=軍事演習・4 攻撃=
いよいよここから戦闘が行われます! 戦車も登場し、本格的なステージに入っていきます。
このステージでは戦車や装甲車による直接戦闘と、「榴弾砲」による間接攻撃を説明してくれます。
とりあえず、最初は教官の指示通りにして説明をよく聞いておきましょう。
このステージの敵兵器は初登場のものなので、最初は「?」で表示されており、詳細が解りません。
初めて戦闘するときはSELECTボタンで「戦闘を表示する」に切り替えて戦い、敵の識別をして下さい。
戦闘前に使用武器を選択しますが、識別後は戦闘結果の予測が表示されるようになりますから、それを見ながら効果の高そうな武器を選びましょう。
また、このゲームでは「移動して攻撃」するより、「移動せずに攻撃」した方が命中率が高くなります。
ただ、武器の「破壊力」と「命中率」は別のもので、移動後の攻撃でも破壊力は変わりません。 |
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「優先度」とは、どれだけ素早く攻撃できるかの数値で、この数値が高いほど先手を取れます。
逆にこの数値が低い武器は、自分から攻撃を仕かけた場合でも、相手に先に攻撃されたりします。
武器の性能は、兵器の性能画面を表示し、R1ボタンを押して「武装性能表」を表示して、詳細を見たい武器が選択されている状態でR2ボタンを押すと見ることが出来ます。
このゲームの武装は非常に細かく複雑な設定になっていて、初心者の方には理解し辛い上にあまりゲーム上でも説明されないのですが、これを理解する事は大切な事なのでここで解説しておきましょう。
下の画面は、もう少し後で登場する「3号戦車」の機銃の武器画面です。
「攻撃」はその兵器の「威力」で、兵器に対するものと、地形に対するものがあります。
「命中」や「優先」は先に説明した通りですね。
注目は「装備」と「射数」の部分で・・・ 装備が2、射数が6になっています。
装備の「2」は、その武器は1回の戦闘で2度攻撃を行うことを表しています。
(その武器が戦車に2個ついているという意味です)
射数の6は、1度の攻撃で6発撃つ事を意味しています。
つまり、この武器で攻撃すると2×6で12発撃つことになります!
(ただし、2度の攻撃のうち片方が外れた場合は、命中弾は6発です)
さらに、武器名の部分を見ると、この戦車には「7.92mmMG34」が2つあるのが解ります。
(戦車の砲塔についている武器と、車体についている武器は、このように別々に表示されます)
こうした同じ種類の武器は両方とも同時に発射します。
(基本的に機銃は、複数の種類のものを一度の攻撃でまとめて撃つ場合が多いです)
この戦車の2つめの7.92mmMG34は装備が1なのですが、
この戦車が「7.92mmMG34(7.92ミリマシンガン)」で攻撃をすると(2+1)×6で18回、バリバリと撃つ訳ですね! 弾数は2つある7.92mmMGの双方が1ずつ減ります。
18回も撃つのですから、かなり強そうです!
しかし、威力が2しかないので装甲のある戦車が相手だとダメージはあまり与えられません。
「攻撃」の数値より相手の「防御」の方が上だと、命中してもダメージにならない(相手の装甲で防がれてしまう)場合が多くなるからです。
しかし防御力の低い歩兵相手だと、威力2でも大きなダメージになるので、18回も撃てれば強いです!
(このため、このゲームは発射回数の多い機銃の威力が強く、機銃に弱い非装甲のユニットはかなりモロいです)
かなり複雑な設定ですが、これは実際の兵器の性能を細かく再現しているためです。
「アドバンスド大戦略」および「スタンダード大戦略」シリーズは非常に細かい兵器の設定がウリの1つなので、こうなっている訳ですが・・・ でも、初心者の方にはちょっと解り辛いですね。
しかし、見方がわかれば、数多くの兵器の多種多様な用途・特徴が見えて来るでしょう。
一方、「間接攻撃(長距離攻撃)」をするユニットは、攻撃のルールが異なります。
このステージでは、「榴弾砲」が間接攻撃用のユニットです。間接攻撃できるユニットは「射程」が1〜4という感じで、長くなっています。
しかし、ほとんどの間接攻撃は移動後には行えません!
