このページでは、「スタンダード大戦略・電撃戦」に登場するドイツ軍の陸上兵器の一覧を表記しています。
航空兵器、および艦船はこちらのページをご覧下さい。

このページは、その兵器の史実における歴史・概要を簡単に説明し、ゲームの時代背景を知る参考にして頂ければと思い作成したものです。
歴史に詳しくない方でもわかりやすいよう、詳細過ぎる解説は記載していませんのでご了承ください。

数値はスタンダード大戦略における能力で、そのユニットに関連した主要な能力のみを表記しています。
攻撃力の表記は、「威力×装備数×射撃数」です。 ただし、装備と射数が1の場合は省略しています。
また、2つの武器を同時に撃つ場合は「+」を付けています。
威力は兵器攻撃が、地形攻撃がです。

解説には、史実における機体の概要と、ゲームで使用する際のアドバイスを掲載しています。

軽戦車 I号戦車 II号戦車 35(t)式戦車 38(t)式戦車
戦車 III号戦車E型 III号戦車H型 III号戦車J型 IV号戦車D型
駆逐戦車 III号突撃砲E型
装甲車 Sdkfz222
牽引対戦車砲 37mm対戦車砲35/36型 50mm対戦車砲38型
牽引榴弾砲 105mm軽榴弾砲18型 150mm重榴弾砲18型 170mm加農砲18型
牽引ロケット砲 150mmロケット砲41型
牽引高射砲 88mm高射砲36型
自走対空砲 Sdkfz10/4 I号対空戦車
輸送車 オペル・ブリッツ Sdkfz251/1 Sdkfz7
補給車 給馬馬車 Kfz385
列車/装甲列車 列車 装甲列車 280mmK5(E)
歩兵 狙撃兵分隊1935 狙撃兵分隊1941 狙撃兵分隊PzB装備
騎兵分隊 自動車化狙撃兵分隊 機関銃分隊1939 工兵分隊1939
(ボーナスユニット) IV号戦車G型 ティーガーI マーダーII 一式中戦車チヘ

= 軽戦車 =

1号戦車 1934.7 Lv1
I号戦車
大砲攻撃
なし
移動力
6
対地防御
5
機銃攻撃
2×2×4(命中165)
耐久力
12
対地回避
91
ドイツ軍が開戦前に作っていた訓練用の戦車。 戦車を作るための「生産の訓練」も兼ねていたようだ。
あくまで訓練用なので装甲車に機銃が付いてるだけの代物で、大砲も付いていない、なんちゃって戦車である。
でも主力戦車の数が足りないうちに戦争が始まってしまったので、数合わせのために実戦投入された。
ゲームでは軍事訓練のステージで、廃絶する前にしか作れないと言うレアなユニット。
初登場の時点ですでに廃絶できるという悲しい存在。 使う必要は全くない。
ただ、後で「1号対空戦車」に改良できるので、少しだけ持っておいてもいいかも・・・? でも、1号対空戦車も別に役立つユニットではないんだけど・・・

2号戦車 1936.5 Lv2
II号戦車
大砲攻撃
なし
移動力
6
対地防御
5
機銃攻撃
6×3+2×6(命中156151)
耐久力
14
対地回避
72
ドイツが開戦前に作っていた訓練用の戦車、その2。 1号戦車は訓練用としても小さすぎたが、主力の戦車の開発も遅れていたため、1号戦車を大型化してつなぎとして作られた戦車。
あくまで訓練用なのでやっぱり大砲が付いておらず、なんちゃって戦車の域を出ていないが、主力戦車の数が全然そろわなかったので大戦初期には主力として使われた。
ドイツのグデーリアン大将曰く、「いやぁ、こんな小さい訓練用戦車で戦争始めるとは思わなかったよ。」
スタンダード大戦略では軍事訓練の段階で「3号戦車」を普通に生産できるため、2号戦車を使う必要はほとんどない。
文字通り訓練でしか使う機会はないが、昇格すれば35(t)式戦車や38(t)式戦車になるので、そのためにいくつか育ててみるのもいいだろう。

35(t)式戦車 1939.3 Lv3
35(t)式戦車
大砲攻撃
12(命中138)
移動力
5
対地防御
7
機銃攻撃
2×5+2×5(命中158)
耐久力
14
対地回避
64
35tの「t」は重さの単位(d)ではなくて、「チェコ」という意味。 つまり「1935年式チェコ戦車」である。
ドイツは開戦前に「チェコ・スロバキア」という国を取り込んだのだが、そこで作られていた戦車であり、優秀な性能を持っていたのですぐにドイツ軍で使われることになった。
だが、足回りの構造が複雑でトラブルが続発する弱点があり、整備係からは不満が出まくった。
2号戦車から昇格する事で作れる戦車で、索敵が4あり、「攻撃も出来る偵察車両」として活躍する。
大砲の攻撃力も3号戦車より高く便利なのだが、すぐに上位の38(t)式戦車が登場するので、そのつなぎとして使う感じだろう。 38(t)式戦車には「改修」で変更できる。

