スタンダード大戦略 兵器開発ルート

このページでは、「スタンダード大戦略・電撃戦」 の兵器の昇格表、および改造技術一覧を記載しています。

スタンダード大戦略では、経験値を貯める事で上位の兵器に 昇格 出来ますが、その上位の兵器が開発されていないとその兵器に昇格することは出来ません。
それぞれの兵器には 「開発年月」 が設定されており、その年月を経過しているほどターン開始時に開発報告が来る可能性が高くなります。
また、一部の兵器は特定の兵器を採用する事で、上書きされて作れなくなります。

昇格に必要な経験値は1レベルあたり 100 で、経験を 200 以上貯めていれば、
2レベル上の兵器に一気に昇格する事も可能です。
昇格に使用した経験値は消費されます。
また、昇格をした場合、元の兵器に戻す事は出来ません。

昇格とは別に 改修 が出来る兵器もあり、これは経験値がなくても可能です。
ただ、別の種類の兵器に改修を行った場合、経験値は全てなくなってしまうので注意して下さい。
(同じタイプの兵器への改修であれば、経験値は失われません)
改修は基本的に双方向移動が可能で、元に戻す事も出来ます。 ただ、一部に例外があり、退役・廃絶した兵器には改修できません。

兵器の 「生産」 は、その種類の兵器の最も低いレベルのものを作ることが可能です。
つまり基本的には Level 1 の兵器を生産する訳ですが、Level 1 の兵器を 「廃絶」 することによって、Level 2 の兵器から作ることが可能になります。
「廃絶」 の実行はプレイヤーが自分で判断できますが、一部の兵器には 「退役」 年月が定められており、この年月になると強制的に作成不可能になります。
また、廃絶された兵器からの 「昇格」 は行えません。

以下の昇格・開発表は、赤い矢印が昇格青い矢印が改修 を表します。

軽戦車
(対空戦車)
Level 1 Level 2 Level 3

I号戦車
(開始時開発済)
(開始時廃絶可能)

II号戦車
(1936.5 開発)


35(t)戦車
(1939.3 開発)
(1941.1 退役)

I号対空戦車
(1941.8 開発)

38(t)戦車
(1939.5 開発)
1号戦車は最初から廃絶が可能だが、生産しておけば後で対空戦車に改修できる。
35(t)戦車 は 38(t)戦車 の登場で上書きされるため、活用期間は短い。
中戦車
駆逐戦車
(駆逐戦車) Level 1 Level 2

III号戦車E型
(1937.5 開発)

III号突撃砲E型
(1940.6 開発)

III号戦車H型
(1940.4 開発)

IV号戦車D型
(1937.10 開発)

III号戦車J型
(1941.12 開発)
3号戦車は各タイプ、自由に改修が可能。 ただ、III号戦車J型の登場はかなり遅い。
また別種類の兵器への改修(つまり戦車⇔駆逐戦車)は経験値が 0 になるので注意。
牽引榴弾砲
Level 1 Level 2 Level 3

105mm軽榴弾砲18型
(開始時開発済)

150mm重榴弾砲18型
(開始時開発済)

170mm加農砲18型
(1941.8 開発)
105mm は経験が貯めにくい。 150mm砲はボーナス(増援)で貰える機会が多いので、それで補ってもいいかもしれない。 170mm砲の登場は遅い。
牽引
対戦車砲
Level 1 Level 2

37mm対戦車砲35/36型
(開始時開発済)

50mm対戦車砲38型
(1941.1 開発)
対戦車砲は基本的に使い捨てユニットなので、経験を貯めて昇格する事は少ない・・・
輸送車
Level 1 Level 2 Level 3

オペルブリッツ
(開始時開発済)

Sdkfz 251/1
(1939.6 開発)

Sdkfz 7
(開始時開発済)
開始時は Level 2 だけ空白になっている。 Sdkfz 7 は移動力が低いため、重い兵器を運ぶ必要がないうちは昇格しなくてもいい。
補給車
Level 1 Level 2

