普通の歩兵にやや劣り、生産コストも多めです。
有効活用するには海兵の研究も進めていかなければならないため、やや使い辛いのが本音でしょうか。

【海兵】
(非装甲)
生産関連 戦闘力
IC 時間 労働力 対人 対甲 対空 防御 移動 制圧
9 約半年 15

環境適応力
渡河 砂漠 寒冷地 沼/密林
普通 得意 得意 得意 普通 普通 大得意




強襲上陸のペナルティーは(最新版のアルマゲドンの場合)、普通の歩兵だと戦力-75%、山岳兵は-50%ですが、海兵だと-30%ですみます。

また、海兵の研究で全部隊の強襲上陸ペナルティーは少しずつ軽減されていきます。
(研究がかなり進めば、最終的にはプラス修正が付くようにもなります)

海兵は東南アジアのジャングルでも活躍できますね。
【空挺兵】
輸送機から降下し、「空挺強襲作戦」を行える唯一の部隊です。
空からの攻撃は「別方向からの攻撃の1つ」とみなされるので、同時に海や陸からも攻撃していれば、相手の戦力が下がります。
さらに空からの攻撃は、要塞の効果を無効化できます。

ただ、降下作戦を行うには輸送機も必要です。 輸送機の戦術(ドクトリン)も欲しいところですが、輸送機のドクトリンはあまり使わない「戦略爆撃機」のものに含まれているため、研究を進め辛いのも難点です。
当然、輸送機が届く範囲にしか空挺作戦は出来ませんから、空港の有無でも使える場所が限られますね。

普通に戦うと他の歩兵の方が強いので、特殊な状況でない限り、普段は使わない部隊です。

【空挺兵】
(非装甲)
生産関連 戦闘力
IC 時間 労働力 対人 対甲 対空 防御 移動 制圧
12 約7ヶ月 15

環境適応力
渡河 砂漠 寒冷地 沼/密林
普通 得意 得意 やや得意 普通 普通 得意




生産にかかるコストが多く、輸送機もセットで必要だし、正直言って使い道が・・・
史実の空挺作戦が、見た目ほど有効でなかったのを反映してるんでしょうか・・・

使いこなすには、プレイヤー自身の戦術が必要になるユニットです。

なお、空挺強襲のペナルティーは初期状態で戦力-75%ですが、戦術爆撃機に関連するドクトリン(戦術)の研究で軽減されていきます。
【自動車化歩兵】
自動車に乗って移動する歩兵です。
移動力が高いのですが、石油を消費するのが難点です。
また、研究を進めなければ作れない部隊なので、序盤は生産できません。

戦闘力はほぼ歩兵と同じですが、山や森への攻撃が苦手で、湿地や密林での移動も最悪です。
しかし防御時は車から降りて防戦するためか、防御時のペナルティーはほとんどなく、車があるためか若干装甲があり、普通の歩兵よりも硬いです。
基本的には機動力の生かせる、平地が広がっている地域で活躍する部隊でしょう。 ヨーロッパ向けと言えますね。
足の遅い部隊と一緒にしてしまうと、それに合わせて遅くなってしまいますので注意して下さい。

戦車や機械化歩兵と同じ軍団にすると、移動力を損なわずに「諸兵科連合効果(詳細は後述)」で部隊の戦力をアップさせられます。
これが自動車化歩兵の最大の利点かもしれません。

【自動車化歩兵】
(非装甲)
生産関連 戦闘力
IC 時間 労働力 対人 対甲 対空 防御 移動 制圧
14 約3ヶ月 10

環境適応力
渡河 砂漠 寒冷地 沼/密林
苦手 やや苦手 普通 苦手 普通 普通 苦手




生産時間と労働力消費は普通の歩兵とあまり変わりません。
よって石油と工業力が十分にあるならこちらの方がいい訳ですが・・・
そんな国、アメリカぐらいかも。
戦車付属の歩兵としては非常に優秀です。