38(t)式戦車 1939.5 Lv3
38(t)式戦車
大砲攻撃
13(命中150)
移動力
6
対地防御
7
機銃攻撃
2×5+2×5(命中158)
耐久力
14
対地回避
67
「この戦車を手に入れた事は、チェコスロバキアという国を手に入れた事以上の価値があった」とさえ言われたほどの優秀な戦車。 35(t)戦車の改良型で、足回りのトラブルも改善されている。
兵士からは「もう1号戦車も2号戦車もいらない!」という意見まで出たぐらいで、初期のドイツ軍の快進撃を支えた。 戦争中期になると通用しなくなってくるが、その車体は様々な兵器に流用され最後まで使われている。
索敵が4あり、速度も速く、戦える偵察車として活躍できる使い勝手のいい戦車。
あくまで軽戦車なので防御力は低く、空爆とかを受けると危険なのだが、攻撃面に関してはドイツの主力戦車に勝るとも劣らない。 2号戦車から昇格させないといけないのが欠点だが、作ってしまえば便利なユニットだ。

= 
戦車 =

3号戦車E型 1937.5 Lv1
III号戦車E型
大砲攻撃
11(命中149)
移動力
6
対地防御
9
機銃攻撃
2×2×6+2×6(命中151)
耐久力
26
対地回避
60
ドイツの主力となるべく開発されていた戦車。 でも生産体制が整わなくてポーランド戦では数がそろわず、フランス戦では4号戦車が主力になっていたので、結局3号戦車が主力となる事はほとんどなかった。
おまけに攻撃力や防御力もそんなに高くない。 でもドイツは戦車の「機動力」を重視しており、乗員数の拡張や無線の装備など、戦術面での設備は整えられていた。 ドイツの序盤の勝利は「戦術」の勝利だった訳だ。
ゲームでは軍事訓練の頃から普通に生産できるので、ポーランド戦の前から主力に出来る。
だが、大砲の攻撃力は低いのでアテにせず、機銃攻撃による非装甲の敵の撃破をメインとしよう。
基本的に「スタンダード大戦略・電撃戦」のドイツの戦車は、他の陸上部隊を守る「盾役」であり、攻撃役としての主力にはならない。

3号戦車H型 1940.4 Lv1
III号戦車H型
大砲攻撃
17(命中137)
移動力
6
対地防御
11
機銃攻撃
2×6+2×6(命中151)
耐久力
28
対地回避
58
3号戦車の大砲強化型。 E型は37mm砲だったが、それを50mm砲に変えたもの。
もともと3号戦車は50mm砲を載せられるよう設計されていたので、これが本来の型とも言える。
さらに装甲を強化し、足回りなども改善されていて、乗り心地の向上やトラブルの改善なども行われた。
この3号戦車H型が、「スタンダード大戦略・電撃戦」の主力戦車となる。
主力と言うには正直言って攻撃力不足だが・・・ 普通に生産できる他の戦車がイマイチだったり、登場が遅すぎたりするのでしょうがない。 E型からは「改修」でこちらに変えられるので、登場したら切り変えていこう。
ただ、機銃の装備数が減っていて、歩兵や非装甲の相手への攻撃力はE型より落ちている。 E型も残しておいた方がいいかもしれない。 H型にE型の砲塔を乗せる手もあるけど・・・ ちょっとメンドイ。

3号戦車J型 1941.12 Lv1
III号戦車J型
大砲攻撃
21(命中167)
移動力
6
対地防御
12
機銃攻撃
2×6+2×6(命中151)
耐久力
28
対地回避
58
ドイツの総統「ヒトラー」は、3号戦車に長砲身の50mm砲を乗せるよう命令を出した。
が、すでに短砲身の50mm砲が完成してて生産体制も整っていたので、開発部は命令を無視して短砲身の3号戦車を量産した。(これがH型) でもそれが後でバレてヒトラー激怒!「俺が言ったのと違うじゃなかっ!!」
で、あわてて作られた長砲身の50mm砲を搭載した3号戦車がコレである。 長砲身であるため破壊力や弾の初速は高いのだが、作られた経緯がアレなのでなかなか量産体制が進まず、配備は遅れてしまった。
強力な大砲を搭載した3号戦車。 これならイギリスの戦車とも撃ち合う事が出来るのだが・・・
いかんせん、登場が遅すぎで、タイムアップ間際になっての登場である。
これでは2週目以降か続編でなければまともに活用できない・・・

4号戦車D型 1937.10 Lv2
IV号戦車D型
大砲攻撃
14(命中77)
移動力
6
対地防御
8
機銃攻撃
2×6+2×6(命中151)
耐久力
26
対地回避
54
第二次世界大戦を通してドイツ軍の主力として活躍したのが、この「4号戦車」である。
当初は3号戦車の支援用だったのだが、車体が大きめで設計に余裕があったので、3号戦車ではフランス・イギリスの戦車に苦戦する事がわかって来ると、大型の大砲を搭載した4号戦車に主力が移っていった。
D型はその初期量産型で、支援用の短砲身の75mm砲を搭載している。
「スタンダード大戦略」では、ハッキリ言ってダメダメなユニット!
大砲の命中率が低すぎで全然当たらない! 3号戦車より防御面でも劣り、わざわざ経験値を消費して4号戦車に昇格させるべき理由は全くない。 作らない方がマシである。
それでも使うのであれば、地形への攻撃力がそこそこあるので、地形攻撃で戦うぐらいだろうか・・・