また、間接攻撃は命中率が低く、普通に狙ってもなかなか当たってくれません・・・
しかし榴弾砲のような地形への攻撃力が大きい兵器は、
「地形攻撃」をすることで、その命中率の低さを補う事が出来ます! |
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このゲームでは攻撃に「兵器攻撃」と「地形攻撃」があります。
地形攻撃はその名の通り、地形にダメージを与えるものですが、その地形にいるユニットにも被害を与える事が出来ます。
地形への被害が大きいと、そこにいるユニットへのダメージもかなりのものになる上に、地形攻撃は相手の「回避力」を無視できます。
よって、榴弾砲のような間接攻撃ユニットは、基本的に「地形」を狙って撃つものだと思いましょう。
ただし・・・ 地形攻撃は、はずれると別のマスに当たってしまいます!
もしそこに味方がいたら・・・ その味方が大ダメージです!! |
ハズれたら味方に当たるので
要注意。事前セーブ必須!? |
地形攻撃による味方への被害はこのゲームの醍醐味(!?)ですが・・・ 撃つ際には注意して下さい。
なお、「地形攻撃」で敵都市の耐久力を減らす事も可能です。
占領の補助として砲撃を行うという使い方もある訳ですね。
ただ、表面上は解りにくいのですが、地形にも「防御力」があって、平地よりも都市などを狙う方が与える地形ダメージは低くなります。
(これにより、平地にいる敵よりも森や都市にいる敵の方が、巻き添えダメージは低くなります)
また、命中率は距離にも関係し、遠くを狙うときは命中率が下がります。
(移動後の間接攻撃が可能な兵器の場合、移動して撃った場合も命中率が下がります)
榴弾砲は移動力が1しかないので、長距離を移動させるときは輸送車(オペルブリッツなど)に載せて運びましょう。
なお、最初から与えられている榴弾砲は経験値が高いので、すぐ「昇格」させて「150mm重榴弾砲」にパワーアップできます!
=軍事演習・5 補給=
補給馬車を使って燃料や弾薬を補給する方法を説明してくれるステージです。
補給はそんなに難しいものではありません。
ただ、補給馬車の補給物資がなくなると、補給馬車があっても補給が出来なくなる点に注意して下さい。 |
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補給物資の量は性能画面の「武装性能表」で表示されます。
これが少なくなったら、補給馬車が都市に「補給」に戻る必要がありますね。
また、このステージから本格的な戦闘が始まります。
歩兵や装甲車が複数出てくるので、こちらも戦力をそろえて進軍しましょう。
教官の助言はアテにならなくなってくるので、自分で考えて部隊を進撃させてください。
このステージから主力となる「III号戦車」が生産できるので、これを作ってから戦うのがお勧めです。
なお、オプションの「開発表」を表示して、L1/R1ボタンで表示を「軽戦車」に切り替えることで、「1号戦車」を「廃絶」することが可能です。
1号戦車を廃絶すると、その上の「2号戦車」をいきなり生産する事が可能です。 |
主力戦車、3号戦車登場!
大砲はよくハズれるので過信は禁物 |
まあ、3号戦車が早くから作れるこのゲームでは、2号戦車を使う場面はほとんどありませんけどね。
また「1号戦車」はこの2号戦車を廃絶する前にしか作れない、レアな兵器です。
後々のために、少しだけ作っておくといいかも・・・
そして、兵器を開発したら「強化」を行って、改造しておくのもお勧めです!
このゲームでは「強化技術」を兵器に施す事で、兵器の強さをカスタマイズする事が可能です。
兵器を都市などに「格納」した状態で、「強化」のコマンドを選んでください。
この強化技術は、ゲームが進むにつれて少しずつ増えていきます。
ただ、強化には結構お金がかかりますし、全ての強化がプラスに働くとは限りません。
例えば、歩兵の「重装サスペンダー」の強化をすると、弾数が1増えますが移動力が下がるため、結果としては使い辛くなります。 強化はよく考えて行ってください。
ただ、強化は後で取り外す事も出来ますのでご安心を。(お金は返って来ませんが)
このステージでは敵もどんどん兵器を生産してきます。
そのままでは消耗戦になるので、敵の都市や進入拠点の上の兵器を倒したら、そこに味方のユニットをおいて塞いでしまいましょう。
これで、その都市の中にいる兵器は出てこれなくなります。
その後、歩兵で都市を占領します。
ただ、弾切れしているなどの理由で、その兵器に対する攻撃力がないユニットでは塞ぐ事が出来ませんので注意して下さい。 |
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=軍事演習・6 工事=
「建設工兵」の使い方を説明してくれるステージです。
戦闘工兵は川に橋を架けたり、道路や線路を作ったり、場合によっては拠点や空港を新たに建設したり壊れた都市を修復するなど、様々な用途で使う重要なユニットです。
戦闘力は全くありませんが、攻略には絶対必要な兵器ですので軽視しないようにしましょう。
このステージでは川に「道路敷設」で橋を架けた後は、都市や進入拠点の耐久度を「工事」で増やしていきましょう。
都市の耐久度が上がれば収入が上がり、ユニットの格納数も増え、格納しているユニットの耐久度の回復量もアップします。
この「スタンダード大戦略(アドバンスド大戦略)」シリーズでは、特に収入を増やすと言う点で工事は重要になります。
ただ、戦闘力がないので、このステージのように都市が少ないステージでは後になると使い道がなくなるかもしれません。 |
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その時は、進入拠点に戻して「帰投」を選び、未出撃ユニットに戻してください。
これで、代わりに別の兵器を出撃させる事が出来ます。
各ステージの「配備可能数(出撃できるユニット数)」には限りがありますから、入れ替えなどでやりくりするのも重要です。
このステージは本格的な戦いが展開されるステージです!
