史実ルート後半 レイテ沖海戦  

MAP 17 レイテ沖海戦
遊撃部隊 プレイヤー
第7艦隊 アメリカ軍・攻撃目標 60部隊 機動艦隊(若干の上陸部隊を含む)
第3艦隊 アメリカ軍 60部隊 機動艦隊(空母を含む艦隊)
機動部隊 日本軍・友軍 60部隊 機動艦隊と守備部隊など
日本軍が本土防衛の最後の砦とした、フィリピンでの戦いが 「レイテ沖海戦」 です。
前のステージ 「ブーゲンビル強襲作戦」 から約1年が経過しており、その間に日本軍はサイパンの島を占領されたり、「マリアナ沖」 という海域で航空戦に大敗したりしていますが、その辺りの戦いは残念ながらこのゲームにはありません。
とにかく、日本軍は各地で敗戦と後退を続けていました。
このゲームでは、ここで敗れれば、史実通りの日本完敗のエンディングとなります。
友軍(緑)の配置は、ほぼ史実に沿ったものになっています。
自分の部隊の配置場所は3ヶ所あり、マップ中央、フィリピン北部、そして画面左下です。
赤のアメリカ艦隊はすでにレイテ湾(マップ中央下)から上陸しており、そこに敵司令部もあります。
前のステージから1年が経過しているため、新型機が続々登場すると思いますが、このステージでは補充も必要なので、ブリーフィング時に資金を使い過ぎないようにして下さい。
最低1万は残しておくべきです。

このステージは、最初にどういう配置にするかが重要です。
中央に部隊を集中して配置し、敵と真正面から戦うのか、それともマップ左下を主力として、マップ中央は防衛中心にするのか・・・
まずどういう作戦にするかを考えてから配置しましょう。
マップの中央は、赤と黄色の双方から総攻撃を受けることになります。
中央よりやや上のフィリピン北部の配置場所には、黄色の航空機と艦隊が殺到してきます。
マップ左下はとりあえず安全ですが、すぐ上から赤の潜水艦が4隻ほどやってきます。
真正面からぶつかるなら、マップ左下は無視して中央に集中配置ですね。
対空砲と戦闘機を中心にして壁を作り、対空砲で敵航空機を、艦砲射撃で敵艦を撃破しつつ、艦攻・艦爆を出して敵艦隊を撃破していきます。
相手の航空機・艦船は数も質もハンパではないので、こちらもかなり損害が出ると思いますが、マップ右上の友軍艦隊が黄色の艦隊の後方を突いてくれるので、少しは助かります。
ただ、このマップの作戦目標は赤の艦隊のみなので、黄色は関係ありません。
ですので、攻撃は赤の艦隊を主に狙っていきましょう。

(配置の一例。守る事はできるか?)

でも、ここではもう一つの作戦・・・ 史実に似た 「囮(おとり)作戦」 の方をお勧めします!
マップ左下から歩兵部隊を乗せた揚陸艦を出し、マップ中央の部隊を「おとり」にして敵を引き付け、敵の守りが薄くなったレイテ湾(敵司令部)に突入、占領を目指すと言うものです。
ブリーフィング時に揚陸艦と歩兵を生産しておき、開始時に配置します。
マップ左下の配置場所には陸上にも部隊が置けるので、1ターン目から歩兵を乗せた揚陸艦を出港させることが出来ます。
さらに、護衛の戦艦・空母・艦載機なども配置して、上から来る潜水艦に備えて駆逐艦も数隻出しておきます。
そして、残りは中央付近に配置し、防衛を固めます。
中央の部隊は防御に徹し、赤と黄色の部隊を引き付けます!
この時、敵に発見されやすいよう、おとり役の戦闘機を1機か2機、前に出しておくのもいいでしょう。
こうすると、マップ右上の友軍艦隊も早いうちに敵を発見し、援護にきてくれます。
そして中央で敵と戦っている間に、揚陸艦+護衛艦隊はレイテ湾(赤の司令部)に向かって、敵の索敵に引っかからないよう、こっそり進軍します。
緑の友軍艦隊も数隻、ついてきてくれます。
駆逐艦は赤の潜水艦が来るのを邪魔しましょう。
そのままレイテ湾まで進み、敵部隊が少なければ・・・ 邪魔な敵だけを艦載機で倒し、一気に上陸、司令部占領です!