なお、詳しくは後述しますが、「諸兵科連合効果」とは軍団の中の装甲ユニットの割合が 1/3〜2/3 の時に、戦力がアップするものです。
【機械化歩兵】
兵員輸送車に乗って進軍する近代的な歩兵部隊です。
移動力が高く、装甲もあり、歩兵の中では最強です。
ただし研究を進めなければ作れない部隊で、生産は大戦の後期に入ってからになるでしょう。 当然、石油も消費します。
でも自動車化歩兵を使うのであれば、そのまま研究を進めて機械化歩兵も実用化したいところです。

攻撃力だけを見れば、通常の歩兵とあまり変わりません。
しかし自動車化歩兵よりもさらに装甲があり(脆弱性が低い)、攻撃を受けても「対戦者攻撃力」でダメージが判定されるケースが多くなります。
よって、普通の歩兵が相手なら、かなり有利と言えます。
自動車化歩兵と同じく山や森への攻撃は苦手で、町への攻撃も得意としません。 沼や密林での移動も苦手です。
しかし装甲があるため、山や森が苦手といっても普通の歩兵と同条件で戦えば、負けることはまずないでしょう。

ただし、このユニットは戦車などと同じ「装甲ユニット(ハードユニット)」扱いなので、同じ装甲ユニットである戦車と混ぜても「諸兵科連合効果(詳細は後述)」による戦力アップは得られません。

【機械化歩兵】
(装甲ユニット)
生産関連 戦闘力
IC 時間 労働力 対人 対甲 対空 防御 移動 制圧
14 約4ヶ月 10

環境適応力
渡河 砂漠 寒冷地 沼/密林
苦手 やや苦手 やや苦手 苦手 普通 普通 苦手




歩兵最強と言えますが、正直言ってコレは歩兵じゃないんだよねぇ。
だったら戦車の方がいい気もしないでもない。
「対歩兵用の戦闘車両」と考えてもいいかもしれません。

ただ、石油の消費量が戦車より少ないので、石油の備蓄が心配ならこちらを装甲師団のメインにする手もありますね。


なお、「脆弱性=対人攻撃を受ける確率」なので、例えば攻撃を10回受けて、脆弱性が60%なら、ダメージ判定は約6回は対人攻撃力、約4回は対装甲攻撃力で判定される事になります。
(と、GLOCK さんに教えて頂きました。 Thanks!)
【軽戦車】
戦車です! 第二次世界大戦の初期に作られていた小型の戦車ですね。
歩兵が相手の戦いなら明らかに強く、装甲ユニットであるため、受けるダメージもかなり抑えられます。
しかし戦車(中戦車)が相手だと、対戦車攻撃力の低さから不利になってしまいます。


軽戦車のコストと生産時間、性能を考えると、軽戦車を作るのであれば中戦車を作った方がいいのが本音です。
しかしこのゲームの軽戦車は中戦車を作るための「過程」という感じなので、研究しないと戦車の開発は進みません。
軽戦車は序盤から作れるので、初期の主力部隊に戦車も混ぜたいのであれば生産してもいいでしょう。

序盤のスタートダッシュに活用するのであれば有用ですが、山岳地帯では機動力は生かせません。
もちろん密林とか湿地とかもダメなので、使うなら平地が広がっている地域ですね。
戦車は石油の消費量がかなり大きいため、使う場合は石油の備蓄に注意して下さい。