補給馬車
(開始時開発済)

kfz 385
(1939.1 開発)
補給車は補給する事でも経験値が貯まるため、これを利用して昇格させよう。
装甲列車
(列車)
(列車) Level 1 Level 2

軍用列車
(開始時開発済)

装甲列車
(1941.6 開発)

280mm K5(E)
(1938.1 開発)
280mmK5E の開発は早いが、Level 1 の装甲列車の開発が遅いので、280mm K5E を昇格で作れるのはかなり後だ。 必要資金は耐久最大時で 30000。 軍用列車と装甲列車は別種類の兵器とされるため、改修時に経験がリセットされる点に注意。
戦闘機
(艦載戦闘機)
Level 1 Level 2 Level 3

Bf 109E
(1938.12 開発)
(1941.6 廃絶可能)

Bf 109F
(1941.1 開発)

Fw 190A
(1941.9 開発)

Bf 109T
(1941.12 退役)
Bf 109E を廃絶すると、所持している Bf 109E の昇格が行えなくなるので注意。
Fw 190A の登場はかなり遅め。
急降下爆撃機
(艦載爆撃機)
Level 1 Level 2

Ju 87B
(1938.10 開発)
(1941.12 廃絶可能)

Ju 87R
(1941.4 開発)

Ju 87C
(1939.9 開発)
(1940.12 退役)
Ju 87R は Ju 87B より燃料は多いが、移動や回避が低い点に注意。
Ju 87C は艦載機だが攻撃力が低いため艦載機が欲しいなら強化改造を利用した方がいい。
爆撃機
Level 1 Level 2 Level 3

Do 17Z
(1937.1 開発)
(1940.10 廃絶可能)

He 111H
(1937.1 開発)

Ju 88A
(1939.8 開発)
Do 17Z はフランス戦の後ぐらいに廃絶されるため、経験を貯めるかどうかは微妙。
Do 17Z は弱いので、経験を貯めるなら積極的に貯めて早めに昇格させたい。
巡洋艦
Level 1 Level 2

ケーニヒスベルク級
(開始時開発済)

ヒッパー級
(開始時開発済)
艦船は全て初期の段階で開発されるが、建造には莫大な資金がかかる。
巡洋艦はまだ安いほうだが、港で回復させる時は常に資金に注意しておくこと。
戦艦
Level 1 Level 2 Level 3

ドイチュラント級
(開始時開発済)
(1941.2 廃絶可能)

シャルンホルスト級
(開始時開発済)

ビスマルク級
(1936.7 開発)
戦艦ビスマルクの有無は高難度シナリオの鍵となる。 しかし、建造は莫大。
海軍を育てるのなら、ポーランド戦を速めにクリアしてノルウェー戦に向かう必要もある。
歩兵
Level 1 Level 2 Level 3 Level 4 Level 5

狙撃兵分隊 1935
(開始時開発済)
(1941.12 退役)

狙撃兵分隊
PzB 装備
(開始時開発済)

騎兵分隊
(開始時開発済)
(1941.11 退役)

狙撃兵分隊 1941
(1941.1 開発)

自動車化狙撃兵分隊
(1938.10 開発)

機関銃分隊 1939
(1939.1 開発)

工兵分隊 1939
(1939.1 開発)
重要なのが、Level3 の 自動車化狙撃兵分隊 を制式化すると 騎兵分隊 が上書きされる事。
だが自動車化狙撃兵分隊を制式化しなければ、機関銃分隊 と 工兵分隊 が提案されない。
騎兵は便利なので、どのタイミングで制式化するかを考える必要がある。
(自動車化狙撃兵分隊を廃絶しても機関銃分隊や工兵分隊が正式化されたと言う報告も頂いています)

上記の開発表にない種類の兵器は、「スタンダード大戦略・電撃戦」 では昇格できません。
(開発表に開発ルートだけ表示されているものがありますが、それらの改造が出来るのは続編 「失われた勝利」 になってからです)

昇格がない兵器の登場年月は以下のようになっています。


装甲車
Sdkfz 222
(1937.1 開発)

対空自走砲
Sdkfz 10/4
(1939.7 開発)

