史実ルート前半 ラバウル激戦  

MAP 07 ガダルカナル奪還作戦
機動部隊 プレイヤー
前進部隊 日本軍・友軍 47部隊 上陸部隊と護衛艦隊
第1海兵師団 アメリカ軍・攻撃目標 6部隊 少数の守備隊
第61任務部隊 アメリカ軍・攻撃目標 48部隊 機動艦隊(空母を含む艦隊)
ミッドウェー海戦に敗北(撤収)するとやってくるのが、日本が敗戦への道を辿るこのルートです。
このルート、一般には 「敗戦ルート」 と呼ばれていますが、「敗戦ルート」 と言うと誰もやらなさそうなので・・・ このサイトでは 「史実ルート」 と呼びます。
このステージはニューギニアの東の島 「ガダルカナル島」 に建設していた空港をアメリカ軍に取られた日本軍が、その奪還に向かうというステージです。
一般には 「第二次 ソロモン海戦」 と呼ばれている戦いです。
このステージに勝利すると、ゲームは 「勝利ルート」 に移動します。
つまり、「ミッドウェー海戦」 に負けても、ここで負けなければ史実(敗戦)ルートにはなりません。
配置はマップのど真ん中から。
すぐ側には日本の友軍艦隊がいて、ガダルカナル島(マップ左下方面)に向かっていきます。
黄色のアメリカ軍はガダルカナル島の守備隊ですが、わずか6部隊しかいません。
よって、実質 敵は赤のアメリカ艦隊のみです。

友軍艦隊は開始して間もなく赤の航空機の空襲を受けます。
ほおっておくと友軍艦隊は壊滅するので、戦闘機を早めに南に向けて支援しにいきましょう。
それほど距離がないので、すぐに遭遇するはずです。
敵航空機を撃破したら、後は艦攻で敵艦隊を沈めていくだけですが、マップ右下から空母がやってくるので、戦闘機の警戒は解かないでください。
ちゃんと自分の艦隊は戦闘機の ZOC で守っておきましょう。
黄色のアメリカ軍は友軍艦隊が片付けてくれるはずです。

敵軍は両方、部隊数が3以下になると撤退します。
黄色の部隊は6部隊しかいませんが、それでも3以下になると撤退です。^^;

@艦船技術:燃料消費の効率化
半島の先の南側にある、1マスの浅瀬
A潜水艦技術:魚雷の燃料増加
半島の先の東側にある、1マスの浅瀬
B歩兵技術:自転車化
陸に囲まれた、1マスの浅瀬

しかし・・・ このステージに勝利すると、ゲームは勝利ルートに移動します。
つまり、史実ルートを進みたいなら、ここはワザと負けなければ(撤収しなければ)いけません!

ここはそれほど難しいステージではないので、つまり普通にプレイしていれば、このゲームは日本が負けるシナリオにはならないと言えます。
まあ、サブタイトルが 「逆転の太平洋」 ですしね。(^^;
史実ルートを進む場合、このステージは 「撤収」 のコマンドを選ぶことになりますが、一応敵軍と戦っておき、経験値は稼いでおきましょう。
「負けながら進む」 ことになる史実ルートでは、勝利時の報奨金が得られません。
つまり、資金不足になるので、「技術投資」 も 「生産」 も 「改造」 も限られてしまいます。
初期にあるユニットで出来るだけ戦い続けなければなりませんから、ユニットを鍛えておくことが重要になります。
このステージで勝つと、勝利ルートの 「MAP10 撤収妨害作戦」 に移動します。
負けた(撤収した)場合は、「MAP12 南太平洋海戦」 に進みます。

MAP 12 南太平洋海戦
第三艦隊 プレイヤー
第二艦隊 日本軍・友軍 22部隊 艦隊(艦船主体)
第16任務群 アメリカ軍・攻撃目標 18部隊 機動艦隊(空母を含む艦隊)
第17任務群 アメリカ軍・攻撃目標 18部隊 機動艦隊(空母を含む艦隊)
このステージに来ると・・・ 史実ルート、すなわち日本の敗戦が確定します。
とは言え、普通にやって前のステージで 「撤収」 を選ぶ事はないので、ここに来た人は、望んでここに来たはずです。
このステージは、ガダルカナル島の付近を航行していた日本艦隊と、それを探していたアメリカ艦隊が出会い頭に激突した遭遇戦です。
ステージ開始時の説明にも少し書かれていますが、史実ではすでにこの時、ガダルカナル島に上陸した日本陸軍は 「陸上決戦」 に敗退して壊滅、ガダルカナル島の奪還作戦は失敗しています。
さて、この戦いは・・・ かなり楽勝のステージです!
敵の数よりもこちらの数の方がかなり多いので、普通に戦えば負けることはありません。
史実でもこの戦いは日本軍が優勢でした。