= 
駆逐戦車突撃砲) =

1940.6 Lv1
III号突撃砲E型
大砲攻撃
14(命中77)
移動力
6
対地防御
12
機銃攻撃
なし
耐久力
27
対地回避
59
「突撃砲」とは、車体に直接大砲がくっついてる戦車だ。 砲塔が存在しない。
だから前にしか撃てないのだが、砲塔がないぶん車高を低くでき、防御力も高められ、生産もしやすかった。
元々は歩兵を支援するための大砲だったのだが、使ってるうちに戦車相手にも結構強い事がわかり、ドイツはこれを「駆逐戦車」と命名して、戦車の種類の1つとして生産していった。
前にしか撃てないからか、大砲の命中率があまりに低く、機銃も付いてないので、名前の割には攻撃役としては役に立たない。 地形の攻撃力がそこそこあるので攻撃するなら地形攻撃だが、たかが知れている。
だが、作った瞬間から大砲が付いていて、値段も戦車より安く、防御力も高いので、ステージ開始時の拠点防衛用の兵器としてはかなり役に立つ。 その場しのぎには持ってこいだ。
そのため使う機会は多いのだが、基本的に使い捨ての兵器であり、大切に育てて使うユニットではない。


= 装甲車 =

Sdkfz 222 1937.1 Lv1
Sdkfz222
索敵
移動力
11
対地防御
3
機銃攻撃
6×3+2×6(命中156151)
耐久力
10
対地回避
76
ドイツ軍が各所で使用した四輪駆動車。「Sdkfz」とは「ゾンダークラフトファールツォイク」の略で、直訳すると「特殊用途車両」となる。 つまり「特殊車両222型」であり・・・ そのまんまな名前である。
移動・偵察・指揮車など、様々な用途で使用された装甲車で、空にも撃てる機関砲を装備していた。
大戦略における「装甲車」は、主に偵察(索敵)のためのユニットであり、それはこのゲームでも変わらない。
このゲームは防御力のないユニットはすごくモロいので、このSdkfz222もすぐやられる。歩兵にもやられる。
なので、基本的には使い捨てで突っ込ませ、強行偵察するという使い方になるが、非常に高い移動力を利用して開始直後の敵の接続拠点の封鎖などに使う手もある。 タイヤ移動なので、道路以外では遅くなる点に注意。


= 
牽引対戦車砲 =

37mm対戦車砲35/36型 1935.1 Lv1
37mm対戦車砲35/36型
大砲攻撃
11(命中152)
移動力
1
対地防御
1
機銃攻撃
なし
耐久力
6
対地回避
86
「対戦車砲」とは、歩兵部隊が戦車を攻撃するために使う大砲の事だ。
戦車には戦車や航空機で対抗したい所だが、実戦ではいつもそれらの支援があるとは限らない。
そこで、歩兵が戦車に攻撃できる大砲がたくさん生産され、各部隊に配備されていた。
ゲームの牽引対戦車砲は「モロい・弱い・遅い」の3拍子揃った、攻撃ではまるで使えない兵器である・・・
しかし、とても安くて回避が高いので、ステージ開始直後の使い捨て防御兵器としては便利なユニットだ。
スタンダード大戦略では開始直後に敵が目の前にいるステージが多いので、こうした防御用兵器を使う場面は結構多い。 ただ、決して強いユニットではないので、敵の攻撃が激しい場面では3号突撃砲を使用しよう。

50mm対戦車砲38型 1941.1 Lv2
50mm対戦車砲38型
大砲攻撃
21(命中167)
移動力
1
対地防御
2
機銃攻撃
なし
耐久力
7
対地回避
97
37mmの対戦車砲は戦争が始まった当初は活躍したが、フランス戦が始まると攻撃力不足が目立った。 そこで新たに開発されたのがこの50mm砲なのだが、戦車の進化によりこれもすぐに威力不足に陥っている。
ちなみに、対戦車砲の大砲は、戦車に乗せる大砲と基本的には一緒である。
「牽引対戦車砲」は使い捨てで使用するものなので、「経験を貯めて昇格する」と言う事は普通ない。
が、これは37mmの対戦車砲から昇格させないと作れないので・・・ つまり、普通は出番のない兵器だ・・・
ボーナスユニットとして貰えるステージがあるので、貰ったら使ってもいいけど、やはりモロいし遅い。


= 
牽引榴弾砲 =

105mm軽榴弾砲18型 1935.7 Lv1
105mm軽榴弾砲18型
対地射程
1〜4
移動力
1
対地防御
1
地形攻撃
56(命中79)
耐久力
10
対地回避
103
ドイツ軍の使用していた「野砲」の一種。 野砲とはその名の通り野外で使う大砲のことで、一般的に、ドーンと撃った砲弾が弧を描きながら遠くの目標に向かって飛んでいく、遠距離攻撃用の大砲のことを言う。
「榴弾砲」は着弾した砲弾が破裂して破片が飛び散るタイプのもので、広範囲を攻撃するのに適していた。
ゲーム開始時に使用することになる野砲。 でも正直言って、射程も威力も命中率も心もとない。
また、移動力が1しかないので、遠くに運ぶときには輸送ユニットも必要となる。
はやく上位のものに昇格させたいところだが、150mm重榴弾砲をボーナスユニットで貰える機会が多いので、それをアテにして最初から育てないのもアリかも?

