ハーツオブアイアン2 AAR 初心者向けプレイレポート
Heart of Iron II

日本でプレイ中の「初心者レポート」、第8回。

連合国との開戦後、苦戦続きの太平洋&東南アジア戦線は見て見ぬフリをして、ヨーロッパ戦線に集中。
ヨーロッパから連合軍を駆逐して旧枢軸国を独立させた日本は、ついにユーラシア大陸の西端まで到達したのでした。
さて、こうなるともう、勝ち目がなさそうな太平洋を何とかしないといけなくなる訳ですが・・・




第1回から第7回までは、以下のページをご覧下さい。

第1回第2回第3回
第4回第5回第6回
第7回

その8 メタルギア

どう考えても正攻法ではアメリカ海軍に勝てなくなってる日本。

しかしアメリカは世界一の資源産出力と工業力を持つ国
時間が経つほど強化されていく訳で、このまま手をこまねいていても状況は悪化しかしません。

そこで・・・ ちょっとアレですが、正攻法ではないアメリカ上陸作戦を狙ってみることにします・・・

名付けて、「北極海をこっそり通ってアメリカに行こう」 作戦です!

このゲームのアメリカは海軍の増強を最優先するため、陸軍はあまり作りません。
諜報画面での報告によると、現在のアメリカ陸軍の総数は 25 部隊程度しかいないらしい。
そのうちの約 15 部隊は東南アジアにいるのが解っているので、つまり本土はガラガラのはず。
上陸さえしてしまえば勝機はあります。





アメリカの工業力(IC)は基本値で300以上、修正込みだと400以上になります。
ヨーロッパまで制圧した今の日本でさえ修正込みでも約330。
やはりアメリカには及びません。
ヨーロッパで戦っている間に、生産画面で「海軍基地」を3つ作っておきました。
これは「基地のパーツを作っておく」ようなものであり、あらかじめ生産しておけば、占領地にそれを配置するだけで即座に基地が完成します。

まずは北方領土の最北端、「シムシル島」に1つ目の海軍基地を設置します。
そして海兵を乗せた輸送艦+護衛役の軍艦で構成された、少数の隠密艦隊(?)をここに移動。
移動の際には SHIFT キー+右クリックで移動ルートを自分で設定し、アメリカ艦隊に見つからないよう大陸沿いを航行させてシムシル島に向かいます。

シムシル島に到着後、ここから東にある孤島「アッツ島」を目指します。
シムシル島からアッツ島沖合いの海までは約 1900 km。
輸送艦は航行距離 3000km なので十分に届きます。


ただし、補給が行える場所でないと基地の設置は出来ません。



SHIFT+右クリックで移動ルートを設定できるのは覚えておきましょう!
シムシル島を基地とした船団は再び出港。
アッツ島の沖合いへこっそり移動し・・・ 上陸を開始。

・・・誰もいなかったのであっさり占領。

すかさず「物資輸送船団」の設定を行って補給物資を送り、そして2つ目の海軍基地を設置して、ここを拠点に艦隊が動けるようにします。


「アッツ島」は史実でも日本軍が占領した島で、守備隊がいなかったので無血占領となりました。
そして、さらに艦隊は敵に見つからないよう北極海を通る形で、こっそりとアラスカの正面にある島「ウナラスカ島」の沖合いに移動・・・ 再び上陸を開始。

また誰もいないので、あっさり占領。

すかさず補給物資を送り、3つ目の海軍基地を設置。
ここを拠点として動けるようにします。
これでもう・・・ アメリカの本土は目と鼻の先!!


ここまでが拍子抜けするぐらいアッサリ成功したので、さっそく本隊の移動を開始!
歩兵や海兵、戦車や司令部などを乗せたアメリカ本土進攻部隊を輸送艦 30 隻ほどに搭乗させ、若干の護衛艦と共に出港、アメリカ艦隊に見つからないよう北極海を通ってウナラスカ島へと向かいます。

「アッツ島」からウナラスカ島まで 2920km。
ギリギリ届きます。
なお、島まで直接届かなくても、その島に上陸できる海域まで移動できるのであれば、海域まで移動→下船ボタン→搭載部隊移動の手順で、上陸が可能です。
ウナラスカ島に到着後、上陸艦隊を再編成。
1人の海軍元帥がペナルティーなしで率いられる船の数は最大 30 なので、アメリカ北部の都市「シアトル」に向かう主力部隊を輸送艦25隻+護衛艦とし、さらに一か八かアメリカ西海岸の大都市「サンフランシスコ」に上陸させる部隊を残りの輸送艦7隻+護衛で編制します。
アラスカに上陸するのであれば簡単に成功しそうですが、ここまで来たのだから直接アメリカ西海岸に揚がりたい!

と言うわけで編制後、作戦決行!

北方地域ではまったくアメリカの艦隊を見なかったので、この辺りを哨戒しているアメリカ艦隊はいないかな? とも思ったのですが・・・

さすがにサンフランシスコにいきなり上陸しようというのは甘かった!

サンフランシスコに向かった艦隊は、沖合いでアメリカ海軍の襲撃を受けます!
もちろん速攻で離脱! 別の海域に逃げるのですが・・・
コンピューターはこちらが撤退する方向が解るのか、逃げても逃げても追撃してくる!