(レイテ湾強行突入!)
(寸前で反転したりしないように・・・)
ただ、ここまでうまくいけばいいのですが・・・ 敵の動きも一定ではないため、うまく中央に敵部隊が引き付けられず、司令部周辺に敵が多く残っている場合もあります。
こうなった場合は、護衛の艦隊で敵を排除し、ムリヤリ突入路を作らなくてはなりません。
ですから、そうなった時のための戦力も用意しておいてください。
敵艦を掃討しなくても、司令部を占領した瞬間に勝ちになりますから、突入に邪魔になる敵だけを倒せば OK です。 緑の友軍艦隊も支援してくれるはず。
いずれにせよ、中央の部隊はがんばらないといけないので、「八八式対空砲」 や主力の戦闘機・戦艦などを配備して、敵の攻撃をしのぎましょう!
勝利することが出来れば、史実ルート最終マップ 「MAP30 號作戦」 に進みます。
負けた場合(撤収した場合)は、史実通りの終戦 「エンディング5」 となって、ゲーム終了です。

MAP 30 號作戦
號作戦部隊 プレイヤー
第38任務部隊 アメリカ軍・攻撃目標 48部隊 機動艦隊
第77任務部隊 アメリカ軍・攻撃目標 60部隊 機動艦隊+上陸部隊
比島方面軍 日本軍・友軍 59部隊 陸上守備隊
史実ルートの最終ステージです。
このサイトでは日本敗戦のルートを 「史実ルート」 としていますが、このステージだけはぜんぜん史実ではありません! おもいっきり架空のシナリオです!
横須賀で密かに建造されていたというこのゲームオリジナルの超兵器 「號竜」 を率い、フィリピンに侵攻してくる米軍を迎撃します!
號竜は大和級の攻撃力と赤城級の艦載能力を持つ、超大型の三胴型航空戦艦です!
「號竜」 はステージ開始時のブリーフィングでもらえますが、あくまで貰えるだけなので、開発された訳ではありません。(追加生産はできません)
出撃場所は台湾(マップ左上)から。
アメリカ軍はすでにフィリピンの側まで来ていて、開始直後からフィリピンの友軍は爆撃を受け始めます。
配置が終わったらすぐ南に向かい、援護に行きましょう。

フィリピンの守備隊は爆撃でボコボコにされていきますが、多数の対空砲が配備されているので、結構米軍機にもダメージを与えてくれます。
アメリカ艦隊は攻撃をフィリピン方面に集中し、こちらには来てくれないので、待ち構える戦法は使えません。
ですので、こちらから近づいて後方から襲いましょう!

相手の航空機はフィリピン上空に出ていると思うので、こちらにはあまり攻撃は来ないはずです。
よって、ここはあまり苦戦しません。
艦攻・艦爆を中心にして、敵艦隊を沈めていきましょう。
(改造技術:着艦フック)
比島の真ん中のちょい上の所にある
海側の荒れ地。(100t戦車さんより)
せっかくなので 「號竜」 も活用してみましょう!
最強クラスの戦艦と空母の性能を併せ持つ艦船、その見た目は航空戦艦をくっつけたサイドカー状態?
改造は戦艦と同じものが可能なので、伊勢改よりも使い勝手はいいです。
また、重鈍に見えて速度も実は速いです。

なお、號竜型は普通に技術投資をしても登場します。
が、かなりの額を投資する必要があり、艦船技術にそこまで投資するのはゲーム的にもあまり意味がないので、普段はこのステージでしかお目にかかることはありません。
史実ルートでここまで来た人へのご褒美でしょうか?

(こうした三胴船は実在しますが・・・)
(軍艦に採用された例はまだありません)
赤の敵軍は敵艦隊を全滅させればそのまま撤退します。
黄色は司令部で輸送船&上陸部隊を生産するので、これを倒しに行かなければ撤退しません。
敵軍は双方、3部隊以下で撤退します。
この戦いに勝利すれば、「エンディング6」 となってゲーム終了です。
敗退(撤収)した場合は、史実エンドである 「エンディング5」 となります。

【エンディングの後・・・】
史実ルートのエンディングにはスタッフロールがありません。
ちょっと物悲しいエンディングですが・・・ 敗戦の結末なので、仕方ないところでしょうか。
でもエンディング6の場合は終戦が4月になっているので、原爆投下は免れた、という形でしょうか。
エンディング後はデータをセーブし、そのデータをロードすることで、資金と改造技術を持ち越して再スタートすることが出来ます。 兵器は持ち越せないので注意してください。
また、タイトル画面で 「達成率」 を選択可能になり、ここで各ステージのルートとクリア記録を見ることが出来ます。 この辺りは 大勝利・勝利 ルートと同じです。
史実ルートはステージ数が少なく、負けなければ通れないステージが多いので、どうしても資金的に辛くなります。
史実通り、新兵器開発と兵器生産が十分でない状態で、米軍と戦わなくてはなりません。
レイテ沖海戦までプレイするのであれば、2週目以降に、改造技術と資金を持ち越した状態でプレイするのがおすすめですね。

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