【軽戦車】
(装甲ユニット)
生産関連 戦闘力
IC 時間 労働力 対人 対甲 対空 防御 移動 制圧
17〜21 約5ヶ月 7

環境適応力
渡河 砂漠 寒冷地 沼/密林
苦手 やや苦手 苦手 苦手 普通 普通 苦手




ゲーム開始直後、歩兵2つ+軽戦車の部隊を作ると、「諸兵科連合効果」で攻撃&防御アップ、序盤戦で有利です。
山道を走っても通常の歩兵と同じ速度は保てます。

ゲーム中盤に入ったら、もう中戦車の方がいいですね。
【戦車(中戦車)】
主力戦車です! 陸上戦の花形ですね。
強力な攻撃力と装甲で敵を粉砕し、高い移動力で一気に敵陣に攻め込んでいきます!
しかし石油をガンガン消費するため、石油が確保できていないとガス欠で止まってしまいます。
生産に必要な工業力 (IC) も高く、生産や資源の面から言うと、負担が高い部隊と言えます。

戦車を主体にするか歩兵を量産していくかは、石油があるかどうか、どこで戦うか、どんな戦術(ドクトリン)研究を優先するかなど、状況を考慮して判断するといいでしょう。
でもいずれは必要になる兵器です。 やはりあるとないとでは、戦闘力がだいぶ違いますからね!

【戦車】
(装甲ユニット)
生産関連 戦闘力
IC 時間 労働力 対人 対甲 対空 防御 移動 制圧
16〜29 約半年 7

環境適応力
渡河 砂漠 寒冷地 沼/密林
苦手 やや苦手 苦手 苦手 普通 普通 苦手




戦車を大量に作って走らせると、あっという間に石油が尽きます。
石油のない国で戦車を主力にしたいなら、石油のある土地を目標に進攻計画を立てる必要がありますね。
【司令部】
かなり特殊なユニットで、戦闘力は低いのですが、周囲の部隊の戦闘力を高める効果があります。
司令官が「大将」か「元帥」の軍団に司令部ユニットが含まれていると、ペナルティーなしで攻撃に参加できる部隊(師団)の数が2倍になり、さらに戦闘力にボーナスが付き、加えて補給効率も上昇します。
戦闘時には、「待ち伏せ」や「強襲」などの有利なイベントが発生しやすくなります。
これらの効果は司令部がある場所だけでなく、そこに隣接した場所の部隊にも適用されます。

と言うわけで、進攻部隊の中に1つは欲しいのですが、生産に時間がかかり、工業力 (IC) もかなり必要です。
でもあると便利なので、大部隊で進攻するなら忘れずに!

【司令部】
(非装甲)
生産関連 戦闘力
IC 時間 労働力 対人 対甲 対空 防御 移動 制圧
16〜21 約8ヶ月 5

環境適応力
渡河 砂漠 寒冷地 沼/密林
普通 普通 普通 普通 普通 普通 普通




率いているのが元帥か大将でないと意味がないので、この点には注意して下さい。

軍事用語で司令部は「HQ」と言うので、サイトや書籍上では HQ と記載されている事も多いです。
これにもご注意を。
【諸兵科連合効果】

陸軍のユニットは「非装甲ユニット」と「装甲ユニット」に分けられています。
1つの軍団(1人の将軍によって指揮されている部隊)のうち、装甲ユニットの割合が 1/3 から 2/3 の場合、その軍団には「諸兵科連合効果」と呼ばれるボーナスが付いて、少し戦闘力がアップします。
諸兵科連合効果のある軍団は、攻撃時の戦力が +5%、防御時の戦力が +15% されます。

例えば、戦車(装甲ユニット)2つと、歩兵(非装甲ユニット)1つが同じ軍団だと、2/3 が装甲ユニットなので戦闘時には「諸兵科連合効果」が適用されます。
戦車1つと歩兵2つでも、1/3 が装甲ユニットなので OK です。
戦車1つと騎兵2つ、戦車1つと自動車化歩兵2つ、戦車2つと司令部、といった組み合わせでも OK です。
機械化歩兵は装甲ユニットなので、機械化歩兵+戦車2つだと、全部装甲ユニットなのでダメです。

また、少将は1個師団しかペナルティーなしで率いられないのでダメですね。
大将は9個師団率いられるので、装甲ユニット4つ+非装甲ユニット5つ、などの組み合わせも可能です。