牽引高射砲
88mm高射砲36型
(開始時開発済)

牽引ロケット砲
150mmロケット砲41型
(1941.8 開発)

戦闘爆撃機
Bf 110C
(1939.1 開発)

輸送機
Ju 52/3m g5e
(開始時開発済)

空母
グラーフ・ツェッペリン
(1936.12 開発)

駆逐艦
Z17級
(1937.8 開発)

潜水艦
VIIC級
(1936.6 型)

攻撃機
Hs 123A
(1936.12 開発)
(1940.12 退役)
他に、建設工兵や輸送艦も開始時開発済み。
トーチカは 1941.1 に開発報告が出ますが、
生産不可なので意味がありません。

敵軍の鹵獲兵器にもレベル等がありますが、
鹵獲兵器の昇格は出来ないか、
出来ても通常のドイツ兵器になります。


ここからは、「スタンダード大戦略・電撃戦」 の改造技術について表記しています。

スタンダード大戦略では、ユニットに3つまで 「強化技術」 を施す事で、その強さの
一部をカスタマイズする事が可能です。
技術には色々ありますが、開発されたものしか使用することが出来ず、装備する際に 1000〜3000 の資金が必要となります。

技術の多くは 「防御力は上がるが移動が下がる」 など、メリットとデメリットの双方を持つものが多いため、施したからといって必ずしも強くなるとは限りません。
用途に合わせて行うことが重要になります。

改造は装備した後、それを外す事も可能です。
強化改造を行う際に、すでに装備している技術を選択すれば、撤去や入れ替えが出来ます。
ただ、改造にかかる費用は積み重なると結構大きなものになるため、無計画に乱用していると資金を圧迫しますので注意して下さい。

また、もう1つ注意すべき点として、強化改造は 「昇格」 すると全てなくなります。
よって、昇格が間近の兵器に改造をするのは資金の無駄となりますので注意して下さい。

改造技術は開発されるとターン開始時に報告が出ます。
ただ・・・ ステージクリア後、次のステージが始まるまでかなり年月に間がある場合には(特に軍事演習)、開発されても報告が出ない場合もあります。

以下の改造技術一覧表のうち、特に有用と思われるものには色をつけています。
(ただ、有用かどうかの判断は私の独断なので、戦術やプレイスタイルによっては別かもしれないのであしからず・・・)

年代 登場技術
1936年3月以前
(ゲーム開始時)
全艦艇:
戦闘艦:
戦闘艦:
甲板甲鈑強化
バルジ増着
側舷甲鈑強化
(対空防御 +10%、移動 -1)
(対地防御 +10%、移動 -1)
(対地防御 +10%、移動 -1)
1937年
(軍事演習3)
砲:
砲:
砲:
歩兵:
砲身内筒外筒分割
弾薬増積
弾薬過積載
重装サスペンダー
(補充 +5)
(弾数 +1、防御 -10%)
(弾数 +2、回避 -20%)
(弾数 +1、移動 -1)
1938年3月
(軍事演習4)
全艦艇:
戦車:
弾薬増載
弾薬増積
(弾数 +2、防御 -10%)
(弾数 +2、防御 -10%)
1938年5月
(軍事演習5〜6)
戦車: 貼視孔防弾強化 (対地防御 +10%)
1939年4月
(軍事演習7)
戦車:
戦車:
戦車:
砲:
砲:
歩兵:
全地上兵器:
全航空兵器:
全航空兵器:
戦闘艦:
潜水艦:
発煙筒
被帽尖鋭化弾
車外装備除去
被帽尖鋭化弾
防盾除去
初速向上化弾
積載弾薬削減