特に、敵の首都の前には川があり、戦車は迂回しなければ進攻できません。
狭くて通行しにくい場所で戦うことになるので、「榴弾砲」の間接攻撃も上手く活用しましょう。
また、歩兵は川を渡って進軍可能です。騎兵はダメなので注意。
都市に敵の兵器が格納されている場合、その都市を占領すると、敵の兵器を「鹵獲」して自分のものにする事が出来ます!
(ただし、歩兵は鹵獲できません)
生産できない兵器をゲットできるので、積極的に狙っていきましょう! |
敵歩兵が川を渡ってくるのに注意 |
このステージでは新兵器も登場し、大砲を搭載した装甲車や、対戦車砲などが登場してきます。
敵の兵器の1つ「AMD35索敵装甲車」は装甲車の索敵範囲と、3号戦車並みの大砲を併せ持つ強力な兵器なので、機会があれば鹵獲を狙ってみましょう。
ただし、鹵獲するには「配備可能数(出撃できるユニット数)」に余裕がなければなりません!
配備数がすでに最大のときは、別の兵器を帰投(場合によっては処分)して配備数を空けてください。
なお、このステージも次の作戦が始まるまで約1年の余裕があります。
このステージは歩兵の経験を上げるには向いていませんし、今の時点であまりがんばってユニットを鍛える必要もないのですが・・・
とりあえず、日数的には余裕があるので、タイムオーバーでやり直しになってしまっても、あまり問題はないと言うのは覚えておきましょう。
最後にもう1つ。
このステージぐらいで「3号戦車」の経験が貯まり、「4号戦車」に昇格できるかも知れません。
でも「III号戦車E型」より「IV号戦車D型」の方が命中率が低く、攻撃では活躍できません!
4号戦車の方が防御力はあるのですが・・・ 3号戦車のままの方が強いので、3号戦車を主力にするのをお勧めします。 もし4号戦車にしてしまうと、もう戻せません。
昇格しても、必ずしも強くなるとは限らないので注意して下さい。
(4号戦車の車体に3号戦車の砲塔を載せるという方法もありますが・・・ 戦闘で砲塔が取れてしまうと付け直さないといけないため、面倒なのであまりお勧めしません)
=軍事演習・7 空対地=
いよいよ航空機が登場するステージ! 空と陸の連携が戦術シミュレーションゲームの基本です!
が、その前に重要な事があります・・・ 最初の「開発報告」です!
このステージの開始時には様々な兵器の開発報告が行われますが、ここで「自動車化狙撃兵分隊」を制式化すると、「騎兵分隊」が上書きされて作れなくなります!!
「騎兵分隊」は移動力の高い歩兵で、すごく便利なので・・・ ここは、自動車化狙撃兵分隊の採用は見送った方がいいでしょう。
ただ、これを制式化しないと、さらに上位の歩兵が作れません。
騎兵の数がそろってから、採用するのをお勧めします。
さて、ここで作れる航空機は時代遅れの複葉機で・・・ 戦闘力は低いです。
まあ「軍事演習」のステージですからね。
このステージの敵は手強いので、複数生産して戦いに備えてください。
ただし、航空機は飛行中、常に燃料を消費します。
燃料が切れる前に空港に戻らなければ墜落してしまいますので燃料には常に注意して下さい。
搭載している武器の弾数も少なめです。 |
複葉機の時代は終わってます・・・ |
航空機には他にも色々と制約があります。 特に問題になるのが「天候」です!!