150mm重榴弾砲18型 1934.1 Lv2
150mm重榴弾砲18型
対地射程
1〜5
移動力
1
対地防御
0
地形攻撃
92(命中93)
耐久力
17
対地回避
57
大型の榴弾砲。 こうした野砲は世界各国で使われていて、どの国にも配備されていた。
ドイツの場合、105mmの軽榴弾砲は輸送や移動に便利なように小型化されたタイプであり、実はそちらの方が新型だ。 でも攻撃力や射程は、やはり大型の150mm重榴弾砲の砲が強かった。
射程と威力と命中が伸びて、105mmよりも明らかに使い勝手が良くなった榴弾砲。
でも榴弾砲はやっぱりよくハズれるので、ハズれても味方に当たらないようなところに撃とう。
基本は地形攻撃で撃つものだが、敵が近くて相手の回避が低ければ、兵器攻撃で狙ってもそこそこ当たる。

170mm加農砲18型 1941.8 Lv3
170mm加農砲18型
対地射程
1〜9
移動力
1
対地防御
0
地形攻撃
121(命中166)
耐久力
41
対地回避
58
加農砲とは「カノン砲」のこと。 「カノン砲」とは砲身が長い大砲の事で、そのぶん弾速が速く、長射程で威力も高い。 しかしそのぶん、大砲自体も大型のサイズになってしまう。
でもやはり強力な野砲は戦力として重宝されたようで、かなりの数が生産されて前線に配備された。
ゲームの終盤にようやく登場する強力な野砲! 射程は9で威力も非常に高く、命中率も良くて頼りになる。
だが、重量がかなり重いので、普通の輸送車では運べない。(搭載しても移動力が1になってしまう・・・)
Lv3の輸送車「Sdkfz7」なら何とか運べるが、それでも移動力は半減してしまう。
ステージ開始時に使う防衛用の兵器と割り切った方がいいかもしれない。


= 
牽引ロケット砲 =

150mmロケット砲41型 1941.8 Lv1
150mmロケット砲41型
対地射程
23
移動力
1
対地防御
0
地形攻撃
80×6(命中68)
耐久力
7
対地回避
95
正式名称「ネーベルヴェルファー」と命名された、多連装ロケット砲。 6つの発射装置を円状に並べている。
砲弾自体がロケット推進により飛んで行くロケット砲は、長い砲身がなくても長射程の攻撃を行うことができるのだが、どこに落ちるか解らない代物で、命中率は非常に低かった。
だが携帯に便利で火力も強いので、まとめて撃って周辺一帯を制圧するのには適していた。
とにかく強力な遠距離攻撃兵器! 命中率の低さは手数の多さでカバー。 広範囲に弾がバラ撒かれるので、命中率の低さが逆にメリットになっている。 密集した敵にまとめてダメージを与えられる便利なユニットだ。
強化改造は命中率が悪くなるのをいとわず、射程を延ばす方向で行おう。 弾数が5なので弾切れには注意。


= 
牽引高射砲 =

88mm高射砲36型 1936.1 Lv1
88mm高射砲36型
対空射程
26
移動力
1
対地防御
2
攻撃威力
32(対空命中116対地命中162)
耐久力
16
対地回避
52
第二次世界大戦の兵器の話をすると、必ず出てくるのがコレ。 有名な「88mmFlak」である。
本来は高空を飛ぶ飛行機を狙うための対空砲だったのだが、ドイツ軍はこれで地上の戦車も狙った。
その威力は絶大で、長距離から重装甲の戦車を撃破することが可能であり、空も陸も狙える汎用性の高さもあって非常に重宝された。 特に北アフリカの戦いでは、イギリス軍の戦車を多数撃破している。
史実では大活躍した兵器だが・・・ このゲームではイマイチ。
このゲームでは対空砲がアテにならないので、対空ユニットとしては活躍できないし、防御や回避が低いので機銃攻撃を受けるとあっさりやられてしまう。 高射砲なので航空機の機銃攻撃に反撃できないため(地形攻撃にしか反撃できない)、対空ユニットなのに航空機に狙われてすぐやられてしまうという、悲しいユニットだ。
対地攻撃は確かに強力だが、それを生かすのは難しいだろう。