敵の進軍は遅いので、遭遇する場所はマップ中央を過ぎて、さらにしばらく進んだ辺りです。
艦載機が飛んできますので、中央を過ぎた辺りから戦闘機による防衛線を作って敵の航空機の襲来に備えてください。

敵艦隊には空母が2隻いますが、艦船は駆逐艦が中心で、戦艦は一隻のみ。 それほど強力な訳ではありません。
艦載機の攻撃でダメージを受けなければ問題はないでしょう。
敵の司令部のある島までいかなくても、艦隊を殲滅すれば敵軍は撤退するはずです。
敵は例によって、3部隊以下になると撤退します。

ここは楽勝ですが、次からは辛い戦いが続きます。
ここは早期クリアして資金を少しでも貯めておきましょう!
勝利すれば 「MAP13 ニューギニア航空戦」 に進みます。
撤収した場合は 「MAP14 ブーゲンビル強襲作戦」 となります。

@航空機技術:弾帯式給弾装置
ここにある1マスの島
A潜水艦技術:GEMA装置搭載
ここにある1マスの島
B航空機技術:着艦フックの装備
ここにある1マスの島
(ないとの報告を頂きました)
(場所が少しズレているかも…?)

MAP 13 ニューギニア航空戦
第二艦隊 プレイヤー
第十一航空艦隊 日本軍・友軍 24部隊 航空部隊
第5航空軍 アメリカ軍・攻撃目標 56部隊 航空部隊
ソロモン諸島航空隊 アメリカ軍・攻撃目標 39部隊 航空部隊
いよいよ米軍の圧倒的な物量に押される 「史実シナリオ」 らしいステージが始まります。
このステージはラバウルに駐留していた航空部隊と共に、ニューギニア島の東部、および周辺海域の敵部隊の撃破を狙う作戦で、史実では 「い号作戦」 と呼ばれていました。
マップは・・・ ちょっと画像が見にくいですが・・・
自軍はマップ上部中央のラバウルに配置します。
友軍のラバウル航空隊もすぐ近くから出発し、マップ左中央のニューギニア島方面に向かいます。
アメリカ軍は右側のガダルカナル島、左側のニューギニア島の双方からやってきます。

このステージでは敵軍に空母がいません。
これは、史実の 「南太平洋海戦」 で、アメリカ軍の空母が全滅していたのを再現しているようですが・・・
しかし、名前に 「航空戦」 と付いている通り、圧倒的な数の戦闘機・爆撃機が飛来してきます!
こちらも相手に負けないだけの戦闘機を用意しておきましょう!
敵の艦船は少数しかいないので、艦攻はいりません。
戦艦を数隻出しておけば、艦砲射撃で十分対応できます。
また、防衛戦になるので、対空砲である 「八八式高射砲」 が活躍します!
ブリーフィング時にこれを多数生産しておいてください!
「長身砲化」 などの対空砲用の改造技術があるなら、これも施しておきましょう。
最初に配置できる部隊数は 42 部隊のみです。
よって、残りは開始後に追加配置していくことになります。
このステージで考えられる作戦は2通りあります。
1つは友軍のラバウル航空隊と共に、左下のニューギニア方面に向かう戦い方。
ラバウルの航空隊は結構善戦してくれるので、これと一緒に戦うことで、赤の米軍機との戦闘を有利に運ぶことが出来ます。
しかし、黄色の敵機がラバウルの司令部方面にやってくるので、ここの守りが薄くなります。
もう1つは、全部隊をラバウル(司令部付近)に集中させて、敵が来るのを迎え撃つ戦い方。
これだと友軍は途中で赤の敵機に壊滅させられますが、戦闘機の 「壁」 を作りやすく、対空砲も活用しやすくなります。
また、敵機は全て艦載機ではないので、前に出ないことで相手の燃料切れも誘えます。
ただ 「待ち」 の戦法なので、遊兵(戦闘に参加していない部隊)はやや多めになります。
どちらの方法を取るにせよ、司令部周辺には 「八八式高射砲」 を並べて、進攻してくる敵航空機を狙い撃ちしましょう!
戦闘機で壁を作り、その内側に高射砲を並べて、進攻してくる敵を迎撃していきます。
「攻められる側」 の史実ルートでは、この高射砲が役立ちます。

このステージから 「F4Uコルセア」 「P-38 ライトニング」 「P-39 エアラコブラ」 「P-40 ウォーホーク」 といった新型米軍機が登場してきます。
零戦だと苦戦するので、損害が大きい部隊はすぐ空港に戻して補充をした方がいいでしょう。