史実の「ウナラスカ島」はダッチハーバーと呼ばれる軍港があった場所です。

逃げるたびに追いつかれて襲われる、というのを繰り返し・・・ サンフランシスコ上陸艦隊はボコボコに。
結局、諦めてウナラスカ島まで逃げ帰りますが、艦隊はほぼ壊滅。
5個師団の上陸部隊が、輸送艦と共に海の底に消えました・・・

しかしそれが囮になったのか、シアトルに向かった本隊は長時間襲撃を受けず、部隊は無傷で上陸。
25個師団がすかさず周辺を占領していき、さらに大量の航空部隊もシアトルの空港に到着。
1950年7月、いよいよアメリカ本土進攻を開始します!



もう結構ボロボロにされた後の画像。
ただ、本隊はほぼ上陸し終わっていますね。
予想通りアメリカの本土はガラガラ。 むしろカナダの守備隊の方が多いぐらい。
無人の野を行くが如く、日本軍はアメリカを占領していきます。

一応アメリカも新たに作った部隊で進軍を防ごうとして来るのですが、数が足りないので1つの地域に部隊がいる場所が1ヶ所だけという事が多く、爆撃が集中するため片っ端から空爆で潰れていきます。
日本軍の戦術爆撃機もすでに「三菱 F1」とかの近代ジェット攻撃機になっているので、威力がハンパじゃない。

ただ、上陸部隊をアメリカまで送った輸送艦隊は・・・ 悲惨な運命に。
この一件で(?)北方海域もアメリカ艦隊の哨戒範囲に入ったようで、輸送艦隊はもはや港から出れば襲われる状態。
だからといって港にいても港湾攻撃を受けるため、結局ひたすら襲われながら逃げ続ける事になり、日本に戻れたのは輸送船7隻のみでした・・・

再度アメリカへ増援を送ろうとするも、迂回しても見つかるような状況になってしまい、増援は難しいと判断。
結局、最初に送った部隊と航空兵力に期待することにします。


しかしアメリカ大陸の占領はロッキー山脈に若干足を取られるものの順調に進んでいき、2ヶ月ほどでサンフランシスコやロサンゼルスなどの西海岸主要都市も占領。

そして1950年11月・・・ アメリカ西海岸に新国家「カリフォルニア」を建国、属国とします!
アメリカは工業力も資源も豊富な国なので、そのまま領土にしておいても利益は大きいのですが、なにせ今は制海権を取られていて太平洋を自由に移動できない状態。
補給物資を送っている輸送船団にも被害が出ているので、アメリカ大陸の中に属国を作り、そこに補給を任せた方が安全です。
カリフォルニアが部隊を作れば、それが「遠征軍」として送られてくるかもしれませんしね。

アメリカが本土をガラガラにするのは、たぶんワザと手加減した AI になってるんじゃないかと思います・・・
でないとアメリカ、無敵だと思うので。

だからもしヘンな展開になってカナダとアメリカが戦うことになったりすると、カナダが北米を統一したりする事もあるようです。^^;

アメリカは国外に部隊を輸送させますが、海を越えた部隊は本土を守ることが出来ませんしね・・・
で、ここでふと思います。
じゃあ、カリフォルニアに外交の「交渉」で部隊を譲れば、それは現地に出現するので、間接的に部隊の輸送をする事ができるのでは・・・?

と言うわけで、さっそく外交交渉で本土の部隊をいくつかカリフォルニアに譲渡してみると、1ヶ月後・・・
譲った部隊がアメリカ本土に登場! やった、どうやって運んだんだか知らないけど輸送できてる!
でも、よく見たら・・・ その部隊の戦力(兵力)が 0。 回復するまで行動不可能。
つまり送られるのは装備だけで、兵員は現地調達と言うことか・・・ さすがにちょっと甘かったかな・・・

でも、一応これで部隊を送ることができるのは解ったので、いくつか譲っておくことにします。
新たに作るよりは早そうだし。




「交渉」では資源だけでなく、部隊や領土まで交換することが出来ます。
ただし、相手が同盟国や属国でない場合は、領土や技術の交換は出来ません。

「貿易」よりもまとまった数の資源を取引できますし、同盟国から領土や部隊を買い取れる事もあるので、交渉を試してみるのもオススメです。
その後もアメリカ大陸の進攻は順調に進み、1951年4月、アメリカ中央南部を独立させ「テキサス」を建国。
さらに1951年6月、カナダを併合し、すぐに独立させ日本の属国に。
1951年7月、アメリカ東海岸の都市「ワシントン」「ニューヨーク」を占領。
1951年8月、アメリカ大陸の南東部に「南部連合国」を建国。

なにせ敵が少ないので特筆するような事は何も起こらず、こうしてアメリカ本土は4つに分割され、ついにアメリカは太平洋の島々で構成される小国になってしまったのでした。

アメリカ本土の喪失によって石油と資源不足になったアメリカ艦隊は全く行動が取れなくなったようで、ようやく日本海軍は自由に動けるように。
海軍は西海岸に移動し、さらに部隊を輸送してパナマ運河を占領します。

これでようやく、ヨーロッパへの海路も開けます。

イギリスはインドを初めとする植民地の離脱によってすでに弱体化しており、こうしてこの戦いは、終わりへと向かっていくのでした・・・

「カリフォルニア」や「テキサス」、「南部連合国」は、1860年頃に起こったアメリカの内戦「南北戦争」の時の国です。

アメリカ北東部は南北戦争でも「アメリカ合衆国」だったので、独立させるのはアメリカを完全に併合しないとムリのようですね。
最終話、その9へ続く