= 対空自走砲/対空戦車 =

Sdkfz 10/4 1939.7 Lv1
Sdkfz10/4
対空射程
1〜3
移動力
10
対地防御
0
対空射撃
6×3(命中115)
耐久力
10
対地回避
63
通称「デマーグD7」。ドイツ軍が戦争初期から後期にかけて、長い間使用した対空砲。
ハーフトラック(前輪はタイヤ、後輪がキャタピラのトラック)の荷台に対空機銃を積んだだけの簡単なものだが、簡単ゆえに生産がラクなので、多数作られて各地の部隊に配備されていた。
このゲームの対空砲は自動迎撃システムだが・・・ ぜーんぜん当たらない!
経験値が貯まればそこそこ当たるのかもしれないが、どっちみち射程が3しかないので短すぎる。
それにドイツは戦闘機が優秀なので、対空射撃はあまり必須ではない。 と言う訳で、使い道はあまりないが・・・
トラックなので移動力が高く、値段も安いので、使い捨てで敵の拠点を塞ぐのに使用する手もある。

1号対空戦車 1941.8 Lv1
I号対空戦車
対空射程
1〜3
移動力
5
対地防御
3
対空射撃
6×4(命中116)
耐久力
10
対地回避
54
1号戦車に対空機銃を積んだ改修型。 使われなくなった一部の1号戦車に対空機銃を積んでみたもののようだが、対空射撃ではなく歩兵相手の戦闘に使われることが多く、装甲がないので被害も多かったようだ。
1号戦車の車体は他にも輸送車や回収車、火炎放射戦車や工作車など、様々なものに流用された。
Sdkfz10/4よりほんのちょびっと強い対空車両。 でも対空車両自体が使えないこのゲームでは、この程度の強化ではやはり出番はない。 1号戦車の改修型をゲームに登場させたかったんだろうか・・・?


= 
輸送車 =

オペルブリッツ 1936.1 Lv1
オペル・ブリッツ
重量
6
移動力
9
対地防御
0
搭載
積載サイズ2、牽引サイズ4
耐久力
11
対地回避
42
ドイツ軍の輸送車として有名なトラック。 自動車メーカー「オペル」の作った「ブリッツ」というトラックだ。
元々は民間用トラックだったのだが、性能が優秀だったので軍用車として制式採用され、多数量産されて各地の戦場で様々な輸送任務に就いた。 四輪駆動なので、ある程度の悪路なら走れる。
オペル社はアメリカの自動車会社GMの子会社だったので、その関係でドイツの戦車は作れなかったようだ。
ふつーの輸送トラックだ。 スタンダード大戦略(およびアドバンスド大戦略)を初めてやる人は、兵器の一覧に「オペルブリッツ」と書いているのを見て、「どんな兵器なんだ!?」と思うのだが、ただのトラックである。
とりあえず名前はカッコいい。 タイヤ走行なので、道路以外では移動力が激減するのに注意。

ハノマーク 1939.6 Lv2
Sdkfz251/1
重量
8
移動力
8
対地防御
4
搭載
積載サイズ1、牽引サイズ4
耐久力
13
対地回避
67
通称「ハノマーク」。 ハノマーク社で作られた兵員輸送車で、兵士たちにひっぱりだこだった。
戦車による素早い機動戦術を実現するために、歩兵もそれに付いていけるよう、輸送車に乗って迅速に移動できる事が求められた。 その要求を叶えるべく作られた装甲輸送車両である。
余談だが、オペルブリッツが型番のkfz305ではなく「オペルブリッツ」なのだから、コレもSdkfz251/1じゃなくて「ハノマーク」でいい気がするのだが、ダメなんだろうか・・・?
輸送車その2。 オペルブリッツより移動力が1下がっているが、移動が「半装軌(半分キャタピラ)」なので、道路以外の場所でも移動力の低下が少ない。 また、機銃も搭載していて、降車と同時に援護射撃ができる。
でもしょせん輸送車なので、普段は攻撃に使おうとか思わないように。
ちなみに、積載サイズが1なのに、サイズ2の騎兵も乗せる事ができる・・・ が、乗せると騎兵は「牽引」扱いになる。
馬を牽引って・・・?(^^; 輸送上は何の問題もないが・・・

Sdkfz 7 1934.1 Lv3
Sdkfz7
重量
12
移動力
7
対地防御
0
搭載
積載サイズ1、牽引サイズ4
耐久力
17
対地回避
48
ドイツ軍の大戦初期の輸送車両。 通称「8tハーフトラック」。 「ハーフトラック」とは前輪がタイヤ、後輪がキャタピラになっているトラックで、悪路でも高い走行力を持っていた。
元は野砲や高射砲を牽引するために作られた車両だ。 ちなみにハノマークは「3tハーフトラック」の改良型。
はっきり言って、ハノマーク(Sdkfz251/1)の方がいい。 武装もないし、移動力も少ない。
ではコレにする利点は何なのかと言うと、重い「170mm加農砲18型」も何とか運べるという点だ。 だから、170mmカノンを運ぶ予定がないのなら、これに昇格する必要はない。 列車でも運べるし。


= 
補給車 =

補給馬車 1934.1 Lv1
補給馬車
補給物資数
40
移動力
4
対地防御
0
攻撃
なし
耐久力
9
対地回避
60
補給物資を積んだ馬車である。 「この時代に馬ぁ〜〜!?」と思うかもしれないが、第二次世界大戦の頃はまだまだ車両の配備が行き届いていなかったので、輸送や移動には馬が多用された。
と言うか、輸送任務に関しては、馬の方がメインだった。 馬は悪路でも結構走ってくれるし、石油いらないし。
要するに補給車だ。 大戦略タイプのゲームでは戦術の基本となるユニットの1つである。
だが、スタンダード大戦略やアドバンスド大戦略は、マップ内の都市の数が多いので、補給で困るという事はあまりない。 主に野砲の弾の補給や、市街戦での車両の燃料補給に使うぐらいだろう。