(防衛戦では対空砲が活躍!)
相手の戦闘機がほぼ壊滅し、残った爆撃機を倒せば、大量の敵軍も底を尽きます。
そうしたら、いよいよ進撃開始です。
敵軍は双方、3部隊以下になると撤退しますが、ニューギニア(マップ左の島)には対空砲があり、ガダルカナル島(黄色の司令部の島)でも輸送船と上陸部隊が生産されるので、この双方に進攻していかないと敵は撤退しません。
でも・・・ ここから先の史実ルートのステージは、勝利するとすべて、最終面である 「MAP30 號作戦」 に進んでしまいます。
つまり、勝つと 「終わり」 になるので・・・ 普通に次のステージに向かうなら、敗退(撤収命令)をしなければなりません。
史実ルートは負けるシナリオなので、勝つと終わってしまうみたいですね・・・ (^^;;
と言うわけで、史実ルートの各ステージをプレイしたいならここは 「撤収」 することになります。
でも、撤収する場合でも出来るだけ経験値は稼いでおきましょう。
勝つと最終ステージ 「MAP30 號作戦」 に移動します。
敗退(撤収)すると、「MAP14 ブーゲンビル強襲作戦」 に進みます。

MAP 14 ブーゲンビル強襲作戦
第十一航空艦隊 プレイヤー
第十一航空艦隊 日本軍・友軍 18部隊 航空部隊
第5航空軍 アメリカ軍・攻撃目標 51部隊 航空部隊
第50任務部隊 アメリカ軍・攻撃目標 53部隊 機動艦隊(空母を含む艦隊)
再び 「ラバウル航空隊」 のステージです。
ラバウルとガダルカナル島の間に位置する島 「ブーゲンビル島」 にアメリカ軍が進出し、それをラバウルの航空隊が妨害するシナリオです。
史実では 「ろ号作戦」 と呼ばれていました。
史実ではこの作戦の前に、日本海軍の 「山本 五十六」 大将が移動中に輸送機を撃墜されて戦死しており、敗戦ムードが漂っていました。
この戦いを最後に、日本軍はラバウルから撤退することになります。
前のステージ(ニューギニア航空戦)と同じ地域が戦場なので、マップ構成は似たような感じなのですが・・・
今回は自軍の配置場所がマップの真ん中にあります。
前のステージは配置場所の上側が 「外周」 だったので、その部分に戦闘機の 「壁」 を作る必要がなかったのですが、今回は中央に位置しているので、全方向に壁を作る必要があります。

さらに、戦艦と空母を多数含む赤のアメリカ艦隊が迫ってくるので、艦攻・艦爆も必要になります。
もちろん、航空機も前のステージと同じぐらい飛んできますから、対空防衛もしっかりしなくてはなりません。
友軍の数も減っており、辛い戦いとなるステージです。
防衛線を維持するために補充が必要になりますから、ブリーフィング時に資金を使いすぎないようにして下さい。
最低でも1万以上は残しておきましょう。
前のステージと同じく 「八八式高射砲」 が役立ちますから、必ず配備しておきましょう。
開始時に配置できる部隊数は 53、残りは開始後に追加配置します。
赤の艦隊は配置場所のすぐ近くにいるので、1ターン目から戦闘になります!
すぐ防衛線が作れるような形にしておいて下さい。
まずは赤の艦載機が大量に飛んでくるので、その迎撃にあたりましょう。
高射砲を並べていれば損害は抑えられるはずです。
同時に敵艦隊もやってきますが、敵の戦闘機が多いうちは艦攻はヘタに攻撃に行かない方がいいかもしれません。
ある程度引き付けてから出撃した方が、多少艦船から砲撃を受けますが、損害は少なくなります。
戦艦の艦砲射撃が頼りになるので、大和などを配置して、射程が長く、前の方にいる敵艦から優先的に狙いましょう。
とにかくここは、守り重視です!

(よりどりみどり ^^;)
赤の敵航空機が終わっても、さらに黄色の航空機がやってきます。
ただ、そのうちの約半数は爆撃機なので、最初の戦闘機の攻撃さえ耐えられれば、その後はこちらの戦闘機で反撃に出ることが出来るはず。
疲弊した部隊の補充と追加配置で戦闘機の 「壁」 を維持しましょう!
敵の部隊を壊滅させられたら、進攻してくる敵の歩兵や輸送艦などを叩きに向かいます。
敵軍はどちらも、残り3部隊以下になると撤退します。
ただ、このステージは勝利すると最終面に行ってしまうので、史実ルートの各ステージを最後まで進みたいなら、敗北(撤収)しなければなりません。
もし撤収するのであれば、ダメージが大きくならないうちに撤収してしまいましょう。

少なくとも、ダメージを受けた部隊の補充などをして、貴重な資金を減らすのは得策とは言えません。
経験値も稼ぎたいところですが、状況を見て判断しましょう。
勝利すると、最終ステージ 「MAP30 號作戦」 に移動します。
敗退(撤収)すると、「MAP17 レイテ沖海戦」 に進みます。

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