Fire Captain 2 再出動要請 ファイアーキャプテン1と2の相違

このページでは、新作 「ファイアーキャプテン2」 と、前作 「ファイアーキャプテン1」 の違いについて説明しています。
ファイアーキャプテン1と2は、ゲームシステムにほとんど違いはありません。
どのぐらい同じかと言うと・・・ 説明書がほとんどそのまんま同じ、というぐらい変わりません。(^^;;
(よって、ファイアーキャプテンの基本システムについてはファイアーキャプテン1のものをご覧下さい)
つまりファイアーキャプテン2は、「ファイアーキャプテンの追加シナリオ」 と言ってもいいかも知れません。
ですが、難易度をはじめ、いくつかの異なる点もあります。
解らないと少し困ってしまうものもあるので、このページで解説しておきましょう。

 【 難易度の相違 】
ファイアーキャプテン1と2の最も大きな違い、それは難易度です!
基本的に、ファイアーキャプテン2は、ファイアーキャプテン1の経験者向けの難度・構成となっています。
例えば、ファイアーキャプテン1では各ステージが進むにつれて新しい災害やユニットが少しずつ登場し、それに対する対応を段階的に学んでいく事が出来ました。
しかしファイアーキャプテン2では、すでに1をやっている事を前提としているためか、多くの災害・ユニットが序盤のステージから一気に登場します!
そのため、ファイアーキャプテン2の難度は1よりも高めになっています。
1をオールクリアした人でも十分楽しむ事が出来る難度である一方で、2から初めてプレイする人にとってはやや辛い難度であるでしょう。

ですから私的には、ファイアーキャプテンを初めてプレイする人は、1から始めるのをお勧めします。
ゲーム内容はほとんど変わりませんから、1からプレイする事で、ゲームを段階的に楽しむ事ができ、2も含めて多くの  シナリオをプレイする事も出来ます。

(ファイアーキャプテン2は難度高め!)
一応、このサイトでは2からプレイしても大丈夫なように各ページで解説を行っていますが・・・
やはり、1からの方が無難ですね。

 【 火を全部消さなくてもクリア!? 】
ファイアーキャプテン2では、各ステージにある任務を全て達成する事で、ステージクリアするようになりました。
つまり、必ずしも全ての火を消す必要はありません!
これはゲームの攻略の大きな違いにも繋がっています。
ファイアーキャプテン1では最終的に全ての火災を鎮火する必要があるため、別の任務があっても、火災現場には何人かの消防士を残しておき、延焼を防いだり鎮火させておいた方がいいケースがほとんどでした。
しかしファイアーキャプテン2では、全ての任務を達成すればクリアとなるため、任務で鎮火させる事が必ずしも必要ない火災はほっといて、どんどん次の任務に向かった方が良いケースが多くなっています。
加えてファイアーキャプテン2は、時間的な余裕もファイアーキャプテン1よりもありません。
まあ、クリア後の評価には 「火災の規模」 もあるので、高評価を狙うなら延焼を防ぐ事も大切な訳ですが・・・
火災への対応は、ケースバイケースで行っていきましょう。

 【 「治療」 後の行動の変化 】
些細な変化ですが・・・ でも、ゲームの攻略の上では大きな変化です。
ファイアーキャプテン1では 「治療」 した民間人は、その場で立ち上がる 「だけ」 だったので、付いて来させるにはさらに話しかける必要がありました。
しかしファイアーキャプテン2では治療した人は、そのまま治療した 救急救命士について来ます。
これのおかげでたくさんの民間人が倒れていても、救助しやすくなりました! どんどん治療して付いて来て貰いましょう!
ファイアーキャプテン2では治療の必要性が前より高まっているためうれしい変更点です。
なお、すでに立っている民間人に話しかけたか、倒れている人を担いだ時は、そのまま救急車(および避難場所)に自動で向かいますが、ファイアーキャプテンでは救助完了後、自動で元の現場に戻るようになりました。
これは逆に、ちょっと困った変更点です。 なぜなら救助が終わった現場には、すでに行く必要がない場合がほとんどだからです。
前は救助が終わると待機になったので 「?」 マークで行動が終わったのが解ったのですが、今回はそれがわからないため、救助の命令を出したユニットには注意しておいて下さい。
(自分で救急車に向かう命令を出しておけば、自動で現場に戻る事はないので活用しましょう)

 【 バックドラフトのドアに注意 】
密室で起きた火災によって発生する恐ろしい爆炎現象 「バックドラフト」。
このバックドラフトの発生が非常に多いのがファイアーキャプテン2の特徴です!
しかし、ファイアーキャプテン2ではバックドラフトの起こるドアをあらかじめ確認しやすくなりました。
ドアの下部の方に黄色いモヤのようなものが付いていれば、そのドアを開けるとバックドラフトが発生します!
これは前作も同様だったのですが、前作はこの黄色い煙が確認し辛かったので、よく解らないケースも多くありました。
しかし今回は解りやすくなっているので、画面の回転・ズームなどを使って、ヤバそうなドアは必ずチェックしましょう。
ドアを 「破壊」 して開ければバックドラフトは防げます。
ファイアーキャプテン2では早い段階ですぐバックドラフト状態になってしまう部屋が多いので、あらかじめドアを開けてバックドラフトを防ぐという対処法は限界があります。
ドアを開ける前にはよく注意して下さい!

 【 その他の細部の違い 】
他の細部の違いについても掲載しておきましょう。
まず、「はしご車」 の操作。
はしごを伸ばすのは以前と同じく、伸ばしたい窓を選択すればいいのですが、そのはしごを使って消防士が昇降する時は窓を選択するのではなく、はしごをクリックするようになっています。
行き先をクリックしてもうまくはしごを使ってくれない場合が多いので、はしごを選んで昇降させて下さい。

また、今回は消火剤によって補給のスピードが大幅に違い、水は補給が早いですが、油火災用の消火剤などは満タンまで補給するのに時間がかかります。

基本的には、ファイアーキャプテンの1と2は、システムはほぼ同じです。
ただ、より多彩な災害に対処しなければなりません。
また、今回も各ステージには特殊な消防車両や航空機などが登場します。
前作には登場しなかった消防車のもあるので、この点も前作との違いと言えますね!