このゲームでは、悪天候だと航空機は地上攻撃が出来なくなります。
「地形攻撃」は曇りでも可能なので、爆弾を搭載していればこちらで攻撃できますが、その命中率も低下してしまいます。
(もちろん、地形攻撃はハズれると他のマップに被害が及びます)
そして、「雨」や「雪」が降ると地形攻撃も出来ません。
「嵐」や「吹雪」だと空港から飛び立つ事も出来ません。
また、航空機の視界は悪天候になるほど下がってしまいます。
(吹雪や嵐だと、陸上兵器の視界も半分になります) |
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天気は各地域に設定されている「降水確率」を元に変化し、それはオプション画面の「戦況表を表示する→気象」で確認できますが、しかし基本的には天気の変化は「ランダム」です。
なので、運が悪いとずっと雨で、いつまで経っても空から攻撃できない、と言う事もあり得ます。
次のターンの天気予報を参謀から聞く事が出来るので、ターン開始時のメッセージを「参謀から天気予報を聞く」などにしておき、天気を考えた行動が取れるようにしておきましょう。
基本的には、航空機は晴れの日に出撃して攻撃し、雨や曇になったら空港に帰りましょう。
また、航空機のほとんどは、格納している時に「武装の変更」が可能です。
例えば、このステージで使える「Hs123A」なら、
50kg爆弾1つ+7.92mmマシンガンという組み合わせの他に、
20mm機関砲3発、という組み合わせも選べます。
戦車などが相手の時は爆弾の方が強いですが、野砲や歩兵が相手の時はたくさん撃てる機銃の方が強いでしょう。
ただ、機銃は曇りになると使えません。
爆弾は、曇りになっても「地形攻撃」で投下できます。
状況にあわせて、「武装」を変えて出撃しましょう。
(なお、武器性能表で確認できますが、20mmMGを選択した場合は同時に7.92mmMGも装備していて、両方同時に撃ちます。
武装時に□ボタンで確認する事も出来ます) |
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このステージは戦闘をする範囲は狭いのですが、天候の影響もあって、なかなか進行できないかもしれません。
空からの攻撃がメインですが、ずっと雨や曇りが続くと航空機による爆撃が出来ませんからね。
戦車や榴弾砲は天候の影響はあまり受けませんから、ちゃんと地上の兵器も活躍させましょう。
日数には余裕がありますから、あわてずに進軍したいところです。
ただ、この「軍事演習7」以降は、あまりに進軍が遅いと後の作戦日程に響きます。
軍事演習7の開始日時は1939年4月1日、そしてこの年の9月1日からは「ポーランド侵攻作戦」が始まります。
あまりにゆっくりし過ぎて「軍事演習9」の終了が9月を越えると、それに合わせてポーランド侵攻作戦は順延されていきます。 まあ、すぐに問題になる訳ではないのですが・・・ 一応ご注意を。
=軍事演習・8 空対空=
戦闘機同士の戦いが説明されるステージなのですが・・・
戦闘機同士の戦いは普通の攻撃とあまり変わりませんから、説明はすぐ終わります。
普通にマップ右下の接続地点から戦車などを出し、マップ右上の敵首都を目指しましょう。
また、ここで生産できる戦闘機「Bf109E」は主力となる強力な戦闘機です!
