スタンダード大戦略 概要説明

STANDARD 大戦略スタンダード大戦略」 は、第二次世界大戦ドイツ軍の戦いを扱った、完全ターン制の戦術シミュレーションゲームです。
前編となる 「電撃戦」、後編となる 「失われた勝利」 の2部構成となっています。

第二次世界大戦のドイツ軍は、陸・海・空、砂漠や雪原、さらに市街地など、様々な場所・地域で戦いを繰り広げました。
そのためこのゲームでも、戦車や装甲車、戦闘機や爆撃機、戦艦や要塞など、様々な兵器が登場して活躍します。
さらに、ソビエト・アメリカ・イギリスなど、多くの国々がドイツの敵国として登場し、戦いはバラエティーに富んでいます。

失われた勝利では総計 580 以上のユニットが、当時の実名と詳細な外観・性能で登場し、敵国の兵器を鹵獲して使用する事も可能です。

ただ、非常に本格的な戦術シミュレーションゲームであるためそのルールはかなり複雑で、シミュレーションゲームの初心者の方には、ちょっとお勧めし辛いゲームです。

このゲームは、「ADVANCED 大戦略アドバンスド大戦略」 というゲームの流れを汲むものです。
本家のアドバンスド大戦略はシリーズが進むごとに非常に難解で複雑なルールが次々と追加されていき、マニアでなければ理解し辛いほどになっていきました。

スタンダード大戦略は、そのアドバンスド大戦略のルールをある程度簡略化した内容となっています。
それでも、元のアドバンスド大戦略が非常に難しいゲームであったため、スタンダード大戦略も決して簡単とは言えませんが、本家よりは かなりプレイしやすい内容になっており、かつ本格的なシミュレーションゲームとして十分楽しめるものとなっています。

「手強いシミュレーションゲームがやりたい」 という方には、ぜひお勧めのゲームです!

ゲームはドイツ軍によるキャンペーン方式で進みます。
戦地は 「ユーゴスラビア戦」 「ソビエト戦」 などのいくつかのシナリオに分かれていて、その1つのシナリオに複数のステージが存在しており、どういうルートで最終目的地に進軍していくかは自分で選ぶことが出来ます。

さらに、シナリオクリアにかかった日数で次のシナリオが分岐し、早期に勝利を収めていけば、史実とは全く違う結末になる場合もあります。

各ステージで生産・使用したユニットはそのまま持ち越しする事が可能で、各ユニットは経験を得て成長し、上位の兵器に昇格する事も可能で、さらに強化改造や砲塔交換などで性能をカスタマイズする事も出来ます。
前作 「電撃戦」 をプレイしていれば、「失われた勝利」 でその部隊を引き継ぐことも可能です。

この 「STANDARD 大戦略スタンダード大戦略」 は 2部作 となっており、「失われた勝利」 は、その後編にあたります。
「スタンダード大戦略・電撃戦」 では第二次世界大戦の前半の戦いが展開されましたが、「スタンダード大戦略・失われた勝利」 では、逆にドイツ軍が反撃を受け始める戦いが展開されます。

ソビエトやアメリカなどの優秀な兵器が、圧倒的な物量で押し寄せてくるため、戦いはさらに激しさを増します。
そして物語後半には、敵に追い詰められた味方を救いつつ、部隊を後退させていく 「撤退戦」 が始まることとなります。

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