Kfz 385 1939.1 Lv2
Kfz385
補給物資数
60
移動力
9
対地防御
0
攻撃
なし
耐久力
11
対地回避
42
ドイツの自動車メーカー「オペル社」の作ったトラックの補給車バージョン。 だが、第二次世界大戦の頃は、こうした自動車の補給車・輸送車は数が足りないのが現状だった。
これらを完全にそろえ、完全な意味での「自動車化軍団」を結成できたのは、物量に勝るアメリカのみである。
補給物資が増えた補給車。 おかげで補給車が補給に行く手間が少し減る。
移動力もかなり向上し、戦車の速度に付いていく事が可能だ。 だが、タイヤなので道路以外ではほとんど走れなくなるので注意。


= 軍用列車/装甲列車 =

列車 1934.1 Lv1
列車
大砲攻撃
なし
移動力
13
対地防御
0
搭載
積載サイズ9、搭載数4
耐久力
75
対地回避
9
要するに電車だ。 普通の電車だが、第二次世界大戦では軍用の列車は輸送車としてかなり多用された。
特に、重い戦車は燃費が悪かったので、貴重な石油を節約する意味でも列車輸送は重要だった。
ティーガーのような大きな戦車は、わざわざ駅で小型のキャタピラに付け替えて列車に搭載したりした。
「スタンダード大戦略・電撃戦」ではほとんどのマップで線路が通っているので、列車は輸送ユニットとして便利な存在だ。でも、実はイギリスやフランスの列車の方が移動力が高いので、それを鹵獲したらそっちを使いたい。
だが、ドイツの列車は後で「装甲列車」に改装する事ができる。(他国の列車はできない)

装甲列車 1941.6 Lv1
装甲列車
大砲攻撃
13+13(命中150)
移動力
8
対地防御
5
榴弾砲(地形)攻撃
32×4(射程5 命中127)
耐久力
75
対地回避
7
列車での軍事輸送が盛んに行われていたヨーロッパでは、その線路を守る必要もあった。
こうして出来たのが装甲列車で、対戦車砲や榴弾砲、対空砲などで武装されており、さらに輸送車や指揮車なども連結されていて、動く司令部のような役割も持っていた。
兵器リストの「BP42」というのはドイツの装甲列車の規格の一つで、後に改良型「BP44」も登場している。
対戦車砲、機銃、榴弾砲に対空砲と、ゲームでも非常に豊富な武装を持っている。
だが、「装甲列車」と言う割には防御も回避もまるでないので、攻撃を受けるとモロかったりするので注意。
兵器を2部隊輸送可能で、色々と便利なのだが、やはりここは列車砲「280mmK5E」に昇格させたい。

280mmK5E 1938.1 Lv2
280mmK5(E)
対地射程
315
移動力
10
対地防御
0
地形攻撃
169(命中199)
耐久力
75
対地回避
18
連合軍を恐れさせた超長射程の強力な列車砲。 その射程距離は60キロを誇り、市街地や要塞への砲撃はもちろん、海岸で敵の艦船を砲撃したり、トンネルに隠れて進軍してくる敵軍を狙い撃つなど、様々な形で活躍していた。 後に連合軍に鹵獲された1両がアメリカで展示されていて、「レオポルド」という通称で呼ばれている。
ドイツでの正式名称は「シュランクベルタ」という名前だったようだ。
なんと射程15!威力も申し分ない超強力な兵器だ。 列車なので線路の上しか走れないが、非常に役立つので装甲列車が作れるようになったらすぐに昇格させて作成したい。
だが、装甲列車が登場するのは1941年の6月なので、実際に使えるようになる時期はかなり遅い。
また、昇格に(耐久最大時で)3万の資金も必要となる。 もし資金が足りない場合、必要な資金が0と赤字で表示されるが、これはただのバグであり、資金が足りていれば普通に昇格可能だ。


= 歩兵 =

歩兵 1935.3 Lv1
狙撃兵分隊1935
機銃攻撃
2×6+2×8(命中151)
移動力
3
対地防御
0
手榴弾攻撃
3×7(命中60)
耐久力
20
対地回避
96
対歩兵用の狙撃銃を装備した歩兵部隊で、その1935年式装備のもの。
ドイツの歩兵は他国の歩兵よりも戦術面の知識や士気が高く、仕官も優秀で、非常に優れていた。
歩兵は軍隊の中核を成す存在であり、それはいつの世になっても変わらない。
要するに普通の歩兵。 このゲームのドイツの普通の歩兵は「狙撃兵」になっている。
一度に6発撃つマシンガンと、一発ずつ8回撃つライフル、さらに手榴弾を装備していて、手数は多い。 でもしょせんは歩兵なので、戦闘力は期待できない。 占領役として他の兵器で守ってあげよう。