地上攻撃も結構強いので、数を増やして活用しましょう。
なお、このステージの開始時に「Sdkfz10/4」という対空車両が貰えますが・・・ めちゃ弱いです。
対空車両なのに、戦闘機に返り討ちにあうぐらいの戦闘力しかありません。 歩兵にも負けます。
ただ、この兵器は「迎撃用」の対空装備を持っています。
射程内で敵の航空機が地上ユニットに「兵器攻撃」をしてきた場合、それに自動的に反撃を行います。
こうした自動迎撃用の対空兵器は、武器性能表の画面で「対空」の文字が黄色で表示されます。
(緑色の場合もあり、この場合は「地形攻撃」に対して反応します。基本的に、機銃が黄色(低空迎撃用)、高射砲が緑色(高空迎撃用)です)
また、射程の数字が黄色になっているのは、その距離では迎撃のみが可能、という事を表しています。
(射程の数字が緑の場合は、自分で撃てるけど、反撃は無理なのを表します) |
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まあ、このゲームの対空兵器は命中率が低いので、あまり当たらないんですけどね。
この自動迎撃の対空兵器は、もっと後のステージで敵が多様してきます。
後々問題になってくるので、こういう兵器があるのは覚えておきましょう。
また、このステージでは味方が登場します。 黄色の「第四軍」は味方です。
あまり戦力にはなりませんが、こうした味方が登場するステージも多数存在します。
味方の空港や都市でも補給や補充が可能なので利用しましょう。
このステージは敵の首都の近くに空港があって、戦闘機を生産してきます。
最初の敵戦闘機を倒しても安心しないように。
敵の空港の上に戦闘機を置いてしまえば、敵戦闘機が出てくるのを妨害できます。
また、マップ右の方にある空港は規模が小さいので、建設工兵で耐久度を上げ格納数を増やしましょう。
クリア後は接続拠点から兵器を離脱させますが、航空機は空港の接続拠点からでなければ離脱できません。
このステージには空港の接続拠点はありませんから、離脱できるのは地上兵器だけですね。
たくさん離脱させておき、次のマップで1ターン目から戦力を整えたい場合は、敵の首都より先に接続拠点を占領して、ユニットを離脱させてから敵首都を占領しましょう。
=軍事演習・9 爆撃=
軍事演習の最終ステージです。
このステージをクリアすると、いよいよゲームは実戦「ポーランド侵攻作戦」へと移ります。
「軍事演習」では教官の言うことに従っていく事でゲームの説明を受けることが出来ますが・・・
このステージでは早期に敵戦闘機が多数飛来してくるので、指示に従っているだけでは攻撃を受けてピンチになってしまいます!
ちゃんと自分で防衛体制を整えておかなければなりません!
陸上部隊をいきなり遠くに出撃させるような事はせず、1ターン目と2ターン目に戦闘機を置いて、それを使ってZOCを利用した「壁」を作りましょう。
右のように味方の戦闘機で囲まれたエリアを作り、その中に陸上部隊を配置すれば、陸上部隊は航空機からの攻撃を受けることはありません。
もちろん、壁を作っている戦闘機がやられてしまうと突破されますが、ドイツ軍の戦闘機はかなり優秀であり、そう簡単に撃墜される事はないでしょう。
この「戦闘機のZOCで味方の部隊をを守る」というのはこのゲームの基本的で重要な攻略法となります。
ZOCを利用した戦法については、こちらの解説も参考にして下さい。
敵の戦闘機を一通り撃破したら、戦闘機で守られたエリアを広げていき、敵都市に進軍し占領していきましょう。
建設工兵で都市や空港を拡張するのも忘れないように。 |
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なお、このステージは爆撃の方法を教えてくれますが・・・ これは要するに、航空機による地形攻撃の事なので、特に難しいものではありません。
ただ、爆撃機の爆弾は「装備」の数値が高く、一回の攻撃で複数の爆弾を投下します。
例えば、このステージで使う爆撃機「Do17Z」の50Kg爆弾は・・・ なんと16発もまとめて落とします!
地形攻撃はハズれると隣のマスに被害が及びますので、16発も落としたら何発かは別のマスに落ちる可能性が高いです。 味方が巻き込まれないように注意して使ってください。
さて、目の前の敵首都を占領し、敵戦闘機が飛んでこなくなったら・・・
いよいよ、市街地に突入です!
各シナリオの最終ステージには「市街地」という別のマップが存在します。
これは言わば「マップの中にある小マップ」であり、これは「スタンダード大戦略」の大きな特徴です!
市街地へは右のような矢印の書いたマスから突入します。
市街地で戦えるのは地上部隊のみなので、市街地戦に移行したら航空機は「帰投」して戻し、代わりに地上部隊の増援を出しましょう。
どの突入口から入るかで市街地マップでの出現地点が変わります。突入口で△ボタンを押す事で、場所を確認する事も出来ます。
なお、敵がこの出入口から出てくることもあるのでご注意を。 |
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市街地の様子は右のような感じ・・・
他の大戦略とは大きく違う、リアルサイズの都市が綺麗に描かれたマップになります。
とりあえず、占領すべき拠点を「全体地図」で確認しておきましょう。
見ての通り狭い場所が多いうえに航空機が使えないため、進軍に手間取る場合も多々あります。
このステージの市街戦は敵の数が少ないですが、他のステージでは榴弾砲などの間接攻撃ユニットが必要になる場合もあるでしょう。
もちろん、ここでも敵は部隊を生産してきます。 |
ちゃんと橋の名前とかも・・・ 細かい・・・ |
ここで2つの拠点「プラハ城」と「プラハ旧市庁舎」を占領すれば、軍事演習は終了・・・
この後は、いよいよ「第二次世界大戦」が勃発します!
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