ただ、諸兵科連合効果によるボーナスは、あまり大きなものではありません。
特に攻撃時のボーナスは 5% のみなので、編制する際にこれに固執する必要はありません。
ないよりあった方がいい、という感じのボーナスだと思っておきましょう。
【陸軍一覧】

陸軍の能力を一覧表にしたのが以下です。 どれを作ればいいのかの参考にしてみて下さい。
これは基本能力のみであり、山岳兵は山と寒冷地、海兵は上陸戦と沼・密林戦を得意とします。
司令部は周辺ユニットの戦力や回復力をアップします。
自動車化歩兵から下は石油を多く消費し、機械化歩兵から下は「装甲ユニット」となります。

IC 時間 労働力 対人 対甲 対空 防御 移動 制圧
歩兵 7 約3ヶ月 10
民兵 4 約2ヶ月 8
守備兵 5 約2ヶ月 8 なし
騎兵 (8) 約3ヶ月 9
山岳兵 9 約5ヶ月 15
海兵 9 約半年 15
空挺兵 12 約7ヶ月 15
司令部 16〜21 約8ヶ月 5
自動車化歩兵 14 約3ヶ月 10
機械化歩兵 14 約4ヶ月 10
軽戦車 17〜21 約5ヶ月 7
戦車 16〜29 約半年 7





もちろん、最新型のユニットの方が旧型より強いです。
改良型軽戦車は、初期型戦車に勝てます。
あくまで同世代のユニットでの比較です。
【旅団】

「旅団」とは、部隊に付属する「追加装備」のようなものです。
旅団を付けるとその種類に応じて戦闘力がアップしますが、速度が低下したり物資の消費量が多くなるなどのデメリットを伴うこともあります。

旅団の生産にも工業力(IC)や生産期間が必要ですが、最初から旅団を付属した状態で部隊を生産する場合、旅団の方が生産期間が短い場合は、部隊の生産にかかる時間が延長されることはありません。
(例えば「歩兵」に「砲兵」を付けて生産する場合、歩兵は3ヶ月、砲兵は2ヶ月で出来るので、歩兵が完成する頃には砲兵は出来ているため、砲兵が歩兵の生産を遅らせることはありません)