歩兵 1941.1 Lv1
狙撃兵分隊1941
機銃攻撃
2×6+2×7+1×4(命中15178)
移動力
3
対地防御
0
手榴弾攻撃
3×7(命中60)
耐久力
20
対地回避
96
狙撃兵の1941年式装備のもの。 「MP40」という名前のサブマシンガンを新たに装備した。
サブマシンガンは普通のマシンガンよりも射程が短く威力も低いが、小型で扱いやすいので、市街地や建物の中など狭い場所での戦闘では有効だった。
1941年から初期生産になる歩兵。 ライフルの攻撃回数が1回減って、代わりに一度に4発撃つサブマシンガンを追加で装備している。 歩兵の攻撃力はそのまま占領力アップになるため、意外に重要だ。

歩兵 1935.3 Lv2
狙撃兵分隊PzB装備
機銃攻撃
2×6+2×7+(命中151)
1×4+(命中78)
8(命中228)
移動力
3
対地防御
0
耐久力
26
対地回避
94
「PzB」とは「パンツァーブクセ」という名前の対戦車ライフルのこと。 これで戦車のキャタピラなどを狙って破壊しようと考えていたのだが、戦車の進化は早く、開戦した時にはすでに威力不足になっていた。
この歩兵は狙撃兵分隊1941が装備しているMP40サブマシンガンも持っていて、重装歩兵という感じだ。
Lv2の歩兵だが・・・ スタンダード大戦略では、経験値を200まで貯めれば一気に2段階アップが出来る。
昇格で経験値を消費すると占領力も落ちてしまうので、Lv2を飛び越してLv3の歩兵を作った方が、占領力のロスは少ない。 なお、武装を変更すると50mm軽迫撃砲を装備できるのだが、激しく弱い&当たらない。

騎兵分隊 1935.3 Lv3
騎兵分隊
機銃攻撃
2×6+2×12(命中151)
移動力
5
対地防御
0
手榴弾攻撃
3×12(命中60)
耐久力
39
対地回避
59
馬に乗った歩兵。 「カラビナー」と呼ばれた騎兵銃(ライフル)を装備している。
第二次世界大戦当初、各国では騎兵がまだ軍の主力の1つとして存在していた。 それを一変させたのがドイツの機甲師団による機動戦術な訳だが、まだ車両が行き渡っていない当時、馬も重要な移動手段だった。
馬で移動する歩兵。 もしかすると、このゲームで一番便利なユニットかもしれない。
歩兵なのに移動力が5もあるというのは非常に有用で、耐久力もあり、悪路にも強く、索敵も3ある。
機銃の手数が多いので占領力や攻撃力もそこそこ高い。
問題なのは、「自動車化狙撃兵分隊」を制式採用した時点で作れなくなってしまうこと。
なので、騎兵の数がそろうまで、出来るだけ自動車化狙撃兵分隊の採用は後回しにしたい。

自動車化狙撃兵分隊 1938.10 Lv3
自動車化狙撃兵分隊
機銃攻撃
2×6+2×6+1×4(命中15178)
移動力
3
対地防御
0
手榴弾攻撃
3×7(命中60)
耐久力
20
対地回避
98
徒歩や馬で移動するのではなく、自動車によって移動する歩兵部隊である。
だが、兵員輸送車の生産はなかなか追いつかず、最後まで全ての歩兵部隊に行き渡る事はなかった。
「自動車化」という名前になっているが、自動車はプレイヤーが別に用意してあげないといけない。
つまり、「自動車化」になってるのは名前だけだ。 普通の歩兵と変わらない・・・ 能力的には「狙撃兵分隊1941」とほとんど違わない。 武装もほぼ同じ。 使い勝手も変わらない。
これを採用すると騎兵が作れなくなるので、出来るだけ採用は遅らせたい。

機関銃分隊 1939.1 Lv4
機関銃分隊1939
機銃攻撃
2×2×12+2×7(命中181151)
移動力
2
対地防御
0
迫撃砲攻撃
18×2×2(命中35)
耐久力
22
対地回避
94
連射性能の高い強力な機関銃を装備した歩兵部隊。 さらに迫撃砲も装備可能になっている。
俗に言う重歩兵という感じだろうか。 戦闘力を重視した歩兵部隊だ。
移動力が2というのがダメ過ぎる。 攻撃は確かに強力だが、歩兵の役目は占領。攻撃役ではない。 輸送車を使うにしても、2マスというのはやはり厳しい。
これには昇格させず、一気にLv5を狙った方が良いだろう。

工兵分隊 1939.1 Lv5
工兵分隊1939
機銃攻撃
2×3×6+(命中151)
1×4+(命中78)
8×3(命中228)
移動力
3
対地防御
0
耐久力
28
対地回避
95
工兵とは通常の部隊よりも先行し、地雷の撤去や鉄条網の除去など、進軍に必要な様々な活動を行う部隊だ。
地図の作成や道路の整備、新兵器のテストなども行う場合があり、もちろん必要なときは戦闘もする。
他の部隊に先駆けて行動するため、ドイツの工兵部隊には「先鋒」という意味もあった。
ゲームの工兵分隊は歩兵の最上位になっている。 狙撃ライフルを装備していない代わりにマシンガンと対戦車ライフルの装備数が多く、他の歩兵より戦闘力は高い。 それは同時に、占領力が高い事も意味する。
騎兵にしない歩兵は、最終的にこれを目指して経験値を貯めよう。