積載弾薬削減
フェリー増漕
超高圧タービン
GEMA装置
(回避 +20%、命中 -10%)
(兵器攻撃 +10%、命中率 +10%)
(重量 -10%、補充 -1)
(兵器攻撃 +10%、命中率 +10%)
(重量 -10%、対地防御 -10%)
(兵器攻撃 +10%、命中率 +10%)
(重量 -20%、弾数 -3)
(重量 -20%、弾数 -2)
(燃料 +10%、回避 -20%)
(移動 +1、補充 -1)
(索敵 +1)
1939年9月
(ポーランド戦開始)
戦車:
歩兵:
全航空兵器:
全艦艇:
弾薬過積載
弾帯増着
迷彩塗装改善
弾薬過積載
(弾数 +3、防御 -30%)
(弾数 +2、重量 +30%)
(回避 10%UP)
(弾数 +3、防御 -30%)
1939年12月
(ポーランド戦終盤)
戦車:
戦車:
戦車:
砲:
戦闘機:
爆撃機:
全航空兵器:
歩兵:
歩兵:
全艦艇:
全艦艇:
ハッチ強化
装甲厚増強
弾薬収納架改良
弾薬運搬車
弾倉改良
弾倉改良
防弾ガラス増厚
小火気用脚装着
狙撃スコープ
装薬増加
弾薬庫改修
(対空防御 +10%)
(対地防御 +20%、重量 +10%)
(弾数 +1)
(弾数 +3、回避 -30%)
(弾数 +1、回避 -10%)
(弾数 +1、対空回避 -10%)
(対空防御 +10%)
(命中 +30%、移動 -1)
(対地命中 +20%、移動 -1)
(射程 +1、命中 +10%)
(弾数 +1)
1940年1月
(ポーランド戦終盤)
戦車:
砲:
全航空兵器:
タングステン芯弾
タングステン芯弾
防弾甲鈑除去
(兵器攻撃 +20%、命中 -10%)
(兵器攻撃 +20%、命中 -10%)
(重量 -10%、防御 -20%)
1940年4月
(ノルウェー戦開始)
全地上兵器:
全航空兵器:
潜水艦:
炸薬増量
着艦フック装備
新型魚雷弾頭
(地形攻撃 +10%、優先 -1)
(艦載機になる、対空回避 -10%)
(兵器攻撃 +10%)
1940年5月
(フランス戦開始)
戦車:
砲:
全航空兵器:
予備燃料槽
装薬増加
初速向上化弾
(燃料 +20%、対地防御 -10%)
(射程 +1、命中 +10%)
(兵器攻撃 +10%、命中 +10%)
1940年6月
(フランス戦中)
戦車: 増加装甲装着 (対地防御 +30%、重量 +20%)
1940年7月
(フランス戦中)
戦車:
爆撃機:
キューポラ改良
クニッケバイン
(索敵 +1)
(対地命中 +10%)
1940年8月
(フランス戦終盤)
戦闘機:
全航空兵器:
全航空兵器:
操縦席防弾版強化
防弾鋼板の増強
高オクタン燃料
(対空防御 +10%、重量 +10%)
(防御 +10%、重量 +20%)
(移動 +1、補充 -1)
1940年12月
(イギリス戦終盤)
砲:
戦闘艦:
戦闘艦:
全艦艇:
ロケット補助推進
装甲グレーチング
対空射撃統制装置
炸薬増量
(射程 +2、命中 -20%)
(対空防御 +10%)
(対空命中 +10%、索敵 +1)
(地形攻撃 +10%、命中 -10%)
1941年1月
(イギリス戦終盤)
砲:
戦闘機:
全航空兵器:
戦闘艦:
全艦艇:
装甲キャップ装着
機体表面平滑化
胴体燃料槽拡大
索敵電探強化
迷彩塗装
(対地防御 +10%、重量 +10%)
(移動 +1)
(燃料 +20%、弾数 -1)
(索敵 +3)
(回避 +10%)
1941年4月
(北アフリカ戦開始)
戦車:
全航空兵器:
懸架装置改良
風防無枠化
(移動 +1)
(索敵 +1)
1941年6月
(アフリカ・カナダ終盤)
全航空兵器: 水メタノール噴射 (移動 +2)
1941年10月
(ゲーム終了前)
戦車:
砲:
迷彩塗装
迷彩塗装
(回避 +10%)
(回避 +10%)

  *単に 「防御」 や 「回避」 「命中」 と書いてあるものは、対地・対空 の双方を含みます。

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