 砲兵
IC +5〜+7、生産時間 約2ヶ月。 装甲ユニット以外に付属可能。
対人攻撃力アップ、対戦車攻撃力ややアップ、防御力アップ、速度 -1。
戦力アップには一番いい。 基本的にはこれがメインだろう。
戦術(ドクトリン)の研究によって、性能やコストも改善されやすい。
 対戦車
IC +4〜+5、生産時間 約2ヶ月。 戦車と司令部には付属できない。
対戦車攻撃力アップ、防御力ややアップ、速度-1。
対人攻撃力は上がらないので、相手に装甲ユニットがないと意味がない。
ヨーロッパで戦車を相手にする中小国向けか。
 装甲車
IC +3、生産時間 約2ヶ月。 山岳、海兵、空挺、守備隊、司令部には付属不可。
対人攻撃力ややアップ、防御力アップ、指揮アップ、石油をやや消費。
指揮統制値の最大値や耐久力が上がり、部隊が硬くなる。
石油を消費し、資源の補給量も多めなのが難点。 騎兵や戦車向き。
 対空砲
IC +5、生産時間 約40日。 全部隊に付属可能。
対空攻撃アップ、対戦車攻撃ややアップ、防御力ややアップ。
空から攻撃を受ける機会がないとあまり意味がない。 基本型のみ速度-1。
飛行機や戦車からの攻撃を受けやすいヨーロッパでの防衛向きか。
 ロケット砲
IC +4〜+6、生産時間 約45日。 歩兵、自動車化、海兵、守備隊、司令部に付属可。
対人攻撃力アップ、対戦車攻撃力ややアップ、防御力アップ、速度-1。
砲兵とあまり変わらない。 これを作るなら自走砲の方がいいだろう。
量産向けなので、何もついていない部隊に後から追加するにはいい。
 自走砲
IC +6〜+8、生産時間 約2ヶ月。 山岳、空挺、守備隊、民兵には付属不可。
対人攻撃アップ、対戦車攻撃ややアップ、防御力多めにアップ、石油消費。
移動力が低下しない砲兵。 防御力や耐久力も補強できる。
戦車などにも付属できるし、オールマイティーに使える付属部隊。
 自走ロケット砲
IC +6〜+8、生産時間 約2ヶ月。 騎兵、山岳、空挺、守備隊、民兵は付属不可。
対人攻撃アップ、対戦車攻撃ややアップ、防御力多めにアップ、石油消費。
自走砲と大差ないが、こちらの方が研究しづらい。
生産は若干早いけど、あえて研究開発する必要があるかどうか・・・
 駆逐戦車
IC +7〜+8、生産時間 約2ヶ月。 空挺、山岳、守備隊、民兵、司令部は付属不可。
対戦車攻撃力多めにアップ、防御力アップ、石油を消費。
戦車と対戦車の研究を両方進めないと作れないので研究がかなり辛い。
対人攻撃力はほとんど上がらないので、装甲ユニットと戦うときに。
 軽戦車
IC +5、生産時間 約2ヶ月。 山岳、空挺、守備隊、司令部には付属できない。
対人攻撃・対戦車攻撃ややアップ、防御力ややアップ、指揮アップ、石油消費。
「発展型軽戦車」の開発で使用可能になるが、能力のアップは少ない。
どうやら指揮戦車らしく、指揮統制値の最大値がちょっと増える。
 重戦車
IC +8〜+9、生産時間 約3ヶ月。 歩兵、機械化、戦車にのみ付属可能。
対人攻撃アップ、対戦車攻撃アップ、防御力多めにアップ、速度-1、石油消費。
防御力は上がるが、石油の消費量が多め。 発展型重戦車は速度が-2。
序盤に基本型重戦車を開発して、いくつか投入するのも面白いかも?
 超重戦車
IC +10、生産時間 約4ヶ月。 歩兵と戦車にのみ付属可能。
対人攻撃・対戦車攻撃大幅アップ、防御力大幅アップ、速度-4、石油消費。
大戦後期にならないと作れない。 もはや趣味の世界。
速度ダウンがヒドイが、防衛拠点に「砲台」のつもりで置いてみる?
 工兵
IC +4、生産時間 約45日。 空挺、民兵には付属できない。
速度が+0.5、防御力アップ。 渡河攻撃のペナルティーを軽減。
速度がアップする唯一の付属部隊だが、騎兵のみ速度アップを得られない。
また、渡河攻撃のペナルティーを 20% 軽減する。 地味に便利だ。
 憲兵
IC +2、生産時間 約1ヶ月。 歩兵、山岳、守備隊、司令部にのみ付属可能。
制圧力アップ、指揮がややアップ。
パルチザン活動が特に高い場所向けに、憲兵付き守備隊を用意しておくと便利。
歩兵や騎兵に憲兵を付けておき、反乱発生時に対応する部隊にする手もある。


旅団の生産に必要な工業力(IC)は結構大きいので、旅団を付属せずに量産した方が良い場合も多いですね。

旅団のうち、対戦車砲は「AT」、対空砲は「AA」、装甲車は「AC」と略して呼ばれることもあります。

陸上部隊の対空砲は、敵が部隊に攻撃してきた時のみ反撃を行います。
土地に建設されている対空砲とは異なり、相手が上空を通過しただけの時や、戦略爆撃を行ってきた時は、反撃はできません。

「工兵」の渡河ペナルティーの軽減がなくなっているという話があるようですが、少なくとも最新版では、ちゃんと工兵で渡河ペナルティーは軽減されています。