= ボーナスユニット =

4号戦車G型 BonusUnit
IV号戦車G型
大砲攻撃
32(命中148)
移動力
6
対地防御
11
機銃攻撃
2×6+2×6(命中151)
耐久力
28
対地回避
52
ドイツ軍は3号戦車と4号戦車を主力としていたが、この2つはソ連戦で登場した「T-34」という戦車には全く敵わなかった。 大砲が当たっても、T-34の優れた装甲で跳ね返されてしまうのだ!
「これじゃあヤバイ!」とドイツ軍は大ショック!! あわてて4号戦車の大砲を威力の高い長砲身にしたものを開発した。 これが「IV号戦車G型」である。(同じ大砲を搭載したF2型というのもあった)
さらに、ソ連戦で直面した寒さ対策も色々と盛り込まれ、厳しいソ連の冬の大地でも戦えるよう改良された。
実際にはソ連戦が始まった後に登場した戦車なので、「スタンダード大戦略・電撃戦」では、ボーナスユニットとして登場するのみである。 電撃戦では4号戦車がダメダメなので、唯一まともに使える4号戦車だ。
大砲の威力は信頼がおけるものなので、ゲットしたら砲塔交換で古い4号戦車を換装していきたい。

ティーガー BonusUnit
ティーガーI
大砲攻撃
38(命中157)
移動力
5
対地防御
24
機銃攻撃
2×6+2×6(命中151)
耐久力
60
対地回避
38
第二次大戦中に「無敵伝説」を作ったドイツの強力な重戦車。 ドイツ戦車の代名詞と言える存在。
戦争中に得られた戦車戦のノウハウを元に、対戦車戦闘を重視して作られた大型戦車で、強力な大砲に加えて非常に厚い装甲を持ち、各戦地で圧倒的な活躍を見せて連合国を恐れさせた。
だが、生産性は低く、それほど大量には作れなかったため、物量に勝る連合軍に数で押し切られる事となる。
「スタンダード大戦略・電撃戦」の最強戦車。 その戦力は圧倒的で、史実通りの無敵っぷりを見せてくれる。
大砲攻撃は優先度も12と高く、ほぼ先手が取れる上に、命中も威力も高い。 おまけに耐久はなんと60。
ただ、非常に難しいイギリス戦の奥地にいかないと入手できないので、ゲットはなかなか厳しい。
しかし苦労する価値のある戦闘能力だ。 続編「失われた勝利」でも大活躍してくれる。

マーダー2 BonusUnit
マーダーII
大砲攻撃
32(命中150)
移動力
6
対地防御
6
機銃攻撃
なし
耐久力
16
対地回避
59
ソ連戦で遭遇した新型戦車「T-34」に、ドイツの3号戦車と4号戦車の大砲はほとんど通用しなかった。
そのためドイツはあわてて新型の大砲「75mm長砲身砲」を開発したのだが、戦車に搭載できるようになるまで時間がかかる。 そこで、あまってる2号戦車の車体に、とりあえずその大砲を乗っけて、鉄板で囲ってみた。
それがこの「マーダーII」で、いかにもやっつけ仕事だが、新型砲は強力で各地で大活躍する事となる。
かなり強力な大砲を搭載しているのだが・・・ 所詮、車体は2号戦車。 防御力がなくモロい。
このゲームは防御力がないユニットは機銃で簡単に倒されてしまうため、マーダーも攻撃を受けるとすぐやられてしまう。 大砲攻撃は早くて強いが、外れたら反撃で消し飛ぶ可能性が大。 コレクション用だろう・・・

一式中戦車チヘ BonusUnit
一式中戦車チヘ
大砲攻撃
15(命中162)
移動力
6
対地防御
11
機銃攻撃
2×6+2×6(命中152)
耐久力
22
対地回避
61
ドイツではなく、日本の戦車。 第二次世界大戦が始まる前に、日本とソ連が戦った「ノモンハン事件」という戦争があって、日本軍はソ連の戦車師団によって大きな被害を受けて敗退してしまった。
で、このままじゃマズイという事で開発されていた戦車なのだが、太平洋戦争は海や島が戦いの中心だったのであまり戦車は重要視されず、開発は延び延びになり、量産が始まった頃にはすでに時代遅れになっていた。
ゲームではボーナスユニットとしてのみゲットできる、日本の戦車だ。
本来は戦争後期に登場した戦車なので、ダメっぷりで有名な日本戦車の割には、性能は悪くない。
ほぼ3号戦車と同等の性能なので、同じように使っていけるだろう。
なお、この戦車は機銃が3つ付いているが、そのうち1つは別枠になっていて、他の2つと同時には撃てない。

*ボーナスユニットは、特定のステージを早期クリアした時にのみ貰えるユニットです。
 普通には